2月は会場と自分の都合がうまく合わずに、急遽2月3日の節分に行うことになりました。告知したのが5日前くらいだったので、集まったのは総勢9人です。でも9人も集まったのは素晴らしいです。
四元素の魔法の薬 Zaubertrank der vier Elemente
(説明 20分 プレイ時間 50分)
シュテフェンシュピールのグラフィックが綺麗なゲーム。初の2人プレイだと思います。セットコレクションですが、同種を揃えるのがやたらと難しく、それなら2人でやればもっと揃って楽しめるのでは、と以前から思っていたので持ち込んだのです。2人でも同種4枚を集めるのはかなり難しく、また最後のタイルが取られるまでプレイするので点差がほとんど開かず、抑揚のない淡々とした展開が続きます。
結果:トミー 96、自分 92
スパン Span (渋 Shibumi より)
(プレイ時間 各3-5分)
昔遊んで、もう遊ばないだろうと思っていたゲームです。「渋」のコネクションゲームとしては一番シンプルなのですが、先手必勝で手が狭すぎます。今回は、なんとかこのゲームを遊べるものにしようという物好きな試みです。最初の2戦は通常通り遊びましたが、3戦目以降はパイルールを導入してみました。パイルールとして先手が選べるのは対称性を無視すると4箇所あります。中央だと先手が打ったのと変わらないのですが、辺に沿って打つか角に打つかで3箇所な訳です。これらすべてにおいて、後手がほぼ勝利するということがわかりました。これだとパイルールが機能しませんね。もしかして6x6とかくらいだったら機能するかもしれませんが、それだったら「スポネクト」や「アクロン」を遊んだ方が良いですね。
結果
1戦目:自分* 勝利、土井 敗北
2戦目:土井* 勝利、自分 敗北
3戦目:自分* 勝利、土井 敗北
4戦目:自分 勝利、土井* 敗北
5戦目:土井 勝利、自分* 敗北
6戦目:自分 勝利、土井* 敗北
7戦目:土井 勝利、自分* 敗北
8戦目:自分 勝利、土井* 敗北
スポネクト Sponnect (渋 Shibumi より)
(プレイ時間 各5-10分)
おそらく「渋」のなかでは1、2を争う完成度の高さだと思われる「スポネクト」です。あらかじめ中央に5つの中立のボールが置かれているので、端からしか置けません。そしてパスができるのも特徴です。今回は土井さんに2敗しました。
結果
1戦目:土井* 勝利、自分 敗北
2戦目:土井 勝利、自分* 敗北
頭脳絶好調デュエル Einfach Genial: Das Duell (頭脳絶好調 Einfach Genial より)
(プレイ時間 各20-30分)
前回はルールを間違えており、なにかルールが違うのではということに気を取られてちゃんと遊べなかったゲームです。ようやく正しいルールで遊ぶことができました。
この「デュエル」ルールが大きく違うのは、平均的に取るのではなく、過半数の色で相手との差分で勝つ、ということです。また、タイル交換のルールも大きく異なり、最低点の色がないときに、手札のタイルをすべて捨てられるのではなく、最高点の9点に達している色が含まれたタイルのみ任意に捨てられるのです。相手との差分を常に意識して僅差で勝つのが良いと思います。大きく自分が有利であれば9点狙って連続手番を得るのも良いですが、この「絶好調」宣言はそこまで強くないかもしれません。
結果
1戦目:風来の道化師 4、自分 2
2戦目:自分 3(3-5-9)、風来の道化師 3(2-9-9)
3戦目:土井 3(2-4-5)、自分 3(1-2-9)
ブルー ラグーン Blue Lagoon
(説明 10分 プレイ時間 90分)
ほとんどアブストラクトゲームだといえる「ブルーラグーン」です。茶色のコマは一切取らずに同色を4つ集めること、それに幾つかの島のマジョリティー争いに絡んで過半数を獲得することを意識して進めました。これが功を奏して、初めて満足がいく勝ち方ができました。2018年とは思えない、90年代的ドイツゲームです。敢えて言えば、得点の種類が多少多いところなどが21世紀的なのかもしれません。
結果:自分 183、土井 152、風来の道化師 146、とけい 118
ブルー Blue
(プレイ時間 30分)
飛び入りで参加してくれたちるどさんとinoさんと一緒に3人で遊べる「ブルー」です。シンプルなタイル配置ですが、相手をブロックしたりと面白い要素もあります。キングメイクができてしまうのが欠点ですが、手軽に遊ぶには良いと思います。
結果:ちるど(白) 81、自分(青) 71、ino(灰) 62
空手トマト Karate Tomate
5人で息抜きに「空手トマト」を2回遊びました。アブストラクトではないです。初めての方も多かったのですが、楽しんでもらえたようで良かったです。最近ほとんど必ずこのゲームを遊んでいる気がします。同時出しのゲームとしては群を抜く面白さではないでしょうか。
結果
1戦目:自分 12(2)、風来の道化師 8(1)、ちるど 5(1)、とけい 4(2)、ino 10(0脱落)
2戦目:ino 13(2)、風来の道化師 6(5)、とけい 6(2)、自分 2(4)、ちるど 5(0脱落)
ツタンカーメン Tutanchamun (アミーゴ販)
(プレイ時間 35分)
5人でできるアブストラクトゲームということで「ツタンカーメン」を遊びました。今回は、最後尾からどのタイルをスキップするかを選びながら、そして相手のタイルを奪う効力をうまく使いながらぎりぎりでマジョリティーを取り得点を稼いで行きました。果敢に最後のマスに行ってワイルドである三角タイルを持っていたプレイヤーもいたのですが、それが効力を発揮する前に自分が逃げ切って終了させてしまいました。このゲームは実は色々な勝ち方があるような気がします。5人以上の多人数アブストラクトなら「ツタンカーメン」か「フォーラムロマナム」が良いですね。
結果:自分 0、風来の道化師 3、とけい 4、ino 6、ちるど 10
このあとは、「頭脳絶好調(インジーニアス)」をやったことがないという3人と風来の道化師さんで「頭脳絶好調」が遊ばれていました。準アブストラクトとして、遊んで欲しいゲームの1つです。熱い戦いだったようで気が付いたらもう23時でした。2次会は無しで終了です。次回は3月2日です。
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