ディアシュピール 2018.12.29

年末に数人で集まって、ディアシュピールでクニツィア会をやりました。まさのぶさんとしのさんが作ったクニツィハンドレッ度というクニツィア度を計るサイトがあり、クニツィア度をあげたいというリクエストで幾つか持ってきました。



カーン オブ カーンズ Khan of Khans (アークライト版)
(説明 20分 プレイ時間 25分)
KhanOfKhans20181229.JPGアークライトの日本語版は初めて遊びます。各カーンの特殊能力が結構細かいので、日本語版の方がプレイしやすいです。今回は以下の3つの能力が使われました。

セイタカリャマ乗り:使った柵タイルの下に1枚確保できる
バイソン乗り:2枚目の部族の代議士を引いても捨てる捕獲カードは最も大きい1枚だけ。
インパラの民:柵を使うたびに、3つのデッキの一番上をめくって1枚を選べるという能力を使う権利が生まれる。

インパラの民が強そうだと思ったのですが、この能力が発動されると2つのデッキの一番上のカードがわかってしまうので、それが悪いカードの場合は、そのデッキだけが最後までめくられずに残ってしまうという展開になるのがなんだかなあと思いました。前回2回よりは楽しめました。ある程度悪いカードが出たデッキを覚えておけば、それなりに楽しめます。10デッキもあるので、すべて覚えるのは難しすぎると思いますが。

結果:自分(セイタカリャマ乗り) 670、まここ(バイソン乗り) 540、フクシマ(インパラの民) 410



ケルト スパイラル Keltis: Das Orakel
(プレイ時間 50分)
KeltisDasOrakel20181229.JPGケルトシリーズでは好きな方にはいる「ケルトスパイラル」です。後発だけあって色々と工夫されており、一本道でうまく色の絡み具合を表しています。願いの石は2個で諦めて、その代わりコボルトで15点ボーナス、そして巫女を積極的に利用して先行します。ゲーム終了のボーナスで追いつかれると思っていましたが、1点差で逃げ切り勝利。やっぱり良いゲームですね。

結果:自分 89、まここ 88、フクシマ 84



ブルー ラグーン Blue Lagoon
(説明 10分 プレイ時間 100分)
BlueLagoon20181229-1.JPG今年出た90年代的クニツィアゲーム。「砂漠を越えて」「原子の生活」をベースに「オロンゴ」のような連結要素、「バベルの塔」や「長江」を思わせるセットコレクションを加えた完全情報ゲームです。今回が2回目。前回は4人でしたが今回は3人です。前半で自分とまここさんが対立して争っている間に、フクシマさんが様々な島でのマジョリティーを獲得し、前半終了時で圧倒的1位。後半もそのまま逃げ切って206点と2位3位に30点以上の差で勝利しました。90年代のようなシビアなドイツゲームを求めている人にはおすすめです。

結果:フクシマ 206(112+94)、まここ 174(103+71)、自分 170(79+91)



イージーカム イージーゴー Easy Come, Easy Go
(プレイ時間 10分)
EasyComeEasyGo20181229.JPGこのあとは、ときどき持ち歩いている短時間ゲーム3点セット(イージーカムイージーゴー、ダブルオアナッシング、数独ダイスゲーム)をすべて遊びました。まずはダイスゲームのイージーカムイージーゴーからです。アウトオブザボックスから出版されていたシンプルなダイスゲームです。ダイスの出目での条件が書かれたカードを3枚獲得して、次の手番まで誰からも奪われなければ勝利です。お互いにカードを取り合って最後は収束に向かいます。まここさんの勝利。

結果;まここ 勝利、フクシマ、自分



ダブル オア ナッシング Double or Nothing (ピアトニク版)
(プレイ時間 15分)
DoubleOrNothing20181229.JPG3点セットの2つ目は「ダブルオアナッシング」です。このゲームは一時非常によく遊んだゲームで、この手のリスクテイク&バーストのゲームとしては非常に優れていると思います。個人バーストと全員バーストがあるのが特長です。ダブルオアナッシングを何度かはやらないとおそらく勝てないのですが、そのためには降りずにリスクを取って残り続けなければなりません。そうこうしているうちに全員バーストが起こったりして、それならば降りておけばよかったということになるわけです。まず1回4人で。その後、2戦目はメンバーズオンリーのあとで、やはり4人で遊びました。

結果
1戦目:まここ 79、フクシマ 69、自分 52
2戦目:自分 35、ミロ 34、usalapbit 23、まここ 15



数独 ダイスゲーム Sudoku: Das Würfelspiel
(プレイ時間 15分)
SudokuDasWurfelspiel20181229.JPG3点セットの3つ目は数独ダイスゲームです。1−6までの数独ボードを使い、毎回振った4つのダイスを置いていきます。必ず縦列か横列かボックスにすべてのダイスを置かなければならず、置かないダイスは振り直します。こうして置いたダイスの数と完成させた縦横列やボックスの数だけチップを減らします。久し振りに遊んだ気がします。今度は数独カードゲームも遊んでみようかな。

結果:ふくしま 0(勝利)、自分 2、まここ 4



帝国 Imperium (古代ローマの新しいゲーム Neue Spiele im Alten Rom ニューゲームズオーダー版 より)
(プレイ時間 15分)
Imperium20181229.JPGここからミロさんも参加して、usalapbitさんが来るまでの短時間ゲームということで、久し振りに「古代ローマの新しいゲーム」から「帝国」を遊びました。8ラウンド制の通常ゲームです。4人の場合はどの地域でも4人目は得点できませんが、そのルールを最後は忘れてしまっていたので、少し結果が違うかもしれません。序盤と終盤の両方にバランスよく置いていたまここさんの勝利。

結果:まここ 22、自分 20、ミロ 18、ふくしま 18



メンバーズ オンリー Members Only
(プレイ時間 45分)
MembersOnly20181229.JPGusalapbitさんも加わって、ディアシュピールに常備してある「メンバーズオンリー」を遊びました。それぞれの種類のカードが全体で何枚あるかを推理して賭けるというゲームです。手札のカードは1枚しか破棄できないので、あまり大胆なことはできませんが、出す順番によってうまく相手を欺いていきます。前半は慎重にあまり外さずにうまくいったのですが、思ったよりもゲームが早く終わってしまい(3ディールだけでした)、先行していたまここさんに追いつけず。でもまここさんは気持ちがよかったみたいです。

結果:まここ 27、自分 20、usalapbit 16、ミロ 8



空手トマト Karate Tomate
KarateTomate20181229.JPG最後は前日に引き続き「空手トマト」です。前日は3人でしたが、この日は4人プレイ。4人だと自分がトマトを出してもまだ戦いは続くので、4人の方が面白いかもしれません。同時出しの「アタック」とも言えるこのゲームは、賞品カードも得点のトロフィー、最も少ないと足切りで負けてしまうナイフ、カードが補充できるトマトという3種類がうまく絡み合っており、鋭いゲームだと思います。2回遊んで3位と2位でした。いやー、難しい。

結果
1戦目:ミロ 14(4)、まここ 13(4)、自分 9(8)、usalapbit 14(1脱落)
2戦目:usalapit 13(3)、自分 10(5)、まここ 8(4)、ミロ 13(2脱落)

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