六火亭の主催者であるかーんさんの呼びかけで、ボードゲームのオープン会の主催者・副主催者が集まって遊ぼうというボードゲーム会主催者の会が行われました。こんなに主催者っていたのかと思うほど、近年はボードゲーム会が非常に多くなっています。自分は、シネマアミーゴボードゲームナイトの副主催として、また土嚢の会(これは半クローズですが)の主催として出席しました。参加フォームを冊子にした各ゲーム会や参加者の一覧が配られましたが、掲載されている62のゲーム会のうち、参加したことある会は17ありました。最も古いのは、なかよし村とゲームの木の1982年、次がJAGAの1986年でしたが、51のゲーム会は2010年代以降創立(そのうち32のゲーム会は2015年以降創立)と最近の活発さが際立っています。
特に自己紹介というものはなく、適当に持ってきたゲームを遊ぶという普通のオープン会でした。自己紹介はかなり時間を取るので省いても良いと思いますが、もっと色々な人が混ざるような仕掛け(例えば同じプレイヤーと続けて遊ぶことを禁じるとか)があっても良かったのではと思います。
古今南北 Kokon Namboku
まずは、JAGAの小林さんと一緒に「古今東西(いわゆる山手線ゲーム)」にタブーワードが加わった「古今南北」を何ラウンドか遊びました。それぞれのトピックに対して、全員が極秘裏にタブーワードを書きます。そのあと、そのトピックに対する答えを順に言っていきますが、誰かが選んだタブーワードを選んでしまうとアウトです。都道府県名、世界の首都名、4画の漢字、などのトピックがありました。写真は4画の漢字の回答用紙。
結果:不明
黄河と長江 Yellow & Yangtze
(説明 25分 プレイ時間 60分)
「黄河と長江」は2日前に続き2回目です。今回は黄金のモニュメントが建つかもしれない、そして前回とは異なった展開になるかもしれない、という期待を裏切らず、かなり異なった展開になりました。赤のタイルが序盤から結構置かれて、戦争が何度かありました。そしてボードの片隅に黄金のモニュメントも建てられました。だれもこのモニュメントを壊すことはせず、最後まで誰かしらが恩恵に預かっていました。
結果:よし 6−6−7−10、まー 6−6−7−10、自分 5−6−8−8、のぶのすけ 5−5−6−9
モダンアート Modern Art (CMON版)
(説明 20分 プレイ時間 35分)
続いて、持ち込みゲームの「モダンアート」です。初プレイのプレイヤーもいましたが、この余計なものを削ぎ落としたピュアな面白さをわかってくれて非常に嬉しいです。前回はLevelで遊んで散々だったのですが、今回は相場にそこまでの狂いはなく、うまくのし上がって勝利しました。もっと競りゲームは遊ばれてほしいものです。
結果:自分 450、ひつじ 332、Urey 311、よし 245、のぶのすけ 187
ブルームーン Blue Moon
(説明 20分 プレイ時間 20分)
以前から「ブルームーン」を遊んでみたいと言っていた谷町さんと、ようやく遊ぶ機会を持つことができました。基本セットに含まれているヴァルカ対ホークスで、単一種族デッキです。ブルームーンは初めてのプレイヤーに説明するのが難しいゲームのひとつです。この手のTCG、LCG全般に言えると思いますが、手番でのフェイズ、手順、ルールが多いのです。また、相手がTCG経験者かどうかによって教える方針も変わります。自分は、目的(ドラゴンの綱引き)、4種類のカードとプレイする場所、手番の進行、といった順に進めていますが、これが一番わかりやすい教え方なのかはわかりません。
谷町さんに教えながらまず1戦、そのあと来た他のプレイヤーに教えながら谷町さんとのマッチを見ていました。
結果:自分(ホークス) 4x、谷町(ヴァルカ) 0
ロストシティ Lost Cities
(プレイ時間 40分くらい)
続けて、のぶのすけさんと「ロストシティ」を遊びました。1ディールだけの予定でしたが、初戦で48対94で負けたのが悔しくて、結局3ディールをやってしまいました。やっぱり面白い。一応ペア戦デッキを持ってきたのですが、シングル戦も良いものですね。でも今度はペア戦をやりたい。
結果:自分 171(48+37+86)、のぶのすけ 120(94−31+57)
バベルの塔 Der Turmbau zu Babel
(説明 10分 プレイ時間 50分)
自分の持ち込みゲームです。5人プレイはタイミングが難しいのですが、色々なところでうまく絡んで、高い決算でトップを取れました。建設中止が結構あって、そのせいか拒否点も結構稼ぐことができました。さらにボーナスのディスクも合わせてなんと92点! これは記録かもしれません。
結果:自分 92、ぜんじ 76、ウヴェマメ 74、あまとう 63、タケル 63
タントニー Tantony
(説明 5分 プレイ時間 45分)
一番好きなトリックテイクのひとつ、「タントニー」です。Shun.さんと自分は経験者。シンプルなルールながら悩ましいゲームで、エースが30点、キングが25点、というルールが活きています。1ディール目は2ディール目への準備でスートを固め、また3ディール目でばらばらになる、というこの手札の散らばりが面白いです。最後のトリックは取った札を交換するのでは、と聞かれましたが、そういえばそんなルールもあったかもしれませんね。まあなくても良い気がしますが。
結果:Shun.&自分 241、さむす&笹親父 181
ノーティス Notice
(プレイ時間 30分)
初プレイだと思っていたら既視感があるのであとで見てみたらプレイしたことがありました。さらにここでレポートも書いています。自分ともう1人のトリック獲得数を予想するというゲームで、草場さんのお気に入りのようです。3人なので6ディール戦。序盤は有利に進めていたものの、途中で大きく外してしまい最下位に終わりました。
結果:Shun. 24、草場 24、自分 20
カリバ Kariba (ヘルベチク版)
最近気に入っている「カリバ」です。小さな箱になってだいぶ遊ぶ機会が増えました。ルールも簡単でなかなか良いゲームだと思います。2回目には上級ルールを始めて遊びました。カードが3枚公開されており、補充はこの3枚からでも山札からでも良いというものです、補充後に公開されたカードを3枚にします。たったこれだけで、随分とゲームの深みが増した気がします。この上級ルールはいままで見過ごしていたものだったので、ルールを見て遊ぶことを提案してくれたプレイヤーには感謝です。
結果
1戦目:のぶのすけ 12、Shun. 12、Kotton 6、草場 6、自分 6
2戦目:草場 13、自分 12、のぶのすけ 11、Shun. 10、Kotton 2
ブードゥー プリンス Voodoo Prince
(プレイ時間 2ディール25分)
最後はあまり時間がないなかで「ブードゥープリンス」を2ディールだけ遊びました。今度は時間があるときに、きちんと5ディール戦をしたものです。
結果:Shun. 19、のぶのすけ 16、草場 16、自分 13、Kotton 4
終了後は近くで2次会で、こちらでやっといろいろな人と話ができました。お互いの主催している会のことを話したり、単純に今日遊んだゲームや好きなゲームの話をしたりと、楽しいひとときでした。最後は草場さんが挨拶をし、こんなに多くのゲーム会が生まれていることを非常に喜んでいました。主催のかーんさんにはまたぜひ来年もやってほしいものです。本人は無理だと言っていますが。
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