ディアシュピール 2018.08.10

ロストシティ Lost Cities
(プレイ時間 15分)
LostCities20180810.JPGみんなが集まるまで、まここさんと「ロストシティ」を遊びました。まここさんは確か初プレイだったと思います。終わるタイミングが非常に大切なゲームなので、最初からうまくプレイするのは難しいと思います。自分は各スートの高い数字だけという、やりづらい手札でした。捨てるわけにもいかないので5色全てを出すという暴挙にでて、そのうち1色で8枚ボーナスを狙い、あとは低得点やマイナスでも良いや、という作戦です。結果として、3スートでマイナス点、4スート目もプラス1点でしたが、残りの1スートで無事に8枚ボーナスも得てこのスートだけで74点。差し引き59点でした。まここさんは4スートを展開し3スートがプラスでしたが合計34点。時間があれば3ディール戦をやりたいところですが、今日はここまで。

結果:自分 59、まここ 34



黄河と長江 Yellow & Yangtze
(説明 25分 プレイ時間 70分)
Yellow&Yangtze20180810.JPGこの日の主菜です。「チグリスユーフラテス」をヘックスボードにしたゲームですが、かなり大きなルール変更が加えられています。財宝は1つの独立した色となって、指導者が4色から5色に増えました。またモニュメントは単色で計9個もあり、あらたに建設可能な場所が出来ると移動します。戦争(いわゆる外部戦争)の処理が簡単になり、全プレイヤーが参加して赤タイルで争います。剥がされるのは赤タイルだけですが、勝った側もはがされて差分の数しか残らないので、かなり感覚が異なります。黒タイルはチグリスユーフラテスでいうところの赤タイルに当たります。ボード上から戦争で除去されるのは赤タイルだけですが、青タイルを2枚使って任意のタイルを除去したりと、特殊能力も増えています。

戦争で得られる点数が1点だけと低いので、モニュメントが大切になります。今回は赤のタイルが序盤から中盤にはあまり出回らなかったのか、外部戦争は全く起こらずに、ひたすらモニュメントの争いになりました。青タイルの特殊能力(タイル除去)はほとんど使われず、また緑タイルの特殊能力(モニュメント移動)はまったく使われませんでした。これらも慣れてくれば、そして状況によっては使われるようになるのかもしれません。黄色のモニュメント(つまりどんな色にでもなる財宝モニュメント)が建つところが見たかったのですが、それは叶わず。思えばこの黄色のモニュメントは「チグリスユーフラテス」のジグラット拡張に近いですね。

かなりプレイ感覚は異なるものの、これはこれで面白そうなのでしばらく遊びたいです。

結果:シミーズ 7−7−8−9、自分 6−6−6−7、まここ 5−5−6−13、ハラペコ 4−6−7−7



ハーフパイント ヒーローズ Half-Pint Heroes
(説明 25分 プレイ時間 65分)
HalfPintHeroes20180810.JPGトリックテイクを遊ぼうということになりましたが、なかなか合意に達しません。自分は初めてならタントニーが良いのではと思いましたが、却下されました。結局、トリックテイクではないけれども、それに似た雰囲気があるという「ハーフパイントヒーローズ」を遊びました。グラフィックから、てっきりフリーゼのデザインだと思っていたら違うようです。

場の公開された共有のカードと手札でポーカーハンドを作っていくテキサスホールデムみたいなゲームです。面白いのは進行はトリックテイクのように1巡だけ。ただし役に関係しているカードしか出せないので、ツーペアやスリーオブアカインドは4枚、3枚しか出さないことになります。手札をあまり使わなければ、最後にみんなが終わった後に1枚だけ出して勝つことができてしまいます。

このゲームでは、各自が何回勝負に勝てるかをビッドするのです。そして他の誰かデビッドを達成できなそうな人を予測します。この予測は根拠がほとんどないので、システムとしては今ひとつな気がします。高い役ができても2回に分けたほうが良いことが多いので、そのあたりも今ひとつダイナミックさに欠けます。あと10ディールはちょっと長すぎ。

結果: まここ 400、自分 300、ハラペコ 270、シミーズ 230

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