我が黄金のヴェッテラウ Meine Goldene Wetterau
(説明 5分 プレイ時間 10分)
これまで4人、3人で遊びましたが、どうも2人の方が先が読めて面白いのでは、と考えて今回2人プレイを試しました。今回は黄色の面です。予想通り、2人だと共通のハイカーコマを誘導する楽しさがあって良いと思います。うまくコース取りをするのが大切ですね。
結果:自分 20、一味 17
ビッグ ファイブ Big Five (クワークルトラベル版 Qwirkle 使用)
(プレイ時間 50分)
「ビッグファイブ」は好きなゲームの1つなのですが、難点としてはテーブルスペースをかなり取ることです。ミニユーロサイズのカードを使っているのですが、それでも時々カードを全体にずらさなくてはならないことがあります。それを解消するべく考えたのが、クゥワークルのトラベル版を利用することです。ただしタイル構成が異なる(ビッグファイブは5x5x4ですが、クゥワークルは6x6x3)ので、このトラベル版が2組必要になります。そこからオレンジと正方形をすべて取り除き、他のタイルを2枚ずつ取り除けば、ビッグファイブトラベル版の完成です。取り除くのはどの色でもどのシンボルでも良いのですが、一番わかりやすくなるように、赤と黄色とオレンジという同系色からオレンジを抜き、ダイアモンド(斜めの正方形)と正位置の正方形から、正位置の正方形を抜きました。
プレイアビリティーは上々で、今回は2人だったので、5段のタイルを10並べて50枚ずつ。補充はその右から、パスして手札から捨てる時には左側に置く、というようにしました。相手と自分がどれくらいの差なのかがわかりやすく、またタイルが正方形で幾何学模様なので、かえって分かりやすかったです。一味さんはクゥワークルは遊んだことがあるそうですが、ビッグファイブは初めてとのこと。点数計算がないので楽だ、と言っていました。2ディール遊んで1勝1敗ですが、得失点差で一味さんの勝利。
結果:一味 −1、自分 −13
ここで「ザ・マインド」を1回だけお試しプレイ。4人でレベル2までクリアしました。そしてこの日のメインゲームとなる「グラバー」です。
グラバー Glover
(説明 10分 プレイ時間 70分)
東京ドイツゲーム賞の第2回大賞受賞作。交渉ゲームです。各プレイヤーはそれぞれ異なる単一色のキューブしか生産できず、異なるキューブを揃えることによって勝利点を買ったり特殊能力を得たりするので、様々な色のキューブを交渉で手に入れることになります。交渉の前に交渉カードを1枚伏せて自分の前に置きます。このカードには相手に一切与えない、倍の数のキューブを手に入れる、相手に余分に与える、など色々な効果があり、それによって信頼度が上下します。信頼度が上がらないと勝利点を買えないのですが、信頼度を上げようとすると交渉では自分の得になりづらいという面白さがあります。4人プレイだったので全5ラウンドでしたがちょうど良い長さだと思いました。各ラウンドで順に1回交渉します。
毎回、異なる能力のタイルの組み合わせを選ぶことができ、今回は「戸惑う印鑑」を選びました。
自分は初っ端から「完全詐欺」をプレイして信用度を落としました。その印象を引きずって、誰も信用してくれないという展開が続き、かなりつらかったです。キューブを貯めておいて後で勝利点にすれば良いとも思ったのですが、ゲームの序盤であればあるほど、追加の勝利点が入るのです。ウサギさんが場のタイルを色々と獲得して有利に見えましたが、逆にタイルを獲得していないことを利用して交渉を幾つか成立させたりと、交渉ゲームならではの面白さがあります。
結果:一味 56、ウサギ 49、名人 43、自分 39
為替裏取引 Pan tu nie stał! Cinkciarz
(プレイ時間 20分)
最後は「マネー」のポーランド版です。特徴としては10のコインの他に20のコインもあり、それら3枚をセットにするとボーナスが付くという点です。これまでの「マネー」に慣れていると、ちょっとコインの価値が高すぎる気がしますが、それがわかっているプレイヤー間ならば、問題はあまりないでしょう。絵柄もわかりやすく、変なインサイダージョークが入っていないので好感が持てます。一味さんが見事に2種類を程よく集めて勝利。
結果:一味 710、ウサギ 670、自分 540、名人 500
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