横浜・中山の浜logで4種類ほど遊んだ後、東京・高田馬場のなかよし村で行われたラプラス大会に参加しました。
ヘックメック Heckmeck am Bratwurmeck + 追加の虫 Extrawurm
(説明 5分 プレイ時間 30分)
空いていたミヨさんをさそって、ヘックメック拡張入りを遊びました。拡張入りの2人プレイは結構久しぶりです。序盤こそ五分五分の展開でしたが、こちらはバーストを続け、そのあいだにミヨさんはどんどん得点を重ねていきました。赤い虫は取られず、青いニワトリや白の振り直しが重宝されていました。大差で大敗。
結果:ミヨ 20、自分 4
アキシオ Axio
(説明 5分 プレイ時間 55分)
続けて「アキシオ」です。5色しかないのですが、ひとりだけ終盤まで赤色が取れずに苦戦しました。ミヨさんがいち早くアキシオ宣言(18点獲得での連続手番)を行い、リードしていると思われたのですが、まーさんが終盤で追い上げての勝利。自分はなんとか赤を12点にするのが精一杯でした。
結果:まー 15−16−16−18−18、ミヨ 14−14−15−18−18、自分 12−14−14−14−18、りゅう 11−13−15−15−18
オロンゴ Orongo (修正版)
(説明 10分 プレイ時間 45分)
かなり久し振りに遊ぶ「オロンゴ」です。前からタイルや貝の形状などコンポーネントの不備が問題視されていました。この修正版ではタイルの縁を濃い緑色にしたので、ゲームボードとタイルの絵柄がまったく同じでタイルを置いたかわからない、という問題がある程度は解決されました。どうせならば、貝殻の形状も転がりにくいように変えれば良かったのではと思います。
それはさておき、今回は序盤からみんな邪魔し合う展開になり、取った山の地形が使えなくなったりと結構厳しかったです。その分、海岸線をめぐる争いはさほどありませんでした。結局タイルが60枚全部で尽くすという展開で、その可能性が見えてきたのでタイブレークに備えて貝を集めました。これが功を奏したのか、最後の競りが終わっても誰も最後のモアイを建てられず、自分と大麦さんのモアイの数が同じで、貝の数で勝利しました。
結果:自分 0(9)、大麦 0(1)、てと 2、くら 3
(数字は残りのモアイ数、カッコ内はタイブレークの貝の残数)
カリバ Kariba (ヘルベチク版)
(プレイ時間 各10分)
最後は余った時間で「カリバ」です。最近は短時間ゲームとしてこればかり遊んでいます。以前の「カリバ」より携帯性に格段に優れるので、気軽に持ち歩けるようになりました。手札がうまく揃わないとどうしょうもないのですが、それでも考えさせられるところがあります。今回も2ディールで終了。
結果
1戦目:てと 16、mizu 15、くら 8、自分 7
2戦目:くら 17、mizu 13、てと 11、自分 5
ここで浜logを去り、都内のなかよし村とゲームの木の第1842回例会に向かいます。「ラプラス(7x7のアッパーハンド)」の名人戦と称する世界大会なのです(主催者談)。
ラプラス Laplace
(プレイ時間 各15−30分)
「第1回ラプラス名人戦」に参加したのは8人です。総当たり戦なので、1人当たり7回対戦します。各対戦は、パイルール込みの1回勝負です。負けた方はあと何手ですべて置ききるかを数えて、それが勝者のプラス点、そして敗者のマイナス点になります。残った個数ではなく手数というのは面白いのですが、このときは2x2が相手の色でも置けます。そして必ず1つ余るので、たとえピラミッドが完成しても、プラスマイナス1点にはなるのです。
1戦目はさっそく最強の敵、ナグナツさんに当たってしまいました。もう少し慣れてから対ナグナツ戦をやりたかったというのが本音ですが、こればっかりは巡り合わせです。勝つというよりはいかに負けを少なくするかに集中したのですが、マイナス11。これが良いのか悪いのかはこの得点システムが初めてなのでわかりません。
2戦目から5戦目までは順調に7点以上で黒星を重ねていきます。そして迎えた6戦目は「ラプラス」の作者・製作者である大沼さんです。さすがに手強かったのですが、慎重に進めて、なんとか僅差の2点で勝利。
そして迎えた最終7戦目は、あのウボンゴ佐藤、カルカソンヌ佐藤、タイムボム佐藤、と幾つもの名を持つ佐藤さんが相手です。終始相手のペースに巻き込まれてしまい、妙な手を打ってしまったなあ、と感じたことがプレイ中に数回ありました。これはまずい。その予感は的中し、9点で大敗してしまいました。ナグナツさんに負けたことよりも悔しかったです。
予想通り、ナグナツさんが7勝0敗の全勝で優勝です。自分は6勝1敗に抑えたかったのですが、佐藤さんに負けてしまい5勝2敗。それでも2位でした。全体を見ると、最大得失点が13点、最小得失点が2点でした。また、パイルールでの初手が難しく、おそらく3−2か2−2の位置に置くのが均衡点だと思われますが、どうなのでしょうか。
結果
1戦目:ナグナツ 11、自分 −11
2戦目:自分 9、めぐろん −9
3戦目:自分 8、舟崎 −8
4戦目:自分 7、中沢 −7
5戦目:自分 8、鷲見 −8
6戦目:自分 2、大沼 −2
7戦目:佐藤 9、自分 −9
総合結果:5勝2敗、得失点+14 総合2位
支離滅裂 Krass Kariert
最後に余った時間で「支離滅裂」を遊びました。このゲーム、嫌いではないのですが、どうも3枚取らせる特殊カードが今ひとつ乱暴なのではという気がします。でもファミリーゲームなので、これくらいで良いのかもしれません。基本的なアイディアは面白いですね。
結果:不明
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