ゲームカフェぶんぶん 2018.05.11

久し振りに2人でのゲーム会です。今回のゲームマーケットで手に入れた「クアン」「ギア11」「ガブル」や、3月のゲームマーケット大阪で手に入れた「唐草」「市松」「七宝」を遊びました。初めて「ボードゲームパス」を使ってドリンクが割引になりました。気になるのはどうしてpathなんだろうっていうことです。passのミススペリングかと思ったのですが、調べてもわかりませんでした。



唐草 Karakusa
(説明 10分 プレイ時間 各10分)
Karakusa20180511.JPGボードの自分の側から唐草模様のタイルをできるだけ多く配置するゲームです。タイルはそれぞれ根元の方向があり、これまでのタイルにその根元を隣接させなければなりません。また、タイルには1−3の強さがあり、相手のより弱いタイルを上書きできます。これにより相手を分断するのです。最終的に、自分の側から繋がっているタイル数を競います。視認性が悪いのがネックですが、ゲームはなかなか面白かったです。

結果
1戦目:自分* 9、キノ 6
2戦目:自分 10、キノ* 8



市松 Ichimatsu
(プレイ時間 各10分)
Ichimatsu20180511.JPG2種類のタイルを共通のプールから交互に配置し、最終的に自分の色で連続する大きなエリアを競います。タイルは上書きできるのですが、半分にずれていても良いし直上でも良いので、1、2、4枚のタイルの上に置かれることになります。直上にプレイできてしまうので、相手の手番を簡単に無効化することができるのが問題だと思います。改良案としては4枚の上にしか配置できないとすれば良いのではないでしょううか。まだ試していないのですが、タイルは30枚なのでちょうどピラミッドが完成することになります。まあ「渋」の論理ですね。

結果
1戦目:キノ 10、自分* 6
2戦目:自分 15、キノ* 7



七宝 Shippou
(プレイ時間 20分)
Shippou20180511.JPG一度だけ遊んだことがある「七宝」です。自分の色を7個連続させれば良いのですが、これもタイルの置き方のルールが「市松」同様に緩いので、やはり4枚の上にしか配置できないとした方がゲームが引き締まるように思います。「オリオン」を思い起こさせます。

結果:自分* 勝利、キノ 敗北



クアン Kuan
(説明 5分 プレイ時間 各5−10分)
Kuan20180511.JPG先週の国際交流会で遊んだゲームです。やはり少々手が狭く、もう少しゲームとしてのデベロップが必要に感じました。特に四隅は一度置いたら確定してしまうので、四隅の色の組み合わせによってかなりどうしょうもない展開になります。

結果:
1戦目:キノ* 勝利、自分 敗北
2戦目:自分* 勝利、キノ 敗北
3戦目:キノ* 勝利、自分 敗北



牌取るバトル Battle for Tiles (ギア11 Gear 11 より)
(プレイ時間 5分)
BattleForMahjongTiles20180511.JPG「ギア11」の1番目のゲームです。バトルラインのようなゲームですが、得点となるタイルは裏向きに手番を使って出します。このように得点を自分の手札から出すゲームだと、うまく調節しないと手札を得点として出すのが不利なだけになります。この辺が調整不足に思えました。

結果:キノ* 4、自分 3



リミット11 Limit 11 (ギア11 Gear 11 より)
(プレイ時間 10分)
Limit11-20180511.JPG「ギア11」の2番目のゲームです。手札をちょうど11にするのが目的です。山から2枚引いてこっそり見てから1枚を表、1枚は裏のまま、中央に置くか、あるいは中央に置かれたタイルを1枚とるか、あるいは裏向きで取ったタイルを1枚表にするか、といった選択肢があります。3点先取でストレート負けでした。キノさんによれば、どうも手札の合計を6にしておくのがコツらしいです。

結果:キノ 3、自分* 0



プラマイ雀 Plus-Minus Mahjong (ギア11 Gear 11 より)
(プレイ時間 15分)
Plus-MinusMahjong20180511.JPG「ギア11」の3番目のゲームです。10枚だけで麻雀のようなゲームを行うという意欲的なデザインです。手札は2枚で、相手が捨てたタイルが自分の2枚の和か差になっていれば上がれます。得点制で25点先取です。自分は24点でキノさんはほぼ0点ということで圧倒的に勝っていたのですが、ここから逆転されて負けました。

結果:キノ* 29、自分 24



ブルームーン Blue Moon
(プレイ時間 40分)
単一種族総当たり戦の第74戦は、ホークス対ホークスです。ヴァルカほどではないにしても炎が強い同士ですが、大地も Hoax25 サポート「力の複写機 - 私のキャラクターカード1枚の大地の攻撃値が2倍になる」があり、大地3のキャラクターが3枚もいることから大地6などは割とたやすく出せます。また、回収アイコンがある4枚のカードも曲者で、特に Hoax05 キャラクター「辛辣シクラレサス」の3−3とHoax19 ブースター「戦闘ブーメラン」の2−2は使いやすく有益です。また Mutant105「ヴァル・ディス・ナル」は7以上での攻撃の時にしか出せないので、それを意識してプレイすると良いでしょう。

BlueMoon20180511-1.JPG1ディール目は Hoax12「変人デメゴダス - 私のサポートカードの攻撃値はすべて2倍になる」と Hoax29「この手番に、私はサポートカードを何枚でもプレイできる」で出した3枚のサポートで一気に大地16という攻撃が決まりました。デッキが尽きる終盤に少々もたついてしまい、最後はドラゴン1匹だけ(つまり2点)で終了。

BlueMoon20180511-2.JPG2ディール目は序盤から Hoax15「天文学者ケサーコパス - もし手番終了後に私の手札が9枚未満ならば、私は9枚になるように山札から補充できる」と、次の手番のHoax27「援軍招集 - 今、私は山札からカードを5枚補充できる」の組み合わせて、手札が一気に13枚に! これはデッキのほぼ半分です。

BlueMoon20180511-3.JPGさらに、Hoax29「閃き発動 - この手番に、私はサポートカードを何枚でもプレイできる」を使って Mutant105「ヴァル・ディス・ナル」のストップアイコンを無視してサポートを出し、Hoax25「力の複写機」でミュータントの攻撃力は2倍の8、さらに Hoax20 サポート「賢者の書」の3ー3も加えて相手のミュータント攻撃をミュータントで返します。なんと大地13とこれもかなり強烈でした。なんとかドラゴン2匹を引き寄せた状態で残りの手札を捨てて終了し、勝利です。

好きな種族のホークス対決で勝ててうれしいです。次はミミックス対決です。

結果
第74戦:自分(ホークス) 5(2+3)、キノ*(ホークス) 0(0+0)



ガブル Gaburu
(説明 5分 プレイ時間 20分)
Gaburu20180511.JPGバトルラインを模したゲームで、緑とピンクが鮮やかです。手札は3枚で1枚引いてその4枚から任意の列におきますが、相手からは見えないように立てておきます。列が5枚埋まったら公開して勝負するのですが、どこに何を置くかという根拠がほとんどないのが致命的な欠点です。また合計値だけの勝負で、裏でプロットするのに数字の強さを反転するタイルなどもあり、考えようがないです。バトルラインの役をすべてなくして合計値勝負とし、裏向きに伏せて遊ぶことを想像してみてください。たとえ決算された列が公開されて少しずつ他のタイルが分かると言っても、あまりにも根拠がなさすぎです。コンポーネントは素晴らしく、卵を恐竜から守るというテーマは良いと思うので残念です。

ルールにも不備が多く、後悔した結果7対7で同点の時はどちらもフラッグがもらえますが、そのとき卵が列にあったらどうするのでしょうか。今回は「負けてない」という解釈で卵があってもセーフ(即敗北ではない)としましたが、このあたりはちゃんと明記することが必要です。

結果:自分 2、キノ 1



ウルビーノ Urbino
(プレイ時間 25分)
Urbino20180511.JPG最後は面白さが安定している「ウルビーノ」で締めました。キノさんは久し振りらしく、プレイ感覚を忘れていると言っていました。途中までは自分が一方的でしたが、建築士をうまく動けないように持って行けずに後半は追い上げられました。それにしてもやはり良いゲームですね。

結果:自分 25、キノ 12

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