ヤポンブランド国際交流会 2018.05.04

ゲームマーケット前日は、ボードゲームギークのエリックとリンカーンに合流して新宿や秋葉原のゲームショップを巡ったあと、ヤポンブランド国際交流会に行きました。まずは、プロトタイプ「交響曲第九番」をエリックやリンカーンと一緒に遊び、あとはアブストラクトを遊びました。



交響曲第九番 Symphony No.9
SymphonyNo9-20180504.JPG6人の著名な音楽家のサポートをして得点を得るというゲームです。キューブをドラフトして、各音楽家に対する勢力を競います。結構ルールがややこしくて、タイルによる争いとキューブの争いがあり、そのあたりがいまひとつピンと来ませんでした。メインとなるのはアメンラー式の競りなのですが、それによって恩恵を受けられる音楽家が決まりますが、ほとんどコントロールが効かないので徒労に思えてしまいます。また、音楽家の年齢と栄枯衰勢がそれぞれ異なるのは良いのですが、煩雑さが増しているだけでゲーム性が上がっているようには思えませんでした。全体的にもう少しすっきりさせられるのではと思います。これがプロトタイプということですが、出版も決まっているようでギークにエントリーがあります。ルールがどうなるのかは気になるところです。

結果:リンカーン 46、エリック 44、デイビッド 40、自分 31



クアン Kuan
Kuan20180504.JPGオセロと5目並べを融合させたゲームです。とはいってもコマは両面ではなく、プレイヤーカラーもありません。目的は単一の色で5目をつくるか、あるいは相手プレイヤーの持ちコマをすべてなくすことで、後者の条件はギプフに似ています。どちらも赤と青を5個ずつ持ち、手番にはどこでも自由に1個置くだけです。それによりもう1つの色を挟んだら、挟まれたコマをすべて獲得し、相手はそこに挟んだコマと同じ色を置かなければなりません。つまり見かけや流れはオセロに似ているのですが、それを片面のコマで行うことで、別の面白さを生み出しているのです。面白くて3回も遊びました。7x7くらいでやってみたいものです。




オニタマ Onitama
Onitama20180504.JPG毎ゲーム、移動のルールのカードを無作為に5枚選び、各プレイヤーはそのうち2枚を受け取って自分の前に表向きに置き、1枚は脇に表向きに置いておきます。手番には手元の2枚のうちどちらかに従ってコマを動かし、脇によけたカードと使ったカードを交換します。こうして計5枚のカードがお互いのプレイヤーの間をいったりきたりするわけです。もくてきは相手の陣地に到達することです。まああまり新しいところはないゲームだと思いますが、カードのバラエティーが多いので組み合わせ次第では楽しめるかもしれません。

結果:自分 勝利、佐藤 敗北



プライム ナンバー ファイブ Prime Number Five
PrimeNumberFive20180504.JPGカードには2から11までの5種類の素数2つの積からなる4から121までの15種類の合成数が書かれています。各合成数は2枚ずつ計30枚あり、それぞれの裏はその合成数の約数になっているという構成です。つまり裏面は5種類の素数が6枚ずつあるというだけで、これをめくって神経衰弱をするのです。カード構成はなかなか面白いと思いました。もっと色々なゲームが出来る気がするし、3つ以上の素因数がある合成数を入れても面白いと思います。もしかしたら拡張セットになるのかもしれませんね。




途中で、マクベスさんやその友人と夕食を食べながら、購入したばかりの「クラベルトラベル」と「ノミのサーカス」を遊んだり、戻ってからはリンカーンと「ザマインド」を遊んだりと楽しく過ごしました。翌日はいよいよゲームマーケットです。

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