2月に引き続き、3度目の参加となる合宿です。往路はPHYさんのクルマに同乗させてもらい、復路は草場さんの車に乗せてもらいました。往路はまつださん、かえるさんと一緒でしたが、楽しくゲーム論議をしつつ、途中で美味しい鉄板焼きを食べに寄ったりと旅行気分を満喫して到着。今回は「しらかば2」というロッジが会場でした。
1日目は「ラー」から始まり、「百科審議官」で終わりました。「シトラス」が漸くきちんと遊べたのが一番の収穫です。
ラー Ra (ウインドライダーゲームズ版)
(説明 5分 プレイ時間 55分)
合宿最初のゲームは「ラー」です。持参したウンドラーダーゲームズ版は好評で、コンポーネントを見たいというプレイヤーに見せていたら、その流れで遊ぶことになりました。2ラウンド目では自分はかなり低い数字で苦しみ、3ラウンド目ではkgwさんが苦しんでいました。そして終わってみれば1点差でPHYさんの勝利。これは悔しい!
結果:PHY 47、自分 46、kgw 35、まつだ 24、あすまー 21
七王国の玉座 ウェスタロスの陰謀 Game of Thrones: Westeros Intrigue
(プレイ時間 25分)
「ペンギンパーティー」というよりは、その元になった「ペンギン」のリメイクと言えるゲームです。4色しかないのでそこまでブロックはできません。最後まで残るとペナルティー削減カード(1−3点)がもらえます。自分は全部出し切ったときもあり、有利に進められましたが、まつださんが得たペナルティー削減カードはなんと最高の3点。結果的に1点差という僅差でしたが、なんとか自分が勝ちました。4ディール目ではピラミッドが完成したように見えますが、黄色が邪魔をしていますね。4色でも完成は難しいのかもしれません。
結果:自分 1、まつだ 2、PHY 4、あすまー 6
美少女戦士セーラームーン カードゲーム マスカレイドバトル Sailor Moon Card Game: Masquerade Battle
(説明 20分 プレイ時間 各20−30分)
昔1回だけ遊んだことがある変則トリックテイクです。チーム戦ですが、どちらの軍勢に属しているのかは秘密です。カードには2つの数字が書かれており、また特殊カードも豊富で、結局最後までルールが今ひとつわかりませんでした。トリックテイクの隠れた名作と言われているようですが、ルールをきちんと把握すれば、もっと楽しめるのかもしれません。
結果
1戦目:自分、kgw、shadowflame 勝利
2戦目:自分、kgw、PHY 勝利
シトラス Citrus
(説明 25分 プレイ時間 85分)
以前途中で中断してしまってずっと心残りだった「シトラス」をようやく遊べました。アラーズのタイル配置ゲームです。得点方法は、フィンカ(農場)タイルの周囲で自分が置いたグループのタイル枚数によるマジョリティーによるものと、自分の置いたタイルを中立化させるときによるものがあります。つまり配置したタイルは2通りの働き方をするのです。
手番には1−4枚のタイルをドラフトして配置するか、盤上の自分のタイルを中立化させるか、の2択です。
タイルは別のボードにW字に12枚が並んでおり、そこから縦横自由に1列を獲得します。このときタイル枚数だけお金を支払います。配置はフィンカタイルに辺で接するところから新たに縦横につながったタイルのグループを作り自分のミープルを置いて所有権を示すか、あるいは既に所有するグループを拡張します。グループを構成するタイルはすべて同じ色でなければならず、またフィンカタイルから辺で接する4枚はすべて異なる色でなければなりません。フィンカタイルの周囲8枚がすべて埋まったらフィンカタイルを決算します。このときは周囲8枚に関するグループの枚数をプレイヤーごとに比べて、1位と2位に得点が入ります(タイフレンドリー)。
中立化は所有するグループのタイル枚数に加えて水のマークが得点になりますが、以降、このグループは誰のものでもなくなります。あとから同色を隣接させて乗っ取るのは可能なようです。ミープルをストックに戻し、このときにお金が得られます。手持ちのミープルが多いほど得られるお金も多いので、あまり多くのミープルを出したくないのですがなかなかそうもいきません。でもすぐに資金ショートになるので、定期的にミープルを出したり引っ込めたりしなければならないというマネージメントが必要なのです。
今回は自分が1番手でしたが、最初に同色のタイル3枚を縦に配置してフィンカ2つに接したのが強かったのか、以降もずっと有利に勝負を運ぶことができました。こういったタイル配置はかなり好みです。チグリスユーフラテスほどのダイナミックさはありませんが、色々な考えどころがあり良いゲームだと思います。ちょっと欲しくなってきました。リクエストに応えて持ち込んんで説明をしてくれたさくさんには感謝です。
結果:自分 83、リーマン 65、さく 64、さくや 53、せんせー 53
バトルライン Battle Line (ロランドリベンジ版)
(説明 10分 プレイ時間 30分)
バトルライン女王のさくやさんと遊ぼうと思って持ってきた新版です。初めてこの版についてきた拡張ルール Terrain Expansion で遊びました。このルールでは戦術カードを使わず、その代わりに9枚の土地に特殊能力があります。獲得すると2つ分になる土地や、数字の大小を逆転させる土地などのほか、戦術カードに似た能力がある土地もあります。これらにより、これまでのバトルラインとはかなり違ったプレイ感覚で、戸惑いますが、なかなか面白かったです。良いところまで行ったと思ったのですが、さくやさんの強さには敵いませんでした。ほかに、百年戦争バリアントというのもあり、土地カードをドラフトしていくみたいです。慣れたらこちらもやってみたい。
結果:さくや 勝利、自分 敗北
タージ マハル Tadsch Mahal (リオグランデ新版)
(説明 15分 プレイ時間 105分)
プラティニさんのリクエストで持ってきたゲームを4人で遊びました。3−5人のどの人数でも楽しめますが、4人が産物と宮殿のバランスが一番良いような気がします。2人が第1ラウンドから降りて3枚補充するという展開で、自分は首尾よく宮殿(灰色)を建てたものの、そのあとはしばらくカード不足に苦しみました。主な得点源は産物タイルで、2種類をかなり集めて最終的にはトップで終われました。失敗したところも多く、最後には再びカード不足になってしまいましたが、一度も象の特殊カードを取らずに象での勝負で渡り合えたのが勝因だと思います。2位は周囲をうまく宮殿でつなげていき、潤沢なカードで最後に点を伸ばしたぽんさんでした。
結果:自分 52、ぽん 45、たかりん 37、プラティニ 36
ザ マインド The Mind
(プレイ時間 各10−20分)
夜のゲームその1「ザ・マインド」です。静かな愛川ふれあい村のロッジでプレイすると、ひときわ精神が集中する気がします。3人で2ゲーム遊んだあと、4人でさらに2ゲーム。4人の方がおそらくカード枚数が多いので難しいと思いますが、レベル5を2回クリアしました。
結果
1戦目:レベル3クリア(プラティニ、たかりん、自分)
2戦目:レベル4クリア(プラティニ、たかりん、自分)
3戦目:レベル5クリア(プラティニ、たかりん、せんせー、自分)
4戦目:レベル5クリア(プラティニ、たかりん、坂元、自分)
百科審議官 Encyclopaedist
(プレイ時間 55分)
夜のゲームその2「百科審議官」です。蝶ネクタイとタイピンの違いなどに悩まされつつ、プラティニさんが1歩リードして勝利。今回は、坂元さんが「ポケットに入るもの」、プラティニさんが「4文字」、自分が「クニツィアに関係あるもの」というテーマでした。夜長にじっくり遊ぶのに最適ですね。
結果:プラティニ 7、坂元 6、自分 6
終了したのは3時15分。さて、寝ましょうか。
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