ゲームマーケット2018大阪 2018.04.01

CatalogueGM2018Osaka.JPG通算8回目となる関西地域でのゲームマーケットは、3年振りに神戸から大阪に場所を移しての開催です。会場となるインテックス大阪は港湾地区にある大阪地区最大の展示場で、アクセスも良くわかりやすい構造の建物でした。これからもここでゲームマーケットが行われるようになれば良いのではないかと思います。

SaienBooth20180401.JPG賽苑のnakiさんとhalさん、それにはらきりサーカスの風来の道化師さんと一緒に会場に到着。少しだけ賽苑のブースの手伝いをしたあとは、気ままに色々なブースを見て回ります。去年よりもだいぶ規模が大きくなり、久し振りに会う知人友人もいて、楽しく過ごせました。




ネコのマーチ The Marching Cats
MarchingCats20180401.JPG「ペアネコ」の続編となるカードゲームで、手軽な記憶ゲームです。基本的には神経衰弱(メモリー)なのですが、同じカードをめくることを目指すのではなく、異なるカードをめくり続けるのが目的です。異なるカードをめくり続けていれば何枚でもめくれます。でも同じカードをめくってしまう前に適度なタイミングで終わりにしなければなりません。面白いのは、獲得したカードで同じカードのペアが揃わないと得点にならないということです。「ペアネコ」同様に赤と青の恋猫は得点が高かったり王様猫には特別な要素があったりします。

このゲームで一番の肝は8枚ある音符カードです。これはめくっても獲得はできず、手番が終わったらその場で裏返さなければなりません。手番で音符チャレンジを宣言すると、これらの音符が1枚1点になります。ただし音符以外のカードをめくると失敗で、さらに失敗するか合計で規定の8点を取って勝利するまでチャレンジをし続けなければなりません。これによって終盤が一気に終わるという緊張感があり、だらけずによくできていると思います。

賽苑のデモプレイに参加しました。どうも欲張りすぎてカードが獲得できませんでした。




TalkShow20180401.JPGこのゲームマーケットの目玉の一つがフランスのゲームデザイナー、ブルーノフェドゥッティー初来日を記念した会談です。カナイセイジさんと林さん、それにフェドゥッティーの通訳の方と進行役の建部さんを加えての5人でのトークが楽しめました。「操り人形」が有名ですが、フェィドゥッティーによれば良いゲームに大切なのは運で、「操り人形」は運に恵まれた、とのこと。また影響を受けたゲームとして「コズミックエンカウンター」と「アベカエサル」をあげていたのが印象的でした。前者はわかるのですが、後者は意外でした。



マイン マイン Mine Mine!
MineMine20180401.JPGタナカマさんとブース巡りをしているうちに遊んだゲームです。見た目やプロット方法が「穴掘りモグラ」に似ています。3人専用の同時プロットのバッティングゲームで、5つのアクションを5手番で1枚ずつ選びます。他のプレイヤーと同じアクションを選ぶと何もできません。バッティングしてしまうとさらにバッティングしやすくなること、アクションの順番、いろいろと煩雑なルールなど問題点も多いと思います。またどうして3人専用にしてしまったのかは疑問が残ります。2−5人などとして3人推奨と書いておけば良いのではないでしょうか? 間口を狭くしているだけなのはもったいないですね。同時プロットのゲームは非常に多いので、もっと差別化が必要だと感じます。




リカーーーリング Recurrring
Recurrring20180401.JPG再び賽苑のブースに戻って「リカーーーリング大会」に参加しました。パートナーシップ(ペア戦)での優勝決定戦です。リカーーーリングはソフトパスのペア戦もなかなか面白く、おすすめです。

ゲームマーケット終了後は、骨折ゲームズのbone5さん、百科審議会の千石さん、カナイ製作所のカナイセイジさんなどと打ち上げに行きました。普段あまり話す機会がない方々と話せて、とても楽しい時間を過ごせました。このあと、風来の道化師さんと合流するまで、大塚さんと「ブルームーン」を2回遊びました。その後、風来の道化師さんは夜景を見ながら眠ってしまいました。


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翌日は1時頃の新幹線で東京に戻ります。風来の道化師さんにつきあってもらって、購入した「七宝」をプレイしました。



七宝 Shippou
Shippou20180402.JPG3色に塗り分けられたタイルを配置していき、自分の色が7つ繋がったら勝利というシンプルなゲームです。タイルは重ね置きができるのですが、このとき4枚のタイルの接点を中央にしてその上に置く方法と、1枚のタイルの直上に置く方法があります。重ねる段数に制限がないので、後者の配置で延々と消耗戦になってしまうのが問題です。前者の配置ルールだけでも良かったのではないでしょうか。土嚢の会でもう少しやってみます。

ここで風来の道化師さんともお別れです。さらば、大阪! また来年!



PurchaseGM2018Osaka.JPG購入したゲーム
The Mind
たぎる論理
Hungry
百科審議官
七宝
唐草
市松
九龍飲茶楼
カードゲーム入れ(黒)

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