電撃戦! 二十分第二次世界大戦 Blitzkrieg! 20 Minutes WWII
(説明 15分 プレイ時間 各20−25分)
シミーズさん持ち込みのパオロ・モリによるプリントアンドプレイのゲームです。一見ウォーゲームを思わせる雰囲気ですが、エリアマジョリティーや決算のタイミングを計るなど、ユーロゲームになっています。手札として正方形のチットのユニットがあり、海軍、陸軍、空軍(これは海と陸のどちらでも可能)といったユニットを該当する任意のマス(海か陸)に配置していきます。その結果、描かれたイベントで、相手のユニットを除去したり、手札枚数を増減したり、追加の強力なユニットを確保したり、といったことができます。5つの地域はそれぞれ2−3列に分けて埋まっていき、1列埋まるたびに決算があって、優勢ならば勝利点を獲得できます。この優勢かどうかを表すゲージは基本的にはおいたユニットの戦力で増減しますが、イベントでも増減するのがちょっと面白いですね。こうして13列中10列が決算されるとゲーム終了です。手軽で悪くないかもしれません。2ゲーム目では、シミーズさんがユニット切れで、自分の勝利。
結果
1戦目:シミーズ(枢軸) 22、自分(連合) 20
2戦目:自分(連合) 勝利(11)、シミーズ(枢軸) 敗北 (15)
エルドラド Wettlauf nach El Dorado
(プレイ時間 65分)
初めてエルドラドの2人プレイをしました。マップは上級の、大きな釜 Der Hexenkessel/The Cauldron を選択。2人プレイだとコマがプレイヤーあたり2個ずつあります。勝利するには2個ともゴールさせなければなりません。手番ではカードごとにそれぞれどちらかのコマに振り分けられるのが面白いです。2人プレイだと相手のカードを結構観察するようになりますね。終盤まで抜きつ抜かれつの接戦で、僅差で自分の勝利! 個人的には2人ゲームはかなり気に入りましたが、シミーズさんは3−4人の方が好みのようです。でも自分はまた2人プレイをしてみたい。
結果:自分* 勝利、シミーズ 敗北
双子の王子 Twin Princes
(説明 10分 プレイ時間 15分)
最後は同人ゲーム「双子の王子」です。場に並んだそれぞれの列で数比べをするという、ショッテントッテン系統のゲームです。1人が分配者となり、5枚のカードを1−4枚か2−3枚の2つに分けて、もう1人がどちらかを選びます。選ばれなかった方が、分配者のカードとなり、それぞれ4枚になるように絨毯カードを足します。これら4枚のカードを交互に配置していきます。配置できるのはシンボルが合致した列だけなので、たいていのカードは配置できる列が1−2列しかありません。絨毯カードは自分や相手のコマを移動できます(カードによってはコマのある列にしか置けないものがあります)。
分配のルールといい、カードを出せる列の制限といい、聞いたようなルールの組み合わせという感じですが、残念ながらそれらがうまく組み合わさっていません。絨毯カードは毎回3枚も出てきますが、コマを動かすことに意味がないことも多くて冗長に思えます。また細かいルールが多くてルールが整理されていないという印象です。とにかく有効手が少なくて選択肢があまりないゲームです。
結果:自分 16、シミーズ 16(引き分け)
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