この日は「ラー」「ローマの執政官(アークライト版)」を遊んだ後、念願のエルドラドを遊ぶことができました。
エルドラド Wettlauf nach El Dorado
(説明 15分 プレイ時間 各45−55分)
クニツィアの最新作です。まだ手に入れていないのですが、ディアシュピールに置いてあり、ルールを知っているRyoさんとUkinさんの説明で遊びました。クニツィアがついにデッキ構築に手を出したことになります。以前はデッキ構築やワーカープレイスメントなどは作らないと言っていたのですが、今回で彼なりのデッキ構築のゲームがデザインできたということなのかもしれません。自分はデッキ構築が好みではなく、ドミニオンも3回しか遊んだことがありません。システムは斬新ですが、インターアクションが薄く、煩雑なのであまり面白いとは思えないのです。
さて、このエルドラドはデッキ構築を基にしたレースゲームです。カードを使ってカードを買っていくか、あるいは自分のコマを進めてゴールを目指すのです。他にデッキ構築とレースの組み合わせはフラムルージュくらいしか知らないのですが、レースの部分で他人との絡み合いが出てくるのがなかなか良いです。
最初は8枚のデッキからスタート。手札は4枚です。これらを使ってカードに対応する地形に進んだり、カードを購入したりします。購入は手番に1枚まででただちに捨て札とします。捨て札がリシャッフルされるまでは使えないのです(この辺はドミニオンと同じか)。使わなかったカードは捨てることも次の手番にとっておくこともできます。カードは各3枚ずつしかなく、また購入できるのは常に6種類でどれかが売り切れないと他のカードが買えないという仕組みになっており、これはなかなか良いと思います。
今回試したのはSchangenpfad(蛇の小径:中級)と Sumpfgebiete(湿地:上級)というボードです。いろいろな組み合わせが提示されているのは良いと思いますが、セットアップは少々面倒です。自分はあまりカードを買わず、いわゆる圧縮もほとんどせずにゴールしました。2ゲーム目は上級者向けコースを選び、こちらの方が展開の幅が広くて面白かったです。
結果(Ryo、ヤマグチ、Ukin、自分の4人プレイ)
1戦目(Schlangenpfad/The Snake Trail):自分 勝利
2戦目(Sumpfgebiete/The Wetlands):Ryo 勝利
翌日の六火亭でも、再び遊んでしまいました。そのときはVerschlungene Wege/The Winding Path(曲がりくねった道:中級)を3人で遊んで勝利。
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