ダムかるた Dam Karuta
(プレイ時間 3分)
ダムかるたというダムマニアが作ったゲームがあります。1枚1枚が実際に存在する日本のダムの写真で、裏には高さや幅、貯水量、などの情報が書かれています。今回はその情報を使って戦う「ダムバトル」というゲームを遊びました。6枚ずつのダムカードを持ちますが、裏は見られません。毎回「高さ」や「年代」など戦いのテーマが与えられ、それに従って1枚カードを出し、同時に裏側を見て相手より強ければ勝ちというゲームです。トリビアをゲームにしたという感じですね。戦略的に遊びたいなら、戦いのテーマをあらかじめ6つ見て、自分の6枚を割り振ると良いのかもしれません。
結果:自分 4、キノ 2
ブルームーン Blue Moon
(プレイ時間 60分)
単一種族総当たり第61戦はピラー対ホークスです。数字の上では大地が少しだけ強いピラーと炎が少しだけ強いホークスですが、ピラーは Pillar01「プリマス・マジカス」の6−2やPillar02「デヴィアス・マキシマス」の2−6があるのに対し、ホークスはHoax01「陰鬱ウォガソラス」の5−1で大地の最高値はHoax05「辛辣シクラレサス」の3−3に過ぎません。ホークスの方が少しバランスが悪い印象があります。ブルームーンマスターズではホークス有利となっていましたが、果たしてどうなるでしょうか。
相手の手札を公開させる Pillar27「蝶偵察」や Pillar30「蝶配備」はできればホークスが Hoax15「天文学者ケサーコパス - もし手番終了後に私の手札が9枚未満ならば、私は9枚になるように山札から補充できる」や Hoax27「援軍召集 - 今、私は山札からカードを5枚補充できる」をプレイしたあとに出したいものです。ホークスはしばらく補充ができないので、完全に公開されたカードだけに対する戦略を練ることができます。さらにPillar13「カルダス・ニックス」で公開された中から捨てさせられれば素晴らしいです。
またイモムシブースターのうち1回はHoax28「敵軍魅了 - この手番に、あなたの特殊能力は無視される」で無視されてしまう可能性が高いので、小出しにするべきでしょう。やはりHoax26「頭脳流出」やHoax20「賢者の書」の3−3サポート、Hoax19「戦闘ブーメラン」の2−2回収アイコン付きブースターなどは強いです。
気をつけなければならないのはミュータント Mutant103「ペン・ドル・ニス - あなたの戦闘/サポートエリアに6枚以上のカードがあるときに限って、私はこのカードをプレイできる」です。ホークスはなかなか6枚にならないので出す機会が少なく、手札圧迫の要因になってしまいます。
1戦目、キノさん率いるホークスは Hoax15「天文学者ケサーコパス」と Hoax27「援軍召集」を連続で出して、手札13枚状態(最初の写真)。こちらとしては、Pillar27&30「蝶偵察/蝶配備」を出して手札を公開させたいのですが、終盤までこの2枚が来ずに、前半は少々苦戦しました。さらに最後はホークスが先に手札が尽きて、3匹のドラゴンを中央に残したままのギリギリ勝利。ミュータントは結局使えずに手札を圧迫したままでした。これで1対0。
調子がついての第2ディール。ミュータントを使うタイミングがあまりないことを学んだので使えるときに使ってしまいます。途中でなんとキャラクター切れになったりというミスもありましたが、4枚のイモムシと6枚の薬を武器に、今度はドラゴンを1匹獲得したままホークスのカードが尽きて終了。3対0となりました。
第3ディールでは、ようやくタイミングよく Pillar27「蝶偵察」が来て有利に進められました。最後にはホークスの手札が尽きてドラゴン1匹勝ちで2点。これで5対0で勝利です。終わってみれば、3ディールを通してドラゴンはたった2匹しか引き寄せていないという接戦でした。この組み合わせはかなり面白いと思います。次回はこの逆で自分がホークスなので楽しみです。
結果
第61戦:自分(ピラー) 5(1+2+2)、キノ(ホークス) 0(0+0+0)
タック Tak
(プレイ時間 各10−20分)
チーパスから出版されたというアブストラクトゲーム。スタックしたコマを使ったコネクションゲームです。5x5が基本らしいので5x5で遊びました。目的は任意の対辺を自分のスタックで連結することです。このとき斜めは数えません。
手番には新たに空きマスにコマを置くか、自分のスタック(自分のコマが一番上のスタック)を動かします。移動は直線ですが、途中に任意の数のコマをスタックの下から残していって良いという自由度の高さがこのゲームの特徴です。さらにコマは垂直に立てて壁としても置けます。壁は上からコマを置かれることはありませんが、連結のコマには数えないという防御専門のコマです。さらに壁だけど連結に数えるというポーンのような形のコマもあり、これが通ると他の壁が崩せます。
自由度が高過ぎて作戦の立てようがないのですが、それを補うために壁やポーンのルールを入れたのだと思います。コネクション系もスタックのゲームも好きなのですが、このゲームにはあまり魅力を感じませんでした。やはり自由過ぎるからかもしれません。
結果
1戦目:自分* 勝利、キノ 敗北
2戦目:キノ* 勝利、自分 敗北
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