ゲームマーケットの翌日は、東中野のディアシュピールで、エリックと一緒にボードゲームギークによる日本のゲーム紹介ビデオを撮りました。開店時刻を11時と勘違いしてしまい、エリック一家と13時まで喫茶店で「ザ・ゲーム・エクストリーム」を遊んで時間を潰してから、いよいよビデオ撮影開始です。「三角ごいた」など、4−5タイトルのビデオを撮りました。なかでも韓国のピースクラフトのゲームは、ルールは日本語がしっかりあるのにタイトルのハングル文字がデフォルメされすぎていて、韓国語に詳しいかんちょーさんも3文字目がわからないとのこと。これは困ったと思っていたら、カードの裏に漢字で「突進少女」という文字があり、これがタイトルでした。解決!
このあと焼き鳥が食べてみたいというリクエストに応えて、近くで早めの夕食をとり、その後はエリックと別れて再びディアシュピールに戻り、幾つかゲームを遊びました。
最上川 Mogamigawa
(プレイ時間 50分)
どの船が進むかを見極めて、進みそうな船により多く自分のコマを乗せるゲームです。場には船が5隻並んでおり、その下に5枚のカードが並んでいます。この5枚を順に1枚ずつ取り、1枚余ったところでそのカードの列にある船が動くのです。さらにそのカードに描かれたシンボルや数字に対応する船や、あらかじめ公開されたカードに描かれたシンボルや数字に対応する船も動きます。カードにはシンボルと数字がすべてが一致し、さらに列も一致すれば、最大5マス進むというわけです。
手番ではカードを場から取ったあとは、さらに山札から2枚取るか、あるいはカードを好きなだけプレイして船に自分のコマを乗せるかのどちらかができます。コマを乗せるときには船の数字と同数のシンボルか数字がコストになります。そしてシンボルや数字は船に描かれたシンボルと合致していなければなりません。さらにすでに進んだ船には追加でコストがかかります。
船が到着すると船に書かれた数字と自分のコマ数の積が得点になります。そしてコマが最多だと船カードをボーナスとしてもらえます。この船カードはゲーム終了時にボーナスになります。
根本となるメカニクスは悪くないのですが、船に乗せるコマとシンボル別の得点を表す3つのコマが共用だということで、「エルカバレロ」みたいな不自然さがあります。それでも、なかなか面白いと思います。ただ、ゲーム終盤はもう到着が不可能ということがわかってしまい、ちょっとダレてしまいますね。
結果:shimamuw 18、折口 18、yas-o 15、自分 13
アン ギャルド En Garde (ニューゲームズオーダー版)
(プレイ時間 30分)
アンギャルドを遊んだのは久し振りです。れいさんはアンギャルドは初めてだったのですが、前進攻撃がある上級ルールであそびました。追い詰められたり、追い詰めたと思ったらやられたりと、たった25枚の数字のカードだけで展開のバリエーションが多くて非常に面白いです。こういうのを見るとクニツィアはやはりすごいと思ってしまいます。途中で逆転されましたが、最後はなんとか1点さで勝ち切りました。
結果:自分 5、れい 4
ラー Ra (アレア版)
(プレイ時間 45分)
遊びに来ていた方を誘って、ディアシュピールに置かれていたアレア版の「ラー」を遊びました。アレア版なので袋もなく、裏面にして広げて遊ぶスタイルができます。3人だとモニュメントも揃えやすくて楽しいので最初は3人が良いのではないかと思います。今回はビッドに使う太陽チップの値が2−3ラウンドと低すぎたのが最大の敗因です。「ラー」ももっと定期的に遊びたいゲームですね。
結果:さわだ 47、ぱらど 40、自分 32
カッツェンジャマーブルース Katenjammer Blues (ゴルトジーバー版)
(プレイ時間 25分)
3人であまり時間がないので、続けて「カッツェンジャマーブルース」を遊ぶことになりました。1人加わって4人になり、4人でのカッツェンジャマーは久しくやってないので少し不安でしたが、4人でも結構遊べました。ただ参加してくれた方のゲームに対する感性が良かったからだと思います。やはり初めての時は2−3人がおすすめです。ジョーカーの枚数が肝になるゲームですが、終盤に、ジョーカー最多ではないと踏んで一気に得点化して8点を獲得。その読みが当たって勝利しました。非常に痺れるゲームです。
結果:自分 8、ぱらど 5、さわだ 0、きうち −1
おまけ:翌日、エリック一家と江ノ島と鎌倉を観光したときに、大仏の前で「クリベルンKribbeln」という新作のダイスゲームを2回遊びました。なかなか面白い。
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