高尾ボードゲーム会 2016.04.23

アイスクール Ice Cool
(説明 10分 プレイ時間 30分)
IceCool20170423.JPGダルマのように下に重心があるペンギンコマを弾いて鬼ごっこをするゲームです。順番に1人が鬼になり、他のプレイヤーは捕まらないようにボードの間をくぐり抜けて、得点を得ます。このボードの間はペンギンが横向きでないと通らないようになっているのが難しいですね。さらに弾きかたによってかなりカーブさせたり、うまくやればひと弾きでボードを一周することもできます。ちょっとコツが必要ですが、なかなか面白い。

結果:はた 25、自分 23、フジマキ 20、ミニイズナ 9



クリスマスの12日間 12 Days of Christmas
(説明 5分 プレイ時間 35分)
12DaysOfChristmas20170423.JPG大富豪の亜流。カード構成は数字が枚数なのですが、弱いカード(数値が大きいカード)に対する救済策がありません。枚数を出しても数値が高いもののほうが勝てるのです。最後は自分のカードが最強でないと上がれないので、結局低いカードがないとダメです。結果、あまりに手札運が大きく、このあたりがこのゲームが今ひとつ完成されていないところだと思います。

結果:自分 4、イズナ 3、フジマキ 2、フォルテ 2、ミニイズナ 1、たっくん 0、はた 0



ハリウッド Traumfabrik
(プレイ時間 55分)
Traumfabrik20170423.JPGちょっと久し振りに遊ぶ「ハリウッド」です。3人プレイは初めてかもしれません。3人だと出てくるタイルが16枚少ないので、少し運の要素が高まりますが、ひとりあたり競り落とせる回数が多く、作れる映画の数も多くなるのでなかなか楽しいです。自分は豪華1点主義で最高の映画「紳士は金髪がお好き」を作り、これだけで41点を稼ぎましたが、クニツィアタイル(マイナス1点)を競り落としてB級映画を大量生産したはたさんが勝利。3人でも十分面白いです。

結果:はた 98、自分 84、イズナ 83



マトリョーシカ Matryoshka
(説明 10分 プレイ時間 25分)
Matryoshka20170423.JPG可愛らしいマトリョーシカの描かれたカードが各スート1-7の7枚ずつあります。目的はスート別での長いシークエンスや同じ数字のカードを集めることです。手番には他のプレイヤーに対してカードを提示します。他のプレイヤーはその提示されたカードと交換にあげても良いカードを裏向きにして出します。手番プレイヤーはそれらをこっそりと見てから、必ず誰かと交換するのです。自分の前にカードをさらしたりと色々ルールがありますが、基本的にはこの交換を繰り返してシークエンスや同数字の得点を競います。悪くはありませんがインパクトには欠けます。ただ今回ルールミスで手札が少なかったので、きちんとしたルールで遊べば印象は異なるかもしれません。

結果:自分 41、イズナ 27、はた 24



フィジー Fiji
(説明 10分 プレイ時間 25分)
Fiji20170423.JPGフリーゼがデザインした宝石を同時にビッドするバッティンゲームです。場には最終的にどの色の宝石が多ければ(あるいは少なければ)勝利なのかがカードで示されます。これはタイブレークが3つもあり、場合によっては最後のタイブレークまでもつれ込むこともあります。そして、今回の宝石の交換条件がやはりカードで決められます。これらはペアになっており、1枚が条件を(ある色の宝石のビッドが多いか、あるいは少ないか)、そしてもう1枚がその条件を1人だけが満たした時に得られる宝石の組み合わせを示します。ビッドした宝石は場に捨てるので、ちょっと変則的な交換です。また1人だけが条件を満たすというのが肝で、2人以上だと効果を発動しません。このあたりがバッティングの要素というわけです。

かなりマニア向けのゲームで、なかなか難しいです。黄色の宝石を最も多くビッドしたら黄色を4つもらえるという場合、増やしたい時はどうすれば良いのか、そして減らしたい時は、というように悩みは尽きません。少々バッティングが多過ぎてなにも起こらないことが多いのがちょっともったいない気もしますが、ゲームとしての読み合いはかなり楽しめました。

結果:自分 8、たっくん 7、フジマキ 5、はた 2



ビンジョー コウジョー Piggyback Factory
(説明 20分 プレイ時間 80分)
PiggybackFactory20170423.JPGゲームマーケット大賞になった噂のゲーム「ビンジョーコウジョー」です。各自、個人ボードに工場の生産ラインをつくり、それがうまく受注したものと合致すれば収入です。この受注はデッキからのめくり運なので、他のプレイヤーが受注した時にそれに便乗することができます。ただし手番外なので収入は低いです(タイルにあらかじめ書いてあります)。一度生産ラインを受注に使ってしまうと、次に生産可能になるまで一定時間待たなければなりません。また労働者タイルを生産ラインに使っていると、これを再び獲得しなければならず、あまり便乗ばかりしていても効率が悪いのです。後半にはアクションを使って収入を得点化していき、60点を超えたら勝利です。

生産ラインで結構緻密な計画を要求されるのですが、受注はめくりの運です。その運要素に対抗するべく、だんだんと生産ラインを増やしたり、受注の時にめくる枚数を多くしたりというあたりが「テーベの東」っぽいと思います。ゲーム中盤以降まで誰も資金を得点化していませんでしたが、自分は一番先に得点化して、受注でめくれるタイルを多くしました。そのまま逃げ切って勝利。また遊んでみたい。

結果:自分 60、イズナ 42、フジマキ 30、武井 15



オーレ! Olé!
(プレイ時間 35分)
Ole20170423.JPG登戸や高尾ゲーム会でよく遊ばれている「オーレ」です。カードを出し切れるのであれば、高い数値のカードを持っていた方が良いのですが、そうでないならばゲームが終わるまでに高い数値のカードは処理したい、というのがこのゲームの本質だという気がします。この辺りが、2次元のランク(数値と色)の面白さをちょっと殺している感じです。カードはすべて1失点でも良いのではないでしょうか? あとパスの時に取らなければならない5点チップですが、パスなら脱落(つまり残りの手札のカードはすべて失点になる)でも良いかもね。と、遊ぶたびに色々とルールを変えてみたくなるゲームです。

結果:たっくん 31、武井 69、イズナ 81、はた 84、自分 85、フォルテ 95、フジマキ 110



このあと、たっくんと「ヤバラス」「マナラス」「六目並べ」「ポウ!」を遊びました。最後の「ポウ!」は残念ながら、時間切れ。次回は持参して遊べなかった「コンテナ」を遊びたいですね。

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