フラムルージュ Flamme Rouge
(説明 20分 プレイ時間 各30分)
自転車レースをモチーフにしたゲームです。各自2台の自転車(ルーラーとスプリンター)を担当し、どちらかが1位でゴールすれば勝利です。それぞれについて15枚のカードからなるデッキがあり、カードの数値で進みます。このカードの数値が2つのデッキで異なり、2台の自転車を特徴付けています。
手番はなく、同時プロットでゲームは進みます。プレイヤーはそれぞれのデッキから4枚のカードを引き、1枚を選びます、残りの3枚は捨て札です。両方のデッキから選んだら公開して、先頭の自転車から進みます。自分の自転車のすぐ前が空きマスで、2マス前に別の自転車がいるとスリップストリームで前に進みます。これを後ろの自転車から処理していくので、うまく連鎖すると何マスもスリップストリームで進むことになります。反対に、自分の前の2マスに自転車がいないと、体力消耗カードという数値の低いカードをデッキに入れなければなりません。そう、これは一種のデッキビルディングゲームなのです。使ったカードはゲームから除外し、デッキが尽きたら使わないで捨てたカードをリシャッフルするので、どのタイミングでどの数字を使うかはよく考えなければなりません。またコースの途中には上り坂や下り坂があり、これによってカードの数値が制限されてしまいます。
同時プロットなので、どんどんゲームは進んでいきます。コースを変えて2回遊びました。コースの準備が結構大変ですが、ゲームはなかなか面白かったです。タロ吉さん、シミーズさんとの3人プレイ。1ゲーム目では高い数値のカードを出し渋りすぎて、シミーズさんにスパートをかけられてしまいましたが、最後はタロ吉さんの勝利。この反省から、2ゲーム目ではどんどん高い数値を出して相手を引き離し、逃げ切りを図ります。でも最後の最後でカードが2ばかりになってしまい失速。スパートをかけるタイミングが難しいですね。
結果
1戦目:タロ吉 勝利
2戦目:シミーズ 勝利
ドクムス Dokmus
(説明 15分 プレイ時間 50分)
8枚の正方形のボードで得点を争います。手番では自分のコマを繋がるように3つ置けるのですが、そのときに特殊能力でボードを回転させたり移動させたりということができるのです。こうしてうまく遺跡や神殿を確保していくことが目的です。特殊能力は「操り人形」のように5種類の能力カードを見て選んで次の人に回すという方式です。
なるべく多くのタイルの神殿にコマを置きたいので、特殊能力を使って効率良くコマを配置するのですが、これが面白いかと言われると、どうも展開に起伏がなくていまひとつでした。「ペンタゴ」を多人数ユーロゲームにしたという感じです。
結果:シミーズ 66、タロ吉 58、燃素 56、自分 47
クアドルム Quadrum
カード24枚を使ったパターンマッチングの完全情報ゲームです。カードは4隅に3種のシンボルのいずれかが描かれています。最初にこれらのカードを12枚ずつ表向きに配ってゲーム開始。手番には辺に接するようにパターンを合わせていくだけです。その結果、2辺に接するように置けるところができたら、そこにも合致するタイルを置くことができます。この連鎖をうまく作って最初に置き切ったほうが勝ちです。
ちゃんと考えようと思うと結構悩むと思います。カジュアルに遊ぶには悪くないでしょう。
結果:自分 勝利、タロ吉 敗北
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