くるりんパニック Looping Louie
久し振りに遊ぶ「くるりんパニック」は、特別仕様の8人まで遊べるバージョンです。モーターのギアも特別仕様で、早くなったり遅くなったり逆回転したりと不規則な動きをします。以前あきおさんの所で遊んだもののパワーアップバージョンといった感じです。新版(といっても2006年ですが)を基にしているので、ふわふわとした感じのプレイ感覚なのですが、十分面白いです。また逆回転しても、逆向きではニワトリチップは落ちないのが良いですね。タロ吉さんのチップはなぜかどんなことをしてもまったく落ちなかったのが印象的でした。3回遊びました。
星を渡る Across the Universe
(説明 20分 プレイ時間 各20−25分)
今回のゲームマーケット神戸で唯一購入した同人ゲームがこの「星を渡る」です。同時プロットの数比べなのですが、負けた時に3通の選択肢があるというのが面白そうだったし、テーマが星座なのでカードのイラストが綺麗なところにも魅かれました。
4人のときは5ラウンド制です。各ラウンドでは春夏秋冬の4つのフェイズに対応して得点になる星座カードが並び、その4つの同時にプロットします。つまりゲームを通して20枚をプロットするわけです。プロットするカードは全員同一の手札15枚で、数値は2から15まで飛び番もあって2枚ずつ(15だけは1枚)です、
プロットしたカードの数値が誰よりも大きければ星座カード獲得です。そうでない場合には、そのカードを次の季節に加える(つまり次の季節は複数枚のカードの数値の和で勝負する)、自分の得点上限を増やす(プールするといいます)、手札に戻す、の3択です。これがこのゲームの面白いところです。
まず、プロットに必要な20枚に対して手札は15枚なので、最低5回は手札に戻すという選択をしなければなりません。また獲得した星座カードは最後に昇順に並べて、自分の得点上限までしか得点できないので、得点上限を増やすことは非常に大切です。
プレイヤーを変えて2回遊びました。根本となるアイディアは面白いのですが、どうにも少々デヴェロップ不足な気がします。最終ラウンドでは手札に戻す意味がないのですが、最後に手札もなんらかの形で点数になれば、手札に戻すという選択肢がもっと活きてくると思います。またラウンドの最後の冬のプロットでも次のラウンドの春以降に加えられるという選択肢があっても面白いかもしれません。さらに、カードの数値が飛び番であり、さらにプールして得点上限に使うときの数値と異なるのはややこしいです。これによってプールしたいカードというのが出てくるのですが、それよりもカード構成をスッキリさせたほうが、お互いの読み合いがわかりやすくなって良かったのではないかと思います。得点方法は色々あって煩雑な割にバラエティーに欠けると思います。せっかくなら春、夏、冬の大三角形はセットコレクションにしたほうが面白かったのではないでしょうか。いろいろと調整すると、良いゲームになりそうな気がします。テーマと基本システムは好きなので、また遊んでみようと思います。
結果
1戦目:自分 52、メンマ 46、ペガ 27
2戦目:シミーズ 53、自分 49、タロ吉 37、ヒガ 27
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