ディアシュピールで、SdJ候補になりそうなものを遊ぶ、ツースターゲームの会です。
テリトリー Territories
(プレイ時間 10分)
2人用ゲームの傑作です。地味ながらもトポロジカルで非常に好みなゲームです。人数が集まるまでシミーズさんと遊びました。自由配置のルールで遊ぶのが一番面白いと思います。もう少し続けて遊んでみたいゲームです。
結果:自分 30、シミーズ 18
キルト キャッスル Kilt Castle
(説明 15分 プレイ時間 35分)
多人数完全情報のアブストラクトゲーム。決算が起こるたびに、上から見て縦横につながっている城のうち最大のものが得点になります。ボードの周囲にはカードが表向きに配置されており、それぞれのカードには1−2人のプレイヤーカラーが描かれています。手番には好きなカードを時計回りに進めて、そのカードに描かれたプレイヤーがカードが置かれた列に城を建てます。このとき、一番近くの空いている土地か、すでに建っている城の上に重ねて建てます。他のプレイヤーの城の上に建てるときは、そのプレイヤーにお金を支払います。
カードを進めるには色々と制限がありますが、ある列の最後の1枚のカードが移動すると決算になります。これを繰り返して誰かが手持ちの城がなくなったら終了です。
前半はかなり沈んでいましたが、後半にうまく自分が有利な時に決算を積極的に繰り返して逆転勝利。常にお互いの城を潰しあっているので、あまり戦略はないかもしれませんね。
結果:自分 48、河上 47、タロ吉 44、シミーズ 38
ウルム Ulm
(説明 30分 プレイ時間 75分)
「ウルム」は中世のドイツのウルムを舞台にした現代らしい要素の多いゲームです。中心となるシステムはボードの右上にある15パズルのようなタイルスライドシステムです。3x3に並んだタイルの任意の列に端から1枚押し込んでスライドさせて、押し出されたタイル以外の3枚のタイルに対応するアクションを実行します。押し込んだタイルは必ず実行することになります。一度押し込まれるとその先にタイルが残るので「元老院議員(古代ローマの新しいゲーム)」のように反対側からは押せません。さらに「ギプフ」のように同じ側からも押せません。タイルのアクションによってこれら周囲に残ったタイルは回収することができます。
タイルのアクションは、回収の他にも、船を動かす、カードを引く、自分の船がいる場所のどちらかの岸のアクションを行う、お金を得る、といった感じです。このなかでもゲームの中心となるのは船でしょう。船を動かし、可能な両岸のアクションをうまくこなしていくのです。カードは2枚引いて1枚捨てるという一種の「フィレンツィエの匠」方式で、ダウンタイムがあるのであまり好きではないやり方です。
自分は分かりやすい作戦を選びました。船をできるだけ進めることと、両岸の全てのエリアで満遍なくアクションをして自分のチップを置いていきます。これで中盤にボーナスを得て、かなり有利になりました。カードの引きもよく、セットコレクションでの15点も達成して勝利。
結果:自分 62、シミーズ 51、河上 46、タロ吉 43
リカーーーリング Recurrring
(プレイ時間 2ディール20分)
最後はリカーーーリングを2ディール遊びました。河上さんは以前テストプレイに付き合ってもらったことがあったのですが、すっかりルールを忘れていたみたいです。1ディール目で18点も取って(写真)上がって大勝利。2ディール目は河上さんが上がりましたが、勝ったのはタロ吉さんでした。
結果(2ディール):自分 24、タロ吉 15、シミーズ 10、河上 7
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