この日のまんまるは瑞江です。12:30開始で珍しくほぼ最初から参加できました。「バベルの塔」とそのリメイクの「プラネットラッシュ」の比較ができたり、久し振りに「スチーブンソンズロケット」が遊べたりと、充実した1日でした。
バベルの塔 Turmbau zu Babel
(説明 15分 プレイ時間 35分)
客商売さんが「バベルやりましょう」というので、持ってきた「プラネットラッシュ」は一旦脇によけてバベルの塔を遊びました。5人だと少々リソースが過剰だとこれまでは思ってきたのですが、このくらいでちょうど良いかもと思うようになりました。今回は白のチップばかり取られていき、なんと3つしか不思議が建たずに終わってしまうという、今までに見たことのない展開でした。3つは最少記録です。論理的には2つもありえますが、そのためには同色の6枚のチップが3枚ずつ2つの不思議に分かれていなければならないので、実質不可能でしょう。驚いたのは、そんなに白のカードをみんなが手札に持っていたということです。合計で27枚の白のカードが必要なのですが、デッキには各色25枚なので、リシャッフルした直後にうまく白のカードが行き渡ったということでしょう。最後のトリガーを引いたたかりんにはびっくりしましたが、たかりんが1位でした。素晴らしい。
結果:たかりん 65、客商売 56、自分 47、ダイビキダ 46、タナハ 43
プラネット ラッシュ Planet Rush
(説明 10分 プレイ時間 40分)
続いて「バベルの塔」のリメイクである「プラネットラッシュ」です。リメイクと言っても、以前のレポートでも書いているようにかなり異なるので、ほとんど別のゲームのようにさえ感じます。拒否されると得点にならないので、拒否されないように抑えめに提供するのが良いかもしれません。建物に置いたキューブの数が4位以下で決算で0点でも、5−7つの建物の建設に関わるともらえるボーナス5−15点があるのであなどれません。1つ置けば1−2点のボーナスの価値があることになります。拒否点がないとゲーム慣れしていないプレイヤーには分かりやすいかもしれません。トークンは2枚で7点という月のトークンが元のバベルの塔に一番近いですが、プラネットラッシュでの方がトークンの得点が高めです。うまく様々な建物にちょっとずつ絡んでいって、プラネットラッシュ初勝利です。少しやりこむと、思ったよりは悪くないのかもしれません。
結果:自分 39、タナハ 36、たかりん 36、客商売 31、坂元 28
スチーブンソンズ ロケット Stephensons Rocket
(説明 15分 プレイ時間 100分)
かなり久し振りの「スチーブンソンズロケット」です。自分はあまりトークンを取らず、緑と灰色の会社を小さいながらもコントロール。南東では黄色はオレンジに合併し、そのオレンジは青に合併して青が巨大な会社となって徐々に伸びてきます。この巨大な青を、自分の灰色か緑に飲み込ませて株で優位になろうと思ったのですが、後から考えたら、逆に自分の灰色と緑を青に飲み込ませて青の決算にうまく絡むようにしたほうが賢明でしたね。まったくもって難しいゲームです。4人とも接戦でしたが、最後は上手く色々なところに絡んでいた坂元さんの勝利。ゲーム終了後に、チグリスユーフラテスとの比較が出て、みんなチグリスユーフラテスのほうが重いゲームだと言っていたのには驚きました。個人的にはスチーブンソンズロケットのほうが倍くらい重いと思うのですが、これは少数派の意見なのでしょうね。(チグリスユーフラテスだったら4−5回連続で遊べそうだけど、スチーブンソンズロケットはせいぜい2回連続が限度だと思います)
結果:坂元 63、たかしのりょう 58、自分 57、かずな 56
リカーーーリング Recurrring
(プレイ時間 50分)
「スチーブンソンズロケット」の後は、骨休めにカードゲームの「リカーーーリング」を遊びました。5人だとRカードが10枚なのでRカードはそこまで強くないですね。3ディール戦で坂元さんが第2−3ディールを綺麗に終了させての勝利。
結果:坂元 25、たかりん 18、かずな 16、デルギィ 12、自分 10
ウィンナー ワルツ Wiener Walzer
(説明 5分 プレイ時間 35分)
床に落ちている食べ物を集めてセットコレクションしつつ、出来るだけ高貴な相手とダンスをするというゲームです。遊ぶのはちょっと久しぶり。タイルのセットコレクションで少々失敗して3セットしか揃いませんでしたが、その分ダンスで頑張って2位タイです。4プレイ人だと5人プレイ同様に、すべての地元民タイルが置かれるのが良いですね。
結果:たっくり 73、かずな 72、自分 72、たかりん 65
メディチ Medici (グレイルゲームズ版)
(プレイ時間 50分)
ようやくグレイルゲームズ版のメディチを初プレイ。鮮やかな色合いのボードで、産物トラックは、アバクス版、SNE版同様の同心円状ですが、大きくてわかりやすいです。コマもそれぞれにシンボルが描かれており、なかなか凝っています。さらに手番プレイヤーマーカー、決算時の産物の決算終了マーカー、ラウンドマーカなどプレイエイドも充実しています。また、プレイヤーカラーと産物の色も、わりと区別がつきやすいのが良いです。おそらくこれまででは一番プレイアビリティーの高いメディチではないでしょうか。2ラウンド目までは優勢だったものの、3ラウンド目でたっくりを警戒して、競りに合計で30くらい使ってしまい、2点差で2位。もうちょっとけちればよかった。
結果:たかりん 131、自分 129、たっくり 120、かずな 117
13日の金曜日 Friday the 13th (イエロ英語版)
(プレイ時間 2ディール25分)
最後に30分ほど時間が余ったので、紹介がてら「ポイズン」の最新版を遊びました。絵柄の可愛らしさに反してシビアなゲームです。時間の都合で2ディールでしたが、すべてがうまくいかずに26点の大失点で最下位でした。
結果:かずな 6、たっくり 6、たかりん 8、自分 26
2次会は焼肉でした。来月は神戸ゲームマーケットと重なるので次回は4月だと思います。
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