2日目は、食事以外はずっとゲームです。長時間ゲームの「アメンラー」「チグリスユーフラテス」「ブラス」と、メインディッシュばかりを遊んだような豪華な1日でした。
トントン迷路 Maze: Knock Out Pigs!
4x4の迷路の自分の側にある4つのボールを相手側に移動させて、そのボールをスイッチにして相手の豚を飛ばすという奇想天外なリアルタイムアクションゲームです。それぞれの4x4の迷路は15パズルになっており、まずはタイルをスライドさせて経路を作ります。そのあと、レバーを上下左右に制御して、ボードをいろいろな方向に傾けて、自分のボールを反対側まで移動させます。たどり着いたら指で押すと相手の豚が勢い良く飛び出るというわけです。これを早く4回繰り返せば勝利。なんともすごいギミックの組み合わせです。
結果:自分 勝利、kazuna 敗北
ラスト パラダイス Das Letzte Paradies
(説明 10分 プレイ時間 各40−50分)
Raelさんリクエストで持ち込んだラストパラダイスです。たった16回の競りを行うだけなのですが、競り落としたプレイヤーは2番手のプレイヤーの額を払うところ、そのあと交渉によって自分のヴィラやホテルを建てるのか自然を守るのかを決めることなど、なかなか悩ましいです。5人だと独占ボーナスやアイランドボーナス(各地区にヴィラやホテルを建てる)が非常に取りづらく、また元本割れもしやすいです。1戦目では3人、そして2戦目では4人が元本割れをしてしまいました。このゲームは競りで同額だと、同額のプレイヤーだけでその額以上を握ってやり直します。それらのプレイヤーがみんな競り上げずに前回と同じ額の場合だけは、ランダムに誰が競りに勝つかを選びますが、今回はたかりんとkazunaさんが22で同額のあと、3ずつ上げて今度は25でまた同額となり、なかなか盛り上がりました。でもこの2人が強かったです! 2戦遊んで順位は全く同じなのがすごい。
結果(元本は50)
1戦目:kazuna 64、たかりん 62、ノブヒコ 33、自分 33、Rael 30
2戦目:kazuna 52、たかりん 45、ノブヒコ 38、自分 26、Rael 24
長江 Yangtze
(説明 15分 プレイ時間 55分)
前日に続いてまた長江です。細かい展開は覚えていないのですが、思ったよりも12枚の皇帝ディスクが早く出てしまい、目当てだった領地(城)がでなかったというような記憶があります。写真を撮り忘れ。
結果:ノブヒコ 191、アサノ 187、自分 167、kazuna 148
シャーク トレード Stingy (アークライト版)
(プレイ時間 50分)
ちょっと久し振りのシャークトレード(スティンジー)です。色ボーナス付きで遊びました。手札がすべて公開なので、色々喋りながら遊べるのが良いですね。今回は海賊の旗(ジョリーロジャーズ)を取ったアサノさんが、そのまま勝利しました。初心者向けのように見えて、実はうまく立ち回るのは結構難しいゲームだと思います。
結果:アサノ 72、kazuna 67、たかりん 57、自分 56、とりのみ 52
アメン ラー Amun-Re (テンデイズゲームズ版)
(プレイ時間 130分)
この日の長時間ゲームその1。数年前までは、まさか「アメンラー」の日本語版が出る日が来るとは思いもよりませんでした。コンポーネントはフランスのスーパーミープル版と同じで非常に豪華です。日本語と韓国語のマニュアルが入っており、箱の裏側の説明も日韓2ヶ国語で書かれています。前半では獲得した3つの土地のうち、Khargaにしかピラミッドを建てずに左岸での最大ピラミッドを獲得して得点を伸ばします。
そして後半では再び Kharga を獲得。ここでの最大ピラミッドを保ちつつ、3セット(3つの土地にピラミッド3つずつ)を達成しました。しかし、僅差でとりのみさんに敗北。これは悔しい。2時間越えになってしまいましたが、好評だったみたいで良かったです。
結果:とりのみ 38、自分 36、kazuna 30、アサノ 27、たかりん 23
シュティッヒルン Sticheln
(プレイ時間 2ディール55分)
なんとも奇妙なトリックテイクです。結構好きなのですがあまり遊ぶ機会がありません。2番手が結構辛いゲームですね。2番手で、リードプレイヤーが自分の失点スートをリードしたときに、出せるものをちゃんと残した方が良いです。これはもっと遊びたいゲームです。
結果:ぢ〜ぷ 23、kazuna 22、さくや 19、アサノ 6、自分 3
10 デイズ イン ザ USA 10 Days in the USA
(プレイ時間 各5−15分)
昔よく遊んだ10デイズシリーズでも、おそらく一番遊んだ回数が多いのがこれです。DC時代の同居人にあげてしまったのですが、最近買い直しました。1戦目は恐ろしく引きが良くて、最初のセットアップですでに上がり1歩手前。1日目のテネシーをオレンジか紫の州にすれば勝利という状態でした(写真)。初手番で勝利。おそらくこれまでで最短のゲームでしょう。気を取り直してもう2回遊びました。すべて4人プレイ。
結果
1戦目:自分
2戦目:自分
3戦目:kazuna
郵便馬車 Thurn und Taxis
(プレイ時間 65分)
さくやさん持ち込みの「郵便馬車」です。ザイファルトのゲームでは結構好きなゲームです。今回は馬車を意識して、短い経路から順に長い経路を作っていき、効率よく得点を重ねました。最後は欲張って少々長引かせてしまい、そのあいだにさくやさんに追いつかれて、ギリギリ1点差で勝利。
結果:自分 31、さくや 30、kazuna 23
チグリス ユーフラテス Euphrat & Tigris (ホビージャパン版)
(プレイ時間 110分)
この日の長時間ゲームその2。さくやさんは苦手意識があるようで10年も封印していたそうですが、この機会に遊びたいということだったので持ってきました。3人なので4人よりもボードは広くて遊びやすいかもしれません。順調にモニュメントが次々と建ち、最終的には2大帝国ができるという展開でした。最後には北側(写真の手前側)が大幅に勝利して、写真のような最終局面になりました。決して重いゲームではないので、何度か続けて遊ぶと良いと思います。
結果:自分 15−15−15−18、さくや 13−13−22−25、kazuna 7−8−16−17
ブラス Brass
(説明 60分 プレイ時間 165分)
この日の長時間ゲームその3。ファイナルを飾るのは「ブラス」です。夜中から始めてしまうというのが無謀というか、素晴らしいです。自分は今回が5回目だったと思いますが、もうずいぶん前に遊んだっきりなのでルールはほとんど覚えていません。説明だけで1時間。さらに様々なルール間違いもありましたが、それも合宿ならではでしょう。途中終了にはならずに最後まで遊べてよかったです。慣れてしまえば、ワレスのゲームの中では遊びやすい方ではないでしょうか。初プレイのkazunaさんが巧みに造船所や船を作って勝利。
結果:kazuna 200、さくや 189、自分 118
これでこの日はおしまいです。少しだけ眠って翌日5日は、あまりゲームをする時間もなく、片付けて出発。そのあと、みんなで温泉に入って体を休めて解散です。結局この日は「バズイット!」「ブントロンド」「リカーーーリング」を遊びました。
さらに「魔獣の王/カップケーキの女王」のペア戦を教えたのですが、ペア戦特有のルール(カードを2枚パートナーに渡す)を間違えていました。カードのパスはメルド(投票)の代わりなので、場からカードを取ってからカードを渡せます。間違えてしまいすみません。温泉で解散。自分はおおはしさんに武蔵小杉まで送ってもらいました。主催のShunさん、遊んでくれたみなさん、どうもありがとうございました。
コメント