この日は東京・青月横丁の喫茶マーブルで、月の会のミニブルームーン大会です。ブルームーン以外にも、結構色々なゲームを遊びました。
ブルームーン レジェンド Blue Moon Legends
勝ち抜きトーナメント方式(ダブルエリミネーション)です。負けても1度だけ復帰できますが、2回負けたらアウトです。毎回ランダムに2デッキが与えられ、1ディール行ったら交換してまた1ディール行い、2ディールでの合計点で勝敗を決めます。同点ならば、あらかじめ決めておいたシードポイントで勝敗を決めます。
初戦はあんろくさんとフリット対ピラーです。ここで気負ってしまい、1ディール目のフリットでは2点しか奪えず、2ディール目でピラーの時に4点与えてしまい敗北。フリットもピラーも結構久しぶりだったので、感覚を少々忘れていました。ここで自分は敗者リーグに参加することになります。
2戦目は順子さんとキンド対ヴァルカです。両方ともかなり熟知しているデッキだったので両者の長所を活かして8対0の完封勝ちを収めました。
3戦目は敗者リーグに落ちてきたチャンピオンの伊東さんとテラ対ホークスです。結構互角だと思っていたのですが、テラの嵐や地震は強かったです。どちらもテラが4対0だったので4対4の同点ですが、チャンピオンの伊東さんは同点ではすべて敗北という扱いになっています。ちょっと理不尽かも。このあたりは改善した方が良いかもしれませんね。時間が大幅に余ったので、1ディールをエキシビション的に遊びました。
4戦目はハイカンさんと敗者リーグでの決勝戦になります。これに勝った方が通常リーグでの優勝者と戦って真の優勝が決まるので、事実上の準決勝になります。ピラーをこよなく愛するハイカンさんだけあって、対ピラーでは4点を勝ち取り、そして自分がピラーの時は失点を1に抑えてきて4対1で負けました。特に2ディール目ではキンドのノー・ギャングが6枚手札に配られるという幸運(?)ではしゃいでしまったのですが、それをハイカンさんに悟られてしまい、有利に進められませんでした。どういう展開になったのか思い出そうとしても思い出せません。
決勝戦は一馬さんとハイカンさんです。ミミックス対ピラーで5対0で一馬さんが優勝です。おめでとうございます! 自分は順位点で3位になりました。こういったミニブルームーン大会は今後も是非やっていきたいものですね。次回は優勝を目指します。
(賞品を受け取る今回の優勝者、一馬さん。本人の許可を得て掲載)
結果
1戦目(フリットF対ピラーP)25+20分:あんろく 4(P0+F4)、自分 2(F2+P0)
2戦目(キンドK対ヴァルカV)25+20分:自分 8(K4+V4)、順子 0(V0+K0)
3戦目(テラT対ホークスH)計25分:自分 4(T4+H0)、伊東 4(H0+T4)
4戦目(ピラーP対キンドK)計40分:ハイカン 4(K4+P0)、自分 1(P0+K1)
ブロックス Blokus
(プレイ時間 20分)
久しぶりに遊ぶ4人用のポリオミノ配置ゲーム「ブロックス」です。このゲーム、自分はかなり好きで一時は「フォーマ」というゲームを流用してよく遊んだものです。角同士をつき合わせると友好関係ですが、相手の角に対して辺を置くと攻撃になります。この使い分けが面白いと思います。
結果:自分 3、あんろく 15、ぶぞー 19、伊東 23
リカーーーリング Recurrring
ほとんどの方が初めてだという「リカーーーリング」を1ディール遊びました。あえてあまり戦術などは言わなかったのですが、みんなでままならなさをぐるぐると楽しめたようです。写真撮り忘れ。
結果:あんろく 14、自分 8、順子 5、伊東 3
メツボウ キングダム Catastrophe Kingdom
(説明 10分 プレイ時間 15分)
ドミニオンのように手札のカードが増えていきますが、カードは公開で自分の前に一列に並べます。その左側から使って新たに得たカードは右側に置くというわけです。手札公開の「ボーナンザ」みたいですね。カードは最初はほとんどが「ニワトリ」です。何しろすべてのカードにテキストがあるので自分にとっては面倒この上ないです。滅亡というカードが結構あって、これによってあっという間に勝敗が決定してしまい、なんだか腑に落ちませんでした。
自分 3、あんろく 2、一馬 2、奈緒 −1
ヒラリアス ストラグル 熱戦2016 Hillarious Struggle: Incredibly Hot War, 2016
(プレイ時間 45分)
月の会の一馬さんが作ったアメリカでの選挙を題材にしたパロディーゲームです。タイトルもヒラリー Hillary にちなんで Hilarious が Hillarious になっています。元になった「トワイライトストラグル」のようなカードドリブンのシステムを使っています。
50州は25州にまとめられて(ちょっと残念ですが、ゲームの長さ上仕方ないですね。我がDCは影も形もありません)そこを練り歩いてロビー活動を行い選挙人を獲得します。手番には1−2枚使って1−2州移動、あるいは現在地か移動先の州カードをだしてジャンプ、あるいは現在自分がいる州のカードを出してロビー活動(これで票が入ります)、あるいは州カードの特殊効果を使います。
各州のカードはあらかじめ1枚ずつなのですが、さらにスイングステートカードを使ったりして票を増やすことができます。こうして一定数の票を取れれば大統領選挙に持ち込めるのです。そこで手札を公開して票が多い方が勝利です。またスキャンダル点があり、特殊カードの効果で相手のスキャンダルを暴いていきます。スキャンダル点が一定になると自動的に敗北です。
作者の一馬さんと遊びました。シンプルですが、制作時間が短かったというわりには結構良くまとまっています。今回は票がなかなか規定数まで届かずに、自分(共和党)のスキャンダルがひどすぎて負けてしまいました。もう少し色々とデベロップすれば、なかなか楽しい短時間選挙ゲームになるのではないでしょうか? スピーディーにするために移動したらすぐにロビー活動ができるとか。あと手札は7枚で使い切ったらまた7枚補充でしたが、あまり2枚使用する場面がないので手札は固定枚数で1枚使用1枚補充でも良いかもしれません。続編に期待です。州カードのフレーバーテキストが良いですね。
結果:一馬(民主党) 勝利、自分(共和党) 敗北
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