ミスボドの秋山さんが主催した「幽霊島の殺人とハグルを遊ぶ会」に参加しました。ゲームの性質上、16人限定です。「ハグル」はシド・サクソンが、「幽霊島の殺人」は同人サークルの楽々亭がそれぞれ考案したゲームです。両方に共通点があるということで、今回両方を一緒に遊ぶことになったようです。なかなか貴重な体験で、誘ってくれた秋山さんに感謝です。
ハグル Haggle
まずは、3人の異なるゲームマスター(モデレーター)による3回の違ったハグルを遊びました。ハグルは遊んだことがある気もするし、そうでない気もするし、という曖昧な記憶のままだったのですが、あとで自分のレポートを見たら、2010年のボードゲームフェスティバルで1度だけ遊んでいました。
最初は草場さんによるオーソドックスなチップを使ったハグルです。チップの価値をルールの交換で探り当てていくもので、ハグルの考案者シド・サクソンの「ギャメットオブゲームズ」で取り上げられているものに近いそうです。それでも十分に楽しめました。
次は大塚さんによる一風変わった塗り絵ハグルです。この各自の封筒には2本のペンと塗り絵の紙が渡され、それには煮物につかう野菜などが描かれています。互いにペンを交換したり貸し借りしたりしつつ、ルールを探ってより高得点の塗り絵を目指すのです。ペンはチップのように最後に持っていた組み合わせで得点や失点になります。またおなじピーマンでも塗った色によって得点が違うのです。自分は最初低い得点の黄色で塗ってしまい、あとから緑に塗り直しましたが、これは2色で塗ったことになってしまい無得点になってしまいました。その他にも、絵のタイトルや作者の名前など要素が多くてバラエティーに富んでおり面白かったです。
最後は佐藤さんによるポーカーハグルです。チップの代わりにトランプのカードが入っており、これでポーカーハンドを作ります。どの役が何点かは明かされておらず、またスートや数値によるボーナスやペナルティーもあります。これはオーソドックスに見えてなかなか難しかったです。自分はこのハグルでは2位か3位になれました。
それぞれのハグルに個性があり、非常に楽しめました。素晴らしい。
結果
1戦目(草場さん作):さやか 69(1位)、しょーこ 50(2位)、自分 22(参考)
2戦目(大塚さん作):1位失念、自分 55(参考)
3戦目(佐藤さん作):デルギィ 46(1位)、自分 43(多分3位)
幽霊島の殺人 Murder in Ghost Island
「ハグル」に似た要素があるということで今回遊ぶことになった「幽霊島の殺人」です。最大プレイ人数が16人であり、16人が一番面白いということで、今回は秋山さんがマスターを務めて、残りの16人で遊びました。それぞれ登場人物16人のいずれかを選びます。大神家か雷牙家のどちらかになり、いずれかの役割になります。まあでも名前だけであまりゲーム進行には関係ありません。自分が誰かは公開情報です。その他に手札が3枚あり、これは告発するときや、アリバイを操作するときに使います。自分は雷牙家メイドになりました。
そしてゲームマスターがあらかじめ犯人1人、共犯者1人、探偵1人を決めておきます(残り13人は捜査官)。これらは非公開です。捜査官と探偵は犯人を告発し、共犯者と探偵はうまく動機に基づいた3人を殺すのです。
みんなひとりずつ秋山さんと別室に面会に行くのですが、なんか秋山さんが進路指導の先生みたいで面白かったです。「先生、僕は犯人なのでしょうか?」「けがわさんは、犯人では・・・・ (この間10秒)・・・ありま・・・せん!」という感じです。
自分は色々な人とチームを組んでアリバイの有無を突き止めたり武器や動機を推理したりします。1ラウンド目から彼葉さん、shaさんと告発しに行くという暴挙に出て見事に失敗。そりゃそうですよね。このおかげで4ラウンド目まで告発できなくなり、その前にゲームは終わってしまいました。
なかなか面白いのですが、ルールはかなり複雑です。本来は2回遊ぶ予定でしたが、時間の都合で2回のみ。
犯人側の敗北となりました。
結果:かっつん(犯人) 敗北
2次会でパズル談義に話が咲きました。なお、「ハグル」は脱出ゲームっぽいという話がでたのですが、脱出ゲームは未体験なので、わかりません。そのうち脱出ゲームも体験してみたいものです。
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