キノさんと恒例の2人ゲーム会。途中でシミーズさんが立ち寄ってくれて、3人で「メディチカードゲーム」と「リュテス」も遊びました。
ショッテントッテン Schotten-Totten (イエロ版)
(プレイ時間 各15−20分)
発売されたばかりのイエロ版です。イエロミニゲームズの10作目にあたるらしく、このシリーズは他に「セイルトゥインディア」などがあります。ショッテントッテンは第2版以降はすべてバリアントとして特殊カードが付属していますが、バトルラインとは異なり数字は1から9までです。いつも思うのですが、9までで特殊カードを使うとカードが足りなくなる可能性もあるのですが、どうするのでしょうね。
久しぶりに遊んだ気がしますが、このイエロ版は獲得する石がケルト模様が中央に描かれたタイルになっており、なかなか良いデザインだと思います。ただ、やはり場所を取るのは問題なので、次回出版される時には9列置きやすいように「カエサルとクレオパトラ」みたいな縦長のカードにしてみたらどうでしょうか。
結果
1戦目:自分 5、キノ* 1
2戦目:自分* 5、キノ 3
メディチ カードゲーム Medici: The Card Game
(説明 10分 プレイ時間 各20−25分)
ここでシミーズさんも加わって3人で競り抜きメディチこと「メディチカードゲーム」です。クニツィアのボードゲームのカードゲーム化されたものは「モダンアートカードゲーム」や「ケルトカードゲーム」など面白いものが多く、このメディチカードゲームもメディチのメカニクスの一部分をうまくつかっています。
5枚で10点のボーナスの他に、8枚で20点というボーナスをバリアントで取り入れてみましたが、結果的には誰も8枚を達成しなかったので無意味でした。シミーズさんは「モダンアート」に対する「モダンアートカードゲーム」よりも気に入ったようです。自分はこれで何度か遊んでいますが、点数が少々大雑把(最小単位が5)なので、同点になりやすいのは問題だと思います。1点単位にしてもそんなに煩雑ではないと思うのですが、どうして5点切り下げにしたのでしょうね。
結果
1戦目:シミーズ 160、自分 150、キノ 135
2戦目:キノ 135、シミーズ 130、自分 125
リュテス Lutèce
(説明 15分 プレイ時間 40分)
ようやく手に入れたリュテスで初プレイ、通算2回目です。よくある同時プロットバッティングのゲームなのですが、プロットした後に賄賂を乗せられるというのが非常に面白いです。3人だったので場には6枚のカードが並べられます。3人だと4人ほどプレイヤー間の絡みはなく、賄賂もみんな少なめです。最高でも賄賂は2コインだったと思います。そんななか、剣をたくさん集めて剣のボーナスで大量得点を得た自分が勝ちました。あとでカード構成を調べると、割とすっきりした構成なのですね。以前usalapbitさん所有のものを遊んだ時には犬のカードがありましたが、自分のものには何故か入っていなかったです。他のカードだけで枚数は足りているので、おそらくプロモカードなのではないかと思います。ギークにも情報がないのでなんとも言えませんが(情報求む!)
結果:自分 54、キノ 42、シミーズ 26
ブルームーン Blue Moon
(プレイ時間 30分)
単一種族デッキ第50戦記念はテラ(自分)対ミミックス(キノ)です。前回は自分がミミックスで8対2で負けて、おそらくテラの方が圧倒的に強いのでは、と感じたのですが、今回はどうなるでしょうか?
テラの欠点は攻撃力がそこまで高くならないことです。1枚1枚のキャラクターは強いものの、さらに攻撃値を上げるブースターやサポートはあまりありません。4枚の攻撃値1−1の嵐カード以外は、Terrah18 ブースター「大地爆破」の2−3と Terrah20 サポート「地震掘削」の1−3しかないのです。よって8以上で攻撃されてしまうとほぼ勝ち目はありません。
1ディール目は途中はエースの Terrah01「山を揺さぶるメガリット」、Terrah20「地震掘削」、そしてTerrah21「轟音雷雨【嵐】」の組み合わせで大地11でドラゴンを2匹獲得したりと、多少は優位だったものの、ミミックスの相次ぐ炎攻撃で終わってみればドラゴン2匹を取られて3点負け。強いはずだと思っていたテラですが、4枚の嵐もうまく揃わずに使いこなせません。
2ディール目は序盤からこちらのキャラクターが徹底的に不足してしまいました。結果的に嵐を4枚捨て、リーダーシップのTerrah30「ドラゴン感銘」まで捨てて、やっと手札を整えます。一番の山場は、途中で3枚のサポート Terrah25-27「泥濘地帯」「五里霧中」「底無流砂」という3枚のサポートを使って、ドラゴン2匹を奪ったことです。しかしその後もあっけなくドラゴンを取られる展開が続きます。終盤には切り札であるサポート請求の Terrah13「カブ・カット」やブースター請求の Terrah14「バク・バット」で攻撃しますが、なんとミミックスはサポートやブースターを持っており、あっけなく返されてしまいました。あとでキノさんに聞いたらこれらのサポートやブースターは、「カブ・カット」や「バク・バット」対策のために、ペアを崩してまでもずっと持ち続けていたとのこと。これがミミックスがテラに勝つ秘訣なのかもしれません。こちらがドラゴンを戻させて、ミミックスがドラゴン1匹、そしてお互いの手札が2枚で終了です。これで2点なので、これ以上続ける理由はないわけです。
サドンデス負けこそなかったものの、テラを担当してミミックスに負けるとは思いませんでした。またキノさんはミミックスが苦手などと言っていたのをうっかり信用してしまったのが心理的敗因かもしれません。テラをもっと勉強しなければ。次回51−52戦目はブカ対ミミックスです。
結果:キノ(ミミックス) 5(3+2)、自分(テラ) 0(0+0)
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