藤沢ボードゲームサークルを訪れるのは久し振りです。会場が藤沢駅近くだったのが隣りの辻堂に移ってからは初めて参加します。久し振りに会う方も多くて楽しい時間を過ごせました。
八分帝国 Eight-Minute Empire
(説明 10分 プレイ時間 20分)
8分で遊べるという触れ込みのエリアマジョリティ陣取りゲーム。さすがに8分は難しいと思いますが20分くらいで遊べます。カードに行動が書いてあるというメカニクスで、それらのカードを公開した列からドラフトします。ただし、小マネージャーなどに見られる値段のメカニクスがあり、6枚のカードは古いものから0、1、1、2、2、3という値段です。ドラフトはゲームを通して10回あり、手持ちは8コインなので、よく考えなければなりません。
カードの行動は、自分のキューブ(軍隊を表す)を基地に配置する、軍隊を動かす、軍隊を船で動かす、基地をつくる、といったもので、さらにカードには数種類のシンボルのうち1つが書かれており、セットコレクションの役割もあります。まあ固定枚数(10枚)のなかでのセットコレクションなのであまり面白いとは思えませんが。
上に書いた通り、新たにキューブを配置するにはそういう指示のカードをドラフトしなければならず、さらに基地にしか配置できません。全員共通の基地がゲームスタートからありますが、世界の果てまでここから到達するのは大変です。よって別の基地が欲しいわけです。ただ、この基地を立てるというカードが思ったよりもずっと少なく、自分は後半まで基地を立てられずに惨敗しました。
結果:ハセガワ 16、ミスミ 15、自分 9
億万長者と破産 Milionerzy i bankruci(ハイソサエティ フォックスゲームズ版)
(説明 5分 プレイ時間 30分)
5人になったので、自分以外は未プレイだという「ハイソサエティ」を出してみました。今回は自分も初めて遊ぶポーランドのフォックスゲームズ版「億万長者と破産」です。ゲームの内容を表しているタイトルですね。タイブレークのルールは旧ルール(持ち金が多いプレイヤー)ではなく新ルール(高数値のカードを持っているプレイヤー)だと思うのですが、あとでグーグル翻訳で少し調べた感じではタイブレークについては触れられていないようです。グーグル翻訳のポーランド語から日本語への精度の高さには驚きました。英語を介さなくてもかなりわかりますね。
シンプルな競りゲームとはいえ、両替不可、悪いカードの逆競り、サドンデス終了、足切りといった素晴らしい要素が散りばめられており、ヒリヒリするゲームです。最終的に16枚めくられるという展開で、後発だった自分は最後に一か八かで残りのお金が4になってもx2を手に入れたのですが、足切りにならずに勝利。
結果:自分 14(4)、ミスミ 11(48)、てと 10(51)、いちくん太郎 4(25)、ハセガワ 13(1x) (カッコ内は残金)
ノミのサーカス Circus Flohcati(グレイルゲームズ版)
(プレイ時間 各10-15分)
絵柄がリアリスティックな人間蚤のオーストラリア版です。フォントまで10種類あるという凝りようで、デザインは非常に洗練されています。視認性も良いです。今回は2回遊び、自分は2回とも10色揃えてあがって勝ちました。
結果:
1戦目:自分 57、ミスミ 45、ハセガワ 40、てと 38
2戦目:自分 55、ミスミ 48、ハセガワ 37、てと 33
シャーク トレード Stingy (アークライト版)
(説明 10分 プレイ時間 35分)
「スティンジー」のアークライト版です。どうもこの和製英語タイトルは好きになれないのですが、良いゲームなのでもっと広まって欲しいものです。カラーボーナスルールを採用しました。海賊の旗を取ると負けるというジンクスがありましたが、今回は海賊の旗を途中で奪って勝ちました。カラーボーナスルールはおすすめです。
結果:自分 82、ワタナベ 72、大麦 66、結城 66、ぺ田中 44
象のトランク Elephant's Trunk
(説明 10分 プレイ時間 2分)
「生意気なアナグマ」のゲームライト版(アメリカ)です。子供向けのゲームで、すぐに終わってしまいました。展開によってはもっと面白いかもしれません。
結果:ハセガワ 勝利、ぺ田中、ミスミ、自分
ラミー17 Rummy 17
(プレイ時間 4ディール55分)
4人以上が楽しい「ラミー17」です。3人だとノックするプレイヤーが1人なのですが、4人だとそれが2人なのでゲームにより変化が生まれます。自分は第1ディールでマイナス12点の大量失点、2、3ディール目ではプラスを得点したものの、最終の第4ディールでまたしてもマイナス18点を喰らって沈みました。
結果:ミスミ 23、ぺ田中 −4、自分 −19、ハセガワ −28
13日の金曜日 Friday the 13th
(プレイ時間 40分)
最後は「ポイズン」のイエロ版「13日の金曜日」です。カードが正方形で持ちづらいことを除けば、絵柄も魅力的です。1ディール目は0点に抑えたものの、2ディール目はミスミさんが0点に抑えて逆転されます。その後、3、4ディール目でもミスミさんは最低失点に抑えて1位。自分は10点引き離されて2位でした。
結果:ミスミ 14、自分 24、ハセガワ 33、ぺ田中 36
こうして久し振りの藤沢ボードゲームサークルは終了です。2次会で、久し振りにごいたを遊びました。ごいたはやっぱり面白いですね。ごいたの写真を撮るのを忘れてしまいました。
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