通算4回目となる、久し振りの土嚢の会です。年始から、新春土嚢の会をやろうやろうを言いつつ、初夏になってしまいました。今回は、アブストラクトゲームの経験が少ない方も参加するということで、ネスターゲームズの定番を持ち込みました。参加者は8人でした。
コーヒー Coffee
(プレイ時間 各10分)
まずは土井さんが遊んだことがないという「コーヒー」です。かなり久し振りで、ルールもうろ覚えでしたが、相手の次の手が置ける場所を方向で指定するというのは、やはり面白いアイディアですね。N連を任意のサイズのボードで作るというゲームなのですが、なんと適当にボードサイズとNを決めるというルールで、正方形のボードで2ゲーム遊びました。まずは7x7のボードで5連を目標としましたが、これはかなり難しく、ボードがほぼ埋まるまでは戦略にも乏しい感じでした。
気を取り直して2戦目は5x5の小さなボードで3連を目標とすると、始めから1手1手が鋭くなり、ずっと良くなったと思います。昔のレポートを読むと、「4連では冗長で3連が良い」と書いていますね。7x7で3連が良いかもしれません。次回はそのように試したいと思います。
結果
1戦目(7x7、5連):土井* 勝利、自分 敗北
2戦目(5x5、3連):自分* 勝利、土井 敗北
ヘックス Hex (ネスターゲームズデラックス版)
(プレイ時間 15分)
続けて、土井さんと11x11のヘックスを遊びました。自分の方が経験があるので後手をとったのですが、途中からかなり苦しい展開が続いてあっけなく負けてしまいました。
結果:土井* 勝利、自分 敗北
ヤバラス Yavalath (ネスターゲームズデラックス版)
(プレイ時間 各3分)
続けて、アンザイさんとヤバラス4連戦です。3目をつくってはいけない4目並べというこれ以上にないシンプルなルールで、アブストラクトゲームはほぼ初めてというプレイヤーにも受けが良いです。慣れてくると、結構先まで読めるようになるらしいですが、まだまだ難しいです。最後にはアンザイさんが勝利しました。
結果
1戦目:自分 勝利、アンザイ* 敗北
2戦目:自分* 勝利、アンザイ 敗北
3戦目:自分 勝利、アンザイ* 敗北
4戦目:アンザイ 勝利、自分* 敗北
マナラス Manalath
(プレイ時間 5分)
続けてヤバラスボードを使って、ヤバラスの派生では気に入っている「マナラス」を遊びました。手番にはどちらの色のコマも置けて、自分の手番の終わりに、自分の色の5のグループできれば勝利、4のグループができれば敗北です。なかなか不思議なゲームです。
結果:アンザイ* 勝利、自分 敗北
ミュルスガリカス Murus Gallicus
(プレイ時間 20分)
到達系のゲームの傑作と思えるミュルスガリカスです。2段のコマしか動けず、動くときはコマをばらすというのが他のゲームにはない感覚を与えています。相手の侵入を防御しつつ、相手の壁をうまくすり抜けていくというバランスが難しいですね。このゲーム、自分はめっぽう弱く、あまり勝てたことがありません。今回も見事にアヤカスさんに負けてしまいました。
結果:アヤカス 勝利、自分 敗北
ペントアップ Pent-Up
(プレイ時間 20分)
結構久しぶりに遊びます。自由度が適度に絞られているのがこのゲームの素晴らしいところで、それによって相手に置かせたいところに誘導させるという戦略が生まれます。3段まで積みかさなりましたが、珍しくまったくの同点でした。
結果:ロキポヨ、自分(引き分け)
デュプロヘックス Duplohex
(プレイ時間 各5−10分)
タイトルの通り、それぞれコマが2種類ある「ヘックス」です。ディスクとリングの2種類のコマの絡み方が非常に面白く、置く代わりに隣接したもうひとつの種類があるヘックスに移動させることもできるのです。これにより、移動を阻止したり、移動を牽制したり、という駆け引きもあり、かなり複雑な戦略があります。
4回遊んで最初の3回は経験の差で勝っていたものの、最後は見事にアヤカスさんの勝利。「ヤバラス」と同じパターンで3勝1敗です。
結果
1戦目:自分 勝利、アヤカス* 敗北
2戦目:自分* 勝利、アヤカス 敗北
3戦目:自分 勝利、アヤカス* 敗北
4戦目:アヤカス 勝利、自分* 敗北
他には「ヤバランカー」「カラニッシュ」「ヴォルデトール」「アクロン」などが遊ばれていました。次回の土嚢の会が楽しみです。写真はゴールデンウィークにみつけたスターウォーズ土嚢。
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