ブルームーン Blue Moon
(プレイ時間 80分)
単一種族総当たり戦の第44戦はキンド対ホークスです。前回のホークス対キンドの逆に当たりますが、これもまた接戦で非常に面白いゲームになりました。今回は、自分がキンド、キノさんがホークスです。
キンドのホークスに対するキーカードは、まず Khind 07 キャラクター「私の手番に、私はあなたのアクティブなブースター/サポートカードを1枚捨てることができる」や Khind 26 サポート「大混乱 - あなたはサポートカードをプレイできない」です。ブースター/サポートが重要なホークスに対しての事前事後の対策になります。また Khind 25 サポート「ねばねば粉 - あなたの手番に、あなたは山札からカードを1枚までしか引くことができない」はHoax 27 リーダーシップ「援軍召集 - 今、私は山札からカードを5枚補充できる」は防げるものの Hoax 15 キャラクター「天文学者ケサーコパス - もし手番終了後に私の手札が9枚未満ならば、私は9枚になるように山札から補充できる」は手番終了後なので防げないことに注意してください。もちろん Khind 27 サポート「げらげらガス - あなたの特殊能力テキストは、それがフリットのキャラクターにない限り、すべて無視される」は、さまざまな状況に対応できる非常に強力なカードでしょう。
1ディール目は、Khind01-03 によるクールギャング攻撃とKhind 27「げらげらガス」などでドラゴン2匹を奪う場面もあったものの、ドラゴンを1匹引き寄せられたまま終了の2点負け。2ディール目もほぼ同様の展開で、終盤近くまで優勢だったので却って Mutant 101「デン・バル・トン - あなたがドラゴンを1匹以上持つ時に限って、私はこのカードをプレイできる。戦いの元素は炎と大地のあいだで変わる」が使えずに逆転負け。まるで前回の戦いをなぞるかのように、最初の2ディールはホークスが2点づつ奪います。これで0対4。キンド危し。
3ディール目から反撃開始です。なんとかドラゴンを中央に残したまま、ホークスの手札切れで1点。1対4で迎えた4ディール目は、最初の手札こそバラバラだったものの、適度にギャングを揃えながらゲームを進めつつ、Khind 25「ねばねば粉」も効力を発揮して、コールド勝ちではないものの3匹を引き寄せての4点勝利。これで5対4の逆転勝利となりました。
キノさん率いるホークスは1ディール目以外は Hoax 27「援軍召集」がゲームの終盤にしか来なかったという不運もあったようです。
結果
第44戦:自分(キンド) 5(0+0+1+4)、キノ(ホークス) 4(2+2+0+0)
レオ Leo
(プレイ時間 各10−25分)
レオ・コロヴィーニが自分の名前を冠したゲーム「レオ」を出版し、今年のキッズゲーム大賞候補になっています。コロヴィーニ好きのキノさんが持ってきてくれました。デザイナーが自分の名前を冠したゲームでは、アラン・ムーンの「ムーンスター」、フリードマン・フリーゼの「フリーゼマテンネン」、エマニュエル・ラスカーの「ラスカ」、など色々あります。ジョン・ナッシュのヘックスも「ナッシュ」と呼ばれていたこともあるそうです。
記憶を使った協力ゲームで、裏向きに並べられたタイルでコースを作ります。コマはレオ君のコマ1つだけを全員が共通で使います。スタートからゴールまで12時間以内にレオ君をたどり着かせるのが目的です。手札があり、手番に出したカードの数字だけレオ君を進めてタイルをめくります。このタイルの色が手札と同じならば良いのですが、そうでないと、タイルに描かれた数字だけ時間を消費してしまうのです(話好きの動物につかまっておしゃべりしてしまうということらしいです)。1回でたどり着くのは難しいのですが、2回目以降はタイルの位置を覚えておいて、うまくプレイするカードとタイルの色が合うようにします。
1戦目は運が良すぎてあっという間に勝利。これはうまく行きすぎだとのことで、もう1戦遊びました。記憶力がどんどん曖昧になり、5ラウンドもかかってしまいましたが、なんとか勝利。たどりつけないとレオ君の髪(?)がどんどん伸びてしまうというのが可愛らしいですね。
結果
1戦目:勝利(1ラウンド目11時間)
2戦目:勝利(5ラウンド目9時間)
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