ブルームーン Blue Moon
(プレイ時間 55&60分)
統一種族デッキ総当たり戦の第41・42戦はフリット対ピラーです。1週間前に同じ組み合わせを月の会で遊んだ時にはフリットが圧倒的に強いと思ったのですが、どうでしょうか。
第41戦は自分がフリット、キノさんがピラーです。フリットには、ピラーに対するキーカードが4枚ほどあります。特に、Flit 07「ティタートゥイート - あなたのカードの特殊能力テキストは、それがフリットのキャラクターカードにない限り、すべて無視される」と、Flit 09「トリリリング - あなたのブースターカードはすべて無視される」の2枚は強力で、イモムシや薬といったブースターが要のピラーには厳しいカードばかりです。さらに、 Flit 12「野心の鷹 ハンク - あなたのキャラクターカードは、フリットのキャラクターカードでない限り、すべて無視される」はキャラクターの攻撃値を高める薬を無効にし、Flit 13「狂ったカササギ マイク - あなたのアイコンのあるカードは、それがフリットのキャラクターでない限り、すべて無視される」はフリーブースターのイモムシを封じます。
月の会での経験を生かし、1ディール目ではこれらのキーカードを使って2点を先取します。ところが、2ディール目ではキノさんがうまくキーカードをやり過ごし、こちらのキーカードがなくなったところで、Pillar 01 キャラクター「プリマス・マジカス」の6−2の攻撃値と Pillar 21 ブースター「宙力の薬 - 私のキャラクターカード1枚の攻撃値が2倍になる」の組み合わせの炎で12の攻撃値に太刀打ちできずに、あっという間にサドンデス負け(写真)。場所を変えて、3ディール目ではさらに Pillar 27「蝶偵察」、Pillar 30「蝶配備」の手札公開でじっくりと攻められてこれもまたサドンデス負けでした。絶対に勝てるだろうと思っていたのですが、2対8で敗北です。意外と役に立ったのが Mutant 109「フェル・ナル・ガン」です。攻撃値こそ0−0ですが、場にカードがなければ戦いの要素を変更できるのは有難いことも多いです。なお、戦いの開始時でもこのカードはプレイできます(公式FAQによる)。
第42戦は自分がピラーで、キノさんがフリットです。ピラーの4枚のイモムシでも特に炎2と大地2を捨てさせる Pillar 18「水に慣れたイモムシ」と、炎5か大地5を捨てさせる Pillar 19「光を求めるイモムシ」がフリットに対しては強力です。フリットは最大で書かれた攻撃値は4−4なので、どちらのイモムシも2枚を捨てることになるからです。しかし、書かれた攻撃値の最大は6と、フリットより大きいものの、フリットはペアブースターで楽に高い攻撃値を出せます。ピラーも薬をうまく使えば5−6くらいの攻撃値は出せますが、それを超えるのは2枚しかない巨大蝶サポート (Pillar 28 & 29) か Pillar 21「宙力の薬」や Pillar 22「結合の薬」を使うくらいしかありません。また Mutant 103 「ペン・ドル・ニス - あなたの戦闘/サポートエリアに6枚以上のカードがあるときに限って、私はこのカードをプレイできる」は使えれば6−6なので強力ですが、フリット相手では使う機会があまりありません。もちろん前述した4枚のキーカードをうまくかわさなければなりません。
1ディール目こそ持久戦に持ち込んで、回収の多いフリット相手に1点を得た(つまりこちらの方がより手札が長持ちした)のですが、2ディール目、そして3ディール目はイモムシをうまく Flit 13「狂ったカササギ マイク」でかわされたり、薬を無効にされてしまったり、さらには手札が薬だらけになってしまったり(写真)ということが起こって連敗してしまいました。1対7で敗北です。
どちらも負けてしまったものの、フリット対ピラーはバランスが取れていて、とても面白い戦いだと思います。この組み合わせで、ぜひまた遊びたいです。
結果
第41戦(20+10+25分):キノ(ピラー) 8(0+4x+4x)、自分(フリット) 2(2+0+0)
第42戦(25+15+20分):キノ(フリット)7(0+4x+3)、自分(ピラー)1(1+0+0)
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