この日のアミーゴは自分の都合で11時開始。ところが色々と手違いがあり、集まったのは3人と少なめでした。まさのぶさんのリクエストで持ち込んだ「マギノール」と「ラーの司祭」を遊びました。
マギノール Maginor
(説明 15分 プレイ時間 45分)
「ベガス」に色々と特殊効果を加えて、それまで追加ルール(上級ルールと呼ばれていた)だったじゃんけんを不可避にしたゲーム。ダイスの確率によってリスクを考えるエリアマジョリティーですが、少々大味なのでじゃんけんも結構盛り上がります。三角のじゃんけんタイルがこのゲームのエッセンスなのではと思えてきます。岩<火<水<岩という3すくみなのは、じゃんけん文化に馴染んだ日本人にはあまり直感的ではありません。火がなぜ岩より強く、岩はなぜ水より強いのでしょうか?
今回は適度に巻き込まれつつも適度に争いを避けて、後半まで結構良い感じで進めたと思います。最後の15点ディスクをまさのぶさんが獲得し、1点差で逆転負けを喫しました。
結果:まさのぶ 39、自分 38、琢磨 28
ラーの司祭 The Priests of Ra
(説明 20分 プレイ時間 60分)
ラーのバリアントとも言える「ラーの司祭」です。遊ぶのは結構久し振りです。「ラー」に慣れていると得点に慣れるまでちょっとわかりづらいのですが、タイルが両面というのは別の面白さを生み出しています。ただ、ちょっと切れ味が鈍く、クニツィアらしくないような気もします。市民と建物は4色ずつなのですが、それらに関連性はないし、市民の最多争い(「ラー」のファラオにあたる)は2枚以上ながらも3-4色を1枚以上揃えればアンクがもらえます。なのでどちらの面を表にしても良いじゃないかということになる気もします。
クニツィアと初めて会った時に一緒に遊んだのが「ラー」でそのときに彼は袋を使うのを嫌っていました。よってタイルをばらまいてそこからめくっていました。この方がテンポが良いので、自分も「ラー」に関しては袋は使わない主義です。毎手番、袋からタイルを引くのは時間がかかります(手番の終了にタイルを引くゲームならば袋は問題ないと思います)。でもアメリカ人は特に袋を使うのが大好きなので、それなら袋がなくては遊べないようなデザインにしてしまえ、ということでできたのが「ラーの司祭」じゃないかとも思います。
まさのぶさんに司祭2枚を5で譲ったのが敗因だと思います。これによって彼はペストがなくなってずいぶんその後が楽になってしまいました。
結果:まさのぶ 69、自分 66、琢磨 57
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