ブルームーン Blue Moon
(プレイ時間 40&25分)
種族統一デッキの第39−40戦はピラー対ヴァルカです。ピラーは数値が6くらいになると一気に苦しくなるので、ヴァルカが勝つのではと思いましたが、果たしてどうなのでしょうか?
第39戦:自分がピラー、キノさんがヴァルカです。ピラーは相手のプレイしたカードを無視したり捨てさせるのではなく、プレイする前の手札をイモムシで捨てさせるので、キャラクターが多く数値も高いヴァルカにはそこまで強くありません。それに最も高いものが6−2や2−6で、「結合の薬」を使っても8、それにサポートが2枚しか存在しないので、6以上の攻撃値を返すのは困難を極めます。イモムシは溜め込まずにどんどん使っていかないと、手札も回らなくなってしまいます。1ディール目の最後は、ヴァルカがカードが尽きてこちらの1点勝ちかと思いきや、最後の手札カードの Valca16「エンバー - あなたは特殊能力テキストのないキャラキターカードをプレイできない」をキノさんにプレイされて、あっけなくやられてしまいました。1点勝利だったのが2点敗北になってしまい愕然となりました。ピラーにはテキストのあるキャラクターは15枚中5枚と意外と少ないのですね。2ディール目も3点を取られて敗北。
第40戦:自分がヴァルカ、キノさんがピラーです。キノさん率いるピラーは良いタイミングでイモムシで攻めてきてなかなか決定打が打てません。そのうちにこちらの手札が先に尽きてしまい、1点負けです。2ディール目でもこれを挽回できずに、終盤には何とキャラクター不足に陥ってしまい、サドンデス負けです。勝つつもりで挑んだのに、こちらも敗北してしまいました。イモムシ攻撃の時に、ドラゴン1匹ならば撤退してキャラクターを温存しておく方が良いのかもしれません。結局、ピラー対ヴァルカでは2敗を喫してしまいました。
結果
第39戦:キノ(ヴァルカ) 5(2+3)、自分(ピラー) 0(0+0)
第40戦:キノ(ピラー) 5(1+4x)、自分(ヴァルカ) 0(0+0)
ラプター Raptor
(説明 35分 プレイ時間 各10−15分)
去年のエッセンで手に入れた「ラプター」を漸く遊べました。ブルーノフェイドゥッティとブルーノカタラのダブルブルーノがデザインしたゲームです。2人用の非対称なゲームで、恐竜側と科学者側に分かれてそれぞれのゴールを目指します。恐竜側は母親恐竜1匹と子供恐竜5匹からなり、科学者側は最初は科学者4人ですが数は増減します。恐竜側は子供恐竜を3匹脱出させるか科学者を皆殺しにすれば勝利です。科学者側は子供恐竜を3匹捕獲するか母親恐竜を完全に眠らせれば勝利です。
このゲームで面白いと思ったのはプロットするカードの使い方です。それぞれのカードには1−9の数値と特殊能力が示されており、同時公開したあとに数値が高い方が相手との差分だけアクションを行えます。そして数値が低い方はアクションは行わずに特殊能力を使うのです。相手が高い数値の時に低い数値を出してしまうと、やりたい放題やられてしまいます。
特殊能力の処理が統一されているようでされていなかったりと、少々煩わしいです。この辺りはもう少しデベロップするべきだったのではと思います。カードを9枚使わないうちに終わってしまうくらいゲームの進行は早く、4回遊びました。
結果
1戦目:キノ(恐竜) 勝利、自分(科学者) 敗北
2戦目:自分(科学者) 勝利、キノ(恐竜) 敗北
3戦目:キノ(科学者) 勝利、自分(恐竜) 敗北
4戦目:キノ(科学者) 勝利、自分(恐竜) 敗北
世界の七不思議 デュエル 7 Wonders: Duel
(プレイ時間 各30分)
「世界の七不思議」は7人まで遊べる短時間のブースタードラフトのシステムを用いたゲームでしたが、この「デュエル」は2人用でドラフトはオープンな場から行いブースタードラフト式ではありません。場はカードを決められたように半分ずつずらして並べます。手番には上にカードが乗っていないカードをドラフトしていきます。ドラフトしたカードはコストを支払って建築するか、お金に変えるか、ゲーム最初に手に入れた不思議を建設するかのどれかです。かなり要素が多く、軍事力の綱引きや科学力のセットコレクションもあり、これらが一定以上だとザドンデス終了で勝利することができます。そうならずにゲーム終了まで行ったならば得点勝負となるのです。
1戦目は科学力をあまりに軽視しすぎたために、キノさんが5種類を獲得してしまい敗北。2戦目は途中まで軍事力で押していたものの、決定打とはならずに敗北しました。基本的にはドラフトしていくだけなのでシンプルなのですが、それに加えられた要素が若干多すぎると思います。
結果
1戦目:キノ 勝利、自分 敗北 (科学的勝利)
2戦目:キノ 59、自分 51
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