この日はクラマーナイトと銘打って、ウォルフガング・クラマーのゲームだけを遊ぶ会です。１０名が参加してくれました。自分はクラマーのゲームをあまり持っていないのですが、持参した中から「アブルクセン」「勝利への道」「フォーラムロマナム」「ペッパー」の４つを遊びました。次のクラマーナイトでは「ミッドナイトパーティー」「６ニムト」「フィレンツェの匠」「ビッグボス」などを遊びたいですね。クラマーのゲームは６人で遊べるものが多いというのは今回初めて気が付きました。６人で遊べるゲームは少ないので、これらからも重宝しそうです。
アブルクセン Abluxxen
（プレイ時間 ２ディール４５分）
近年のクラマーベストといえば「アブルクセン」です（個人的には、ですが）。キツネ大富豪とも呼ばれるこのゲームは、基本的には戦略的な大富豪のようなゲームです。攻撃して欲しいのに攻撃されない、攻撃して欲しくないのに攻撃される、というもどかしさが良いですね。はたさんと自分以外はみな初めてでしたが、ちょっとひねった大富豪を楽しんでくれたようです。
結果：自分 ４２、Ｔ ２８、Ｓ ２５、はた ２２、ゆみこ １４
勝利への道 Verflixxt!
（プレイ時間 各４０−６０分）
かなり久しぶりに遊ぶ「勝利への道」です。コマが３つずつあるすごろくなのですが、目的は得点タイルの獲得です。各マス目はタイルになっており、プラスとマイナスのタイル、そしてマイナスのタイル１枚をプラスにするというクローバータイルがあります。自分のコマが、今までいたタイルから立ち去る最後のコマのときに、そのタイルを獲得します。このルールが面白いジレンマを生み出しているのです。また中立コマ（ガード）もうまくできており、これで他人がプラスのタイルを撮るのを妨害できます。
この日は連続で４回も遊んでしまいました。結構時間がかかるので、じっくりと遊ぶすごろくという感じですね。「ドラダ」にも少し似ており、よくできていると思います。
結果
１戦目：ゆみこ １９、はた １６、Ｔ ４、自分 −１、Ｓ −１８
２戦目：Ｓ ２１、Ｔ １９、ゆみこ １３、はた −１１、自分 −１７
３戦目：源 １９、自分 ８、フジマキ ７、琢磨 ６、ばかし ４、アイシタ −１７
４戦目：ばかし １７、フジマキ １６、琢磨 １５、アイシタ ２、自分 ２、源 −２１
フォルム ロマヌム Forum Romanum
（プレイ時間 ５５分）
「エバーグリーン」はスピードのゲームなので、じっくり遊べる多人数アブストラクトの「フォーラムロマナム」を遊ぶことにしました。思ったよりもどんどん決算が進んでいきます。確か前回は３人だったのですが、６人くらいのほうが、あまり先が読めないので却って良いかもしれません。ばかしさんはやけに気に入ったみたいで、以前「ヤバラス」を遊んだ時のアブストラクト魂が目覚めたのかもしれません。ばかしさんが勝つのでは、と思ったら、なんとアイシタさんが僅差で勝利。久しぶりに遊ぶと面白いですね。
結果：アイシタ １位、ばかし ２位、フジマキ ３位、自分 ３位、源 ５位、琢磨 ６位
ペッパー Pepper
数値１のペッパーカードが残るという変わったトリックテイクの「ペッパー」です。自分がもう一つのテーブルにいる間に一度遊ばれていましたが、どうも面白さがわからないということで、２ディールほど試してみました。うまく他のプレイヤーにペッパーカードを押し付けられると面白いのですが、トリックテイクは敷居が高いみたいです。
結果：不明
これ以外にも「ハイソサエティー」「ブラフ」「コロレット」などが遊ばれていました。次も希望があればクラマーナイト続編やシャハトナイトなどをやりたいと思います。次回は５０回記念です！ ということは、やはりクニツィアナイト？
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