2月21日に行われるゲームマーケット2016神戸の前後に大阪を訪問し、去年と同様に賽苑のnakiさんのところ滞在しました。19日の朝に出発し、小田原から新幹線に乗ると、久し振りに綺麗に富士山が見えました。江坂でnakiさん夫妻と合流。この日は昼間は「ちらかし放題」「勝手にしやがれ」「オールザウエイホーム」を遊び、夜は秋山さんと合流して「ハーツ」を遊びました。翌20日はマクベスさんも参加して、軽いゲームを中心に色々遊びました。
ブルームーン Blue Moon
なんとなく持ち込んだ「ブルームーン」ですが、秋山さんが興味を示しました。まだ遊んだことがないそうです。ヴァルカ、フリット、テラ、アクアの4種族しか持ってきていなかったので(すべて単一種族デッキ)、最も特殊能力が少ないヴァルカを秋山さんが受け持ち、自分はテラを受け持ちました。炎対大地という極端な争いです。ただ、それぞれに特色があるので戦いはそれほど単純ではありません。ヴァルカの倍にする火山の籠手、巨人の籠手や、カードを引けないようにする炎の壁がある一方、テラには強力な4枚の嵐、そして戦闘エリアをすべて捨てさせる地震誘発があります。今回は、テラの特殊カードをうまく活かせずに2連敗のストレート負けでした。でも秋山さんはかなり気に入ってくれたみたいで良かったです。
2戦目は夜が更けてDTCのあとマクベスさんと遊びました。フリットの使い方がうまかったです。時間がなかったので2ディールのみで4対4の同点でした。フリットはもう少し色々と研究してみるべきかもしれません。回収するたびに異なるキャラクターを出して相手が撤退しても、キーとなるキャラクターが手札に残るようにするのが良いのかもしれません。
結果
1戦目:秋山(ヴァルカ) 5(2+3)、自分(テラ) 0(0+0)
2戦目:マクベス(フリット) 4(0+4)、自分(ヴァルカ) 4(4+0)
スティンジー Stingy
(プレイ時間 35分)
nakiさんとは前回遊びましたが、秋山さんとマクベスさんは初めてです。欲張りすぎずに適度にきちんと得点するべきなのですが、今回も欲張りすぎて色々と揃わずに終盤を迎えてしまいました。うまく得点化するタイミングが難しいゲームです。マクベスさんは結構気に入ったようで、翌日のゲームマーケットでも売っているところはないのかなあ、と言っていました。
結果:マクベス 80、秋山 77、naki 73、自分 40
クロークアンドダガー Cloak & Dagger
(プレイ時間 60分)
一昨年のエッセンで秋山さんにお土産としてプレゼントしたのですが、まだ遊べていないから一緒にやりましょうとのことなので、自分のコピーを持っていきました。かなり久しぶりだったので、ルールが少々グダグダになってしまいましたが、途中からはおそらく正しいルールで遊べたと思います。封筒20個を20の場所に見立てて、自分のスパイを潜入させて秘密書類3種を自分のスパイと同じ場所に集めるのが目的です。手番では封筒を極秘裏に1つ選び(選んだ封筒は誰にも明かさない)それが空ならば、秘密書類を入れて、どの封筒かもみんなに言います。秘密書類に種類までは言う必要はありません。空でないならば、自分の手持ちのカードをすべてそこに入れます。手持ちがないときは、自分のスパイ(そこにいれば)を1枚出すことができます。このとき、1枚別のカード(書類か別のスパイ)を裏向きに引き出すことができるのです。
自分のスパイが誘拐されてしまいましたが、なんとか取り戻して書類を集めにいこうと思った矢先にnakiさんが終了条件を達成しました。自分のスパイが誘拐されると結構痛いですね。いずれ特殊カードも入れてみたいです。
結果:naki 勝利
タントニー Tantony
(プレイ時間 55分)
トランプを使ったゲームが遊びたいという秋山さんと、トリックテイクの面白さを知りたいというnakiさんに「タントニー」を紹介しました。自分の中ではトリックテイクの五指に入るゲームです。秋山さんはやったことがないと言っていましたが、いざルールを説明しだすと、以前トランプ教室のような場所で遊んだことがあるかもしれない、ということでした。得点方式は、A、K、Q、Jがそれぞれ30、25、20、15というメリハリがある最近の方式を採用しました。Aの30点こそなかったものの、途中ではKの25点を始め、15点以上が何度も決まりました。ハイカードがあるスートをロングスートにできたりと、手札の調整がうまくいったことも大きいです。
結果:秋山&自分 193、マクベス&naki 149
セブン スペード Seven Spades
(プレイ時間 20分)
nakiさんのリクエストで「セブンスペード」です、誰かが3勝するまで遊びます。1勝だけでは面白さはわかりません。だんだん、プレイヤーがどんな風に嘘をつくのかというのが少しですが見えてくるのが面白いのです。そういう人間の心理のゲームなので、3勝するまで続けないと面白くないのです。この辺りは「手本引き」に似ているかもしれませんね。
結果:自分 3、秋山 2、マクベス 1、naki 0
オール ザ ウエイ ホーム Schweinsgalopp
(プレイ時間 4ディール25分)
「オールザウエイホーム」は豚のレースの子供ゲームですが、結構読み合いがあって大人でも十分楽しめるゲームです。最後の1枚が非常に重要で、これに勝たなければそのラウンドでの得点は0点なのです。このギャンブル的な要素がたまらないですね。1ラウンド目こそ無得点でしたが、そのあと追い上げて4ディール終了時にはトップでした。
結果:自分 14、秋山 7、naki 4、マクベス 3
DTC DTC
(プレイ時間 各15分)
ブラフゲームのDTCです。1戦目は経験の差で勝ったものの、2戦目はブラフを見破られて2位でした。ジョーカーの枚数といい、本当によくできています。例によって嘘をつくのに忙しすぎて写真を忘れました。
結果
1戦目:自分 6、秋山 11、マクベス 49
2戦目:マクベス 12、自分 21、秋山 33
ロスト シティー Lost Cities
最後は秋山さんと2人で「ロストシティー」の4ディール勝負です。4人用デッキを持ってきましたが、今回は2人で遊ぶだけでした。2ディール終了して78対89と負けていましたが、3ディール目で大差がつき逆転。そのあと4ディール目も勝って勝利です。本来は確か3ディール戦だったと思いますが、時間があるならば双方が2回ずつスタートプレイヤーとなる4ディール戦がよりフェアかもしれません。
結果:自分 157(42+36+41+38)、秋山 121(64+25+4+28)
翌日は、ゲームマーケット神戸です。
マクベス
久しぶりに遊べてよかったです。残りのお2人方もすごい人たちと知り合えましたし、親切で非常にたのしい時間を過ごせました。
ブルームーンのフリットはこちらの資源(キャラクター)を消費させずに相手のカードを引き出させるのが強みなのでそれを最大限に活かす戦い方がベストだと思っています。
どのデッキに対しても1~2体は撤退して処理しないといけない必殺級キャラクターがいるので、最初から実は1~2ドラゴンぐらいのアドヴァンテージ(優位)があるデッキだとも思っています。
手札管理はペアアイコンのブースターを切ったりいらないキャラを処分するだけで結構回せますよ。
確かに2ドラゴン戦に持ち込むのは難しく、非常に技術を要するデッキですが使い込むと非常に強いです。
1戦目はそちらのデッキのすばらしい周りについていけませんでしたが、2戦目のようにじわじわ行く戦術がはまればわりと安定して勝てる実感ありますよ~。
けがわ
マクベスさん、こちらこそ一緒に遊べて楽しかったです。
ブルームーンのフリットは、色々と考えどころがありそうですね。
マクベスさんは思ったほどペアのブースターを使っていなかったように思えました。
自分はペアにこだわって手札にためてしまいすぎているのかもしれません。
今回持っていったデッキは、次回の単一種族総当たり戦のデッキを用意しておいたものを
そのままもっていったので、近々、ヴァルカ対フリットを行う予定です。
そのときに、今回の経験を生かせると良いと思います。
また、次回一緒に遊べるのを楽しみにしています。
カズマ
ごぶさたしております、昨年のブルームーン選手権でお世話になりました、カズマです。
時々こちらを拝見しており、ブルームーンの話題でしたので、ちょっと食いつきました。
私もフリットは好きなデッキでよく使うのですが、回収にこだわらない、ブースターは単発でも無駄なものでも付けて手札の回りをよくする、というのは意識します。
相手によって有利不利が大きく出がちなので、例えばアクアなどにはどうしても勝てませんが、じっくり型のヴァルカには割と相性がいいのではないかと思います。
単一種族戦の記事も楽しみにしております。
けがわ
コメントが遅くなってすみません!
ブルームーンの記事の読者がいて嬉しい限りです。アクアとフリットは確かにアクアのほうが強そうですね。まだ単一種族戦では遊んでいない組み合わせなので楽しみです。
またブルームーンを一緒に遊ぶ日を楽しみにしています。