キノ宅ゲーム会/草場宅新年ゲームパーティー2016 2016.01.03

新年おめでとうございます。1月3日に新年ゲーム会の2つに参加しました。



乗車券 Ticket to Ride + 拡張ボード オランダ Nederland
(説明 10分 プレイ時間 120分)
TicketToRideNederland20160103.JPG新年ゲーム会の1つ目のゲームは「乗車券」のオランダマップです。ボードには何度か訪れたことがある「アイントフォーヘン」もあります。マップコレクションの第4弾らしいのですが、「乗車券」シリーズはあまり詳しくないので、一体幾つあるのかわかりません。拡張セットなので、カードとコマが入っている「乗車券」「乗車券ヨーロッパ」「乗車券メルクリン」のいずれかが必要らしいです。今回は「メルクリン」のセットを使いました(タイトルのリンクは便宜的に基本である「乗車券」としました)。お金の概念があるのが特徴で、建設にはボード上に書かれたお金を支払います。同じ区間で1人目は銀行に、2人目は1人目に支払うのです。よって1人目ならば誰かが同じ区間に線路を敷いてさえくれれば、支払った分がそのまま戻ってくることになります。チケットには区間に必要なコマの数に加えて必要な金額も得失点として加えられています。さらにゲーム終了時に所持金が多い順からボーナスがあり、トップは55点とかなり大きいのです。

TicketToRideNederland-MyTickets20160103.JPG最初に配られた5枚のチケットのうち4枚をキープすることにしました。この4枚を達成するだけでかなり苦しく、まあそれは自分だけではないようで、みんな始終うんうんと唸っていました。自分(黄)はミズキさん(赤)と競合している区間が多く、いつも一手先を行かれてしまって非常に苦しい展開になりました。ようやく終盤になってから大回りの経路で持っていたチケット4枚をすべて達成しました。最後にチケットを引くというギャンブルをしたのですが、引いたチケットはどれも大外れでマイナス15点になってしまいました。しかし、それは些細なことで、ミズキさんがコマの素点、チケット、所持金ボーナスのすべてにおいてダントツの大勝利でした。ボード上の赤がミズキさんですが、スコアは他のプレイヤーより1周か2周進んでいるのです! まあまあ楽しめるマップだと思いますが、お金の要素はもうちょっと練りこんだ方が良いのでは、というのが自分の感想です。他人と絡めないルートだったキノさんは、収入も少なくてかなり大変そうでした。

結果:ミズキ 245、ウサギ 152、自分 128、キノ 90、名人 83



ポートランド Portland (未開の西部のカードゲーム Kartenspiele im Wilden Westen より)
(説明 10分 プレイ時間 40分)
Portland20160103.JPG年末に草場さんと遊んだのが面白かったので、キノさんのトランプコレクションを使って遊びました。1人1デッキを持ち、6回のポーカーハンドを作ります。余分は22枚なので、1回あたり平均で3−4枚は引けるのですが、終盤の高得点のためにある程度は残しておきたいところです。このマネージメントの感覚は、何度か遊ばないとわからないところだと思います。終盤でフルハウスを完成させたこともあり、このゲーム、初勝利です。みんなにも好評でした。カードがすべて見えているので、お互い色々言いながら遊べるのが良いですね。また人数分のトランプデッキを使いますが、それぞれのデッキは混ざらないので、柄などが違っても問題ないのは良いところです。

結果:自分 63、ウサギ 50、キノ 41、名人 30、ミズキ 26

これでキノさんの家での新年ゲーム会は終わりです。夕方過ぎに都内に出て草場宅の新年ゲームパーティーに向かいます。先に着いていたJun&Yokoの従兄弟夫婦に合流し、夕食を済ませてからさっそくゲームです。



モットー Motto
(プレイ時間 10分)
Motto20160103.JPGまずはtswさんも一緒にポーランド製の「モットー」です。どこで勝負を掛けるかと、どこまで相手を邪魔するかに焦点が絞られたようなゲームです。良いタイミングで得点を重ねたJun君の勝利。

結果:Jun 15、自分 13、Yoko 11、tsw 10



メディチ Medici (アミーゴ版)
(説明&プレイ時間 80分)
Medici20160103-1.JPG普段「マスターズギャラリー(モダンアートカードゲーム)」をよく遊んでいるというJun&Yoko夫妻と、「モダンアート」をこよなく愛するtswさんがいるので、正月らしく「モダンアート」をやろうということになりましたが、草場宅のゲームの山での捜索は難航し、結局見つけられません。なんということでしょうか。まあそれならということで、ゲームの山の陰に隠れていた「メディチ」を遊びました。プレイヤーの色を表すマーカーには「ヘックメックエクストリーム」などのコマを使いました。

Medici20160103-3.JPG1ラウンド目ではちょっと購入に失敗し最下位でしたが、2ラウンド目には果報は寝て待て作戦を決行します。つまり最後まで競り落とさずに3枚を1で競り落とすのです。もちろんこれは狙ったわけではなく、欲しいものが場に出ないので結果的にこうなっただけなのですが、自分だけが3枚を競り落とせる状態で、なんと集めていた緑の5、5、4という最高の3枚をめくりました。これで緑が5枚になりだいぶ状態が良くなったと思います。実際は、もうあと4枚でピラミッドの頂点に達するので緑が1枚多過ぎたのですが、それでも滅多にない良い引きです。

最終ラウンドは黄色を集めて「10」の位置に持ってきたので、これは逆転1位もあり得るかもと期待したのですが、トップと2点差の2位でした。個人的には何ともドラマチックな展開でした。

結果:Jun 115、自分 113、tsw 103、どきゅん 98、Yoko 94、わいづ 54



砂漠を越えて Durch die Wüste (コスモス版)
(プレイ時間 35分)
DurchDieWuste20160103.JPG囲碁が好きな従兄弟夫妻と「砂漠を越えて」を遊びました。よく多人数囲碁と紹介されますが、「囲碁とは全然違う、でも面白い」という感想でした。各色での最大キャラバンのなど別の要素もあるので、確かにかなり違いますね。今回は3色でトップを取れたこともあって、大勝利です。

結果:自分 97、Jun 64、Yoko 64



最後に草場さんと「ペアネコ」を1ゲームだけ遊んで終了です。その後、従兄弟夫妻の家で「ペアネコ」と「スティンジー」を遊びました。

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