2人ゲーム会 2015.12.22

ペアネコ The Waltzing Cat
(プレイ時間 各5分)
WaltzingCat20151222.JPGキノさんが前回気に入っていたペアネコを持ち込みました。1ゲームが短いのでつい何度も遊んでしまいます。にゃーと言って相手に恋ネコペアを表にさせるのが、一番爽快感のある勝ち方だと思います。慣れてくるとなかなかそうはいきませんね。

結果(*は先手)
1戦目:自分 10、キノ* 6
2戦目:自分 11、キノ* 8
3戦目:自分* 7、キノ 6
4戦目:キノ* 8、自分 6



オード エックス Ordo X
(説明 5分 プレイ時間 各5−20分)
OrdoX20151222.JPGネスターゲームズのウェブサイトで「オード」のニューエディションが発表されていました。そこに、「オードエックスも遊べます」という記述があります。以前の「オード」にもこの記述はあったのかもしれませんが、とにかく今まで気がつきませんでした。作者のウェブサイトにあるルールを元に、「オードエックス」を遊んでみました。

オードとの違いは以下の通りです。

1.オード(縦か横に1列に並んだコマ)は垂直方向でだけではなく、列と同じ順方向やさらには斜め方向にも進める。
2.前方(斜め前も含む)に動かない横移動のあとは、ただちに前方移動を行う。よって手番ごとに必ずコマのいずれかが前進していることになる。
3.相手を分断したら、コマ数の小さいグループを除去する。同数の時は分断したプレイヤーが除去するグループを選ぶ。よって、グループの再結合に関するルール(後ろ移動など)は一切ない。

この3点だけで、ほとんど別のゲームといっていいくらい異なったゲームになります。分断すると消えるところはギプフシリーズのゼヘツやデュボンにちょっと似ていますが、再結合がないのはちょっと物足りない気もします。また順方向に動けるというのが非常にパワフルで、オード特有のもどかしさがなくなっています。最後は一気に槍のように突き進んで相手の列に到達できるのです。「オードエックス」はギーク上でも賛否両論あるバリアントのようです。

個人的には「オード」の方が面白いんじゃないかという気がしますが、なにぶんまだ回数が少ないので、しばらく「オードエックス」も試してみたいです。

結果
1戦目:キノ* 勝利、自分 敗北
2戦目:キノ 勝利、自分* 敗北
3戦目:キノ* 勝利、自分 敗北



デュプロヘックス Duplohex
(プレイ時間 各20分)
Duplohex20151222.JPGキノさんが今年一番の傑作(あるいは衝撃を受けたゲーム)だという「デュプロヘックス」です。ヘックスのようなコネクションゲームでありながらも、ヘックスとは異なる感覚を生み出しています。自分のディスクを動かして、その空いたところにリングを置くというような「置き換え」がかなり鍵となるのでは、と感じるようになりました。ネスターの個人的ベスト5に入るであろう、素晴らしいゲームだと思います。

結果
1戦目:自分 勝利、キノ* 敗北
2戦目:自分* 勝利、キノ 敗北



ブルームーン Blue Moon
(プレイ時間 40+65分)
単一種族デッキ総当たり戦の第31&32戦はピラー対ブカです。どちらもかなり癖のあるデッキで、ピラーのイモムシとブカの船やブラフがどう絡み合うかが見ものです。

BlueMoon20151222-1.JPG第31戦は、自分がピラー、キノさんがブカを受け持ちました。ピラーといえば Pillar 16-19のフリーブースターによるイモムシ攻撃ですが、イモムシを出しても Buka 22「ドロラ・パール見張り番 - 今、私はあなたのアクティブな保護されていないブースターカード、またはアクティブな保護されていないサポートカードを、すべて捨てることができる。」によって捨てさせられてしまいます。また、ブカは山札の消費が早く、4枚あるイモムシのうちまだ1枚しか引いていないうちに終了してしまうこともありました。ピラーの攻撃値は6−2や2−6、それに数々の薬があってそれなりに高いものの、ブカの上陸作戦による10以上の攻撃値にはとても敵いません。ブカのデッキが尽きるという先行逃げ切りで2点、3点と取られて5対0で敗北です。

面白いと思ったのは、ブラフにチャレンジして失敗してもブラフカードを捨てさせるので相手の戦力が下がるということです。相手にドラゴンを取られますが、戦いは続けられるので、場合によっては例え相手のブラフが本来のカードだとわかっていてもブラフをコールした方が良いのです。今回はこれを利用して1回だけドラゴンの移動を帳消しにすることができました。

BlueMoon20151222-2.JPG第32戦はデッキを交換して、キノさんがピラー、自分がブカです。ブカはそのルールの特殊さゆえに始めはなかなか慣れません。今回も1ディール目は手こずってしまい、ピラーに3点を与えてしまいました。2ディール目からは、こちらの逆襲が始まります。Buka 23「グー・ラーの亡霊 - 私の影響エリアにカードがないときに限って、私はこのカードをプレイできる。戦いの元素は、炎と大地のあいだで変わる」は船が出ていると使えないので、使いづらいのですが、船に乗せて上陸させるのはそれ以外の船がない状態であればできるのです。これを利用して、船に「グー・ラーの亡霊」を載積し、さらにBuka 26「炎の複写機 - 私のキャラクターカード1枚の炎の攻撃値が2倍になる」も一緒に乗せてピラーが得意とする大地から一気に炎の戦いに持ち込もうという戦法です。ところが「グー・ラーの亡霊」にはストップアイコンが付いているのを忘れており、サポートである「炎の複写機」は上陸と同時に捨てることになってしまいました。そんなミスがありながらも、2連続で4点獲得(うち1回はコールド勝ち)して、勝利。ブカは強い!

結果
第31戦:キノ(ブカ) 5(2+3)、自分(ピラー) 0(0+0)
第32戦:自分(ブカ) 8(0+4x+4)、キノ(ピラー) 3(3+0+0)

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