ディアシュピール 2015.12.08

東京・東中野のディアシュピールで「クニツィア特別会」というのがあったので行ってみました。ちょっと早く着いたので、店長の館長さんと雑談しながら、店にあるクニツィアゲームを数えていたら51ゲームありました。結構ありますね。



DTC DTC
(プレイ時間 各10−15分)
DTC20151208.JPG人が集まるまで、3人で「DTC」を遊びました。ライアーズダイスをカードにしたようなゲームといえば「詐欺師/イカロス」の方が知名度が高いのですが、こちらの方が、よりライアーズダイスらしさがあり、またカードのアンドマネージメントの要素もあって面白いと思います。1戦目は2回ほどブラフを見破られ、あるいはチャレンジが失敗して20点の失点となり、グリーンさんが9失点で勝利。2戦目は1点差で自分が勝ちました。このゲーム、どこかが日本語版を出せば良いのにと思います。ギークでも評価数26の少なさなので、英語圏でも隠れた名作です。

結果
1戦目:グリーン 9、自分 20、館長 37
2戦目:自分 17、館長 18、グリーン 31



スターウォーズ 銀河の反乱 Star Wars: Die grosse Würfelrebellion
(説明 10分 プレイ時間 40分)
Wurfelrebellion20151208.JPG自分はレイラ姫でしたが、なんとひとつもキャラクターが取れませんでした。細かく1点の出目で稼ぎ、一見すると良い勝負のようでしたが、最期に一気に引き離されました。デルギさんが言うには、主人公のルークの目はやはりボードの大切なところに描かれている、とのことです。

結果:グリーン 29、まさのぶ 27、デルギ 23、自分 16



チグリス ユーフラテス Euphrat & Tigris (ホビージャパン版)
(説明 25分 プレイ時間 80分)
Euphrat&Tigris20151208.JPGグリーンさん持参のホビージャパン版を遊びました。だんだん、このプラスチック製のコマも悪くはないんじゃないかと思うようになりました。デルギさんが初めてということで基本ボードで基本ルールのみです。

途中までデルギさんが青と緑のモニュメントがある王国を支配しており、他のモニュメントもなく戦争もない展開だったので、これはまずいと危機感を感じて、徐々に乗り込んでいきました。途中はボード中央のグリーンさんの王国でも激しい争いが繰り広げられ、自分は他人同士に戦争を起こさせて、空いた場所に滑り込みモニュメントの支配権を獲得するという、チグユーらしいことをやっていました。序盤にはさっぱり点が取れなかったので、これは3位以下だろうと思っていたら、なんとか2位でした。全員かなり僅差ですね。写真は終局図ですが、川の合流点から北側あたりがまったく手をつけられていないという変わった展開でした。

結果:グリーン 7−7−10−10、自分 7−7−7−10、デルギ 6−9−10−12、まさのぶ 6−7−7−11



海賊 Pirat
(プレイ時間 20分)
Pirat20151208.JPG「海賊」は「略奪」「コルセア」など名前を変えて何度もリメイクされているカードゲームです。河上さんが「これ、面白くないんですよね!」と言うのですが、それもそのはず。初期にネットで出回っていた和訳はまったくひどいもので、ゲームになっていませんでした。まず、カードをプレイするか補充するかのどちらかなのに、プレイして補充するとなっていること、商船を攻撃するのはプレヤーごとに異なる色でなければならないのに、同じ色でなければならないとされていること、などが代表的な誤りです。

今回は海賊こそ来なかったものの、提督が来て、それで5点を確保。ただまさのぶさんや河上さんは、戦いが激しい隙を狙って低い価値の商船をだしたりと、うまく立ち回っていました。クニツィアにしてはかなり攻撃色の強いゲームなので好みは分かれると思いますが、シンプルで悪くないと思います。

結果:まさのぶ 17、河上 15、自分 11、デルギ 10、わかとも 9


スティンジー Stingy
(プレイ時間 40分)
Stingy20151208.JPG今、一押しの「スティンジー」です。自分はやはり最期まで店をたためずに、10枚近くのタイルを無駄にしてしまいました。やはりこれが勝てない原因でしょう。それにしても交換だけなのに面白い。

結果:わかとも 65、まさのぶ 61、自分 55、河上 51、デルギ 51



ねこギャング Katzenbande
(プレイ時間 10分)
Katzenbande20151208.JPGまさのぶさん持ち込みの「ねこギャング」を遊びました。絵柄か色が3枚同じタイルを揃えば良いというシンプルなゲームです。手番には場から裏向きのタイルを1枚めくって表向きにし、それを自分の前に置きます。3枚までしか持てないので、4枚目からは自分の持っているタイルを1枚、場に表向きに捨てることになります。そうすると、だれでも裏向きのタイルをめくる代わりに、その表向きのタイルを取ることができるのです。ここでシンプルな駆け引きが生まれます。子供ゲームながら、なかなかよくできていると思います。本来は4人までですが、まあ5人でも問題ないのではということで遊びました。

結果:自分 3、デルギ 2、まさのぶ 2、わかとも 2、河上 2



イリウム llium
(プレイ時間 50分)
Ilium20151208.JPGここで3人になったので、「イリウム」を遊ぶことにしました。得点のタイミングやキューブの使い方など、結構よくできていると思いますが、なにぶん得点が5点刻みで差がつきづらいのが難点です。5で割れば、今回の得点は14点、12点、10点、といった具合です。ここまでスコアリングをシンプルにする必要はなかったのではないかと思います。でも、もしかしたらこれが初勝利かもしれません。

結果:自分 70、まさのぶ 60、わかとも 50



平日とはいえ、夕方からたっぷり遊べました。またクニツィア会をやりましょう。

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