Abstract Strategy Game Society 2015.11.21

worldbest_ASG_cover.png今月の五反田でのアブストラクトの会は、ゲームマーケットの前日です。昼過ぎから賽苑のnakiさんとhalさんに会い、夕方の第2部から参加しました。なお第1部では「ソレル」「トゥイグス」「ミニアミダ」「ワールドベストアブストラクトストラテジーゲーム第1号(書籍、写真左)」が発表されたようです。この書籍はボードがたくさん印刷された本になっており、コマを用意することで様々なゲームが遊べます。




デュプロヘックス Duplohex
Duplohex20151121.JPGまずはhalさんと最近お勧めのネスター「デュプロヘックス」を遊びます。ヘックス系の新たな可能性を生み出したと言っても良いゲームだと思いますが、慣れるまで少々難しいと思います。

結果:自分 勝利、hal 敗北



トゥイグス Twigs
Twigs20151121.JPG鳥の骨みたいだ、とよく形容される独特のコンポーネントを持つゲームです。こちらはhalさんがうまく攻めてきて自分の負けでした。

結果:hal 勝利、自分 敗北



バラナシ Varanasi
Varanasi20151121.JPG中島さんのニムを発展させたゲームです。ネスターゲームズ版を遊ぶのは初めてです。ハノイの塔の原理はわかりやすいし、得点に工夫などはありますが、やはり所詮はニムなので最初は何をやっても同じという感じがしてしまいます。やり込めば序盤からの布石などがあるのかもしれません。

結果:hal&自分 18(勝利)、土井&刑部 4(敗北)



Yugamigo20151121.JPGこのあとは土井さんの最近の新作「歪碁(左の写真)」と「フォアフロント」を遊びました。まだプロトタイプですが、独創的で面白いです(製品になる前なので詳細は省略します)。ここからまた傑作が生まれると良いですね。翌日がゲームマーケットなので第3部はなく解散となりました。自分は賽苑のnaki&halさんと、近くの串焼き店で夕食を食べつつ、賽苑の新作を一緒に遊びました。



ペアネコ The Waltzing Cat
「勝手にしやがれ」と同様の木製の牌を倒すゲームですが、協力ゲームではありません。牌の構成も大幅に異なります。手番には、牌を押して倒すか、引いて倒すか、あるいはゲーム終了を宣言するかです。最初に倒した牌はそのままにしておきます。倒したタイルがすでに表になっているタイルと同じであれば、倒したタイルを獲得できます。引いて倒した場合は、表になっているタイルと両方の計2枚を獲得できます。どちらかが終了を宣言したらもうひとりがすべての牌を順に倒し、そのあと終了宣言をしたプレイヤーが残り全てを獲得します。得点は王様ネコや恋するネコたちのペアを獲得すると高くなります。

素晴らしい木製のタイルでネコのイラストが非常に魅力的です。3回遊びましたが、うっかり写真を撮るのを忘れました。




スティンジー Stingy
Stingy20151121.JPG最後に、さらに場所を変えて「スティンジー」を紹介がてら遊びました。交換だけでゲームが成り立つのはすごいと思います。どのタイミングでタイルをアップグレードするのか、そして相手に入らないタイルを引き取らせるように仕向けるのか、など考える要素はたくさんあります。




翌日はいよいよゲームマーケットです。

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