ブレーメンズ The Bremens
(プレイ時間 40分)
カードでプロットする双六で、特徴的なのは動かす歩数とコマの両方を順に指定する所です。各プレイヤー、大中小の3つのコマを持っており、これらをすべてゴールに到達させるのが目的です。まず数字をプロットして同時公開。数字が最も大きいプレイヤーは今回はコマを動かせず、邪魔者である鶏を動かします。それ以外のプレイヤーは動かす前に大中小のどのコマを動かすかをカードを出してそのコマをその歩数だけ動かします。
数字ちょうどを動かさなければならず、他のコマの上に重ねるときにはハノイの塔の原理(大きいコマの上に小さいコマ)を守らなければなりません。それが無理なときは動かせないのです。またコマを動かすときは、上に乗っているコマも一緒に移動させます。よってうまく人の上に乗ったり、自分同士を重ねたりします。
一度プロットに使ったカードは捨て札になり、すべてを使い切るまで回収できないので、結構計画が必要です。また終盤になって気が付いたのですが、下になっている大きいコマは大きいコマのカードでしか動かないので、遅れがちになります。
少々手番順の処理が分かりづらく、相手の動きを読むのが難しくて完全に出遅れてしまいました。思ったよりも本格的なレースゲームで、なかなか面白いと思います。
結果:草場 勝利、(山上、秋山、自分 敗北)
パイレーツコード PiratesCode
(プレイ時間 15分)
15枚ほどのカードで遊ぶミニマリスティックな推理ゲームです。場に伏せた2枚のカードを言い当てます。各カードに特殊能力があり、これらを把握するのが最初はかなり大変です。また推理ゲームに良くあるのですが、各自が得られる情報がほぼ同じために、差がつきづらいです、最後は全員がほぼ同じタイミングで答えが分かってしまい、手番の順でラッキーだったという感じです。
結果:自分 勝利、(山上、草場 敗北)
アーケード Arcade
(プレイ時間 各15−30分)
ネスターゲームズの新作でVHSのビデオケースに入っています。戦車同士が戦うダイスゲームで、ルールは基本ルールだけだとかなり単純です。これに好みで様々な追加ルールを導入できます。
手持ちの戦車には番号がついており、手番ではそのうち1つしか動かせません。3手番で3つの戦車を順番に動かします。移動力や攻撃のルールがあります。相手の戦車が6ダメージを喰らうと破壊できます。追加ルールでは砲弾が外れたときの対処や、視認(エネルギーボルト)、三角測量などがあります。
まずは追加ルールなしの基本ルールで1回、そして2戦目はミッション以外のすべての追加ルールを加えて遊びました。追加ルールの解釈が少々難しいです。
コンポーネントは黒いアクリル製のボードに、半透明の緑とオレンジの戦車で映画「トロン」の世界を再現しています。
結果
1戦目(基本ルール):自分 勝利、ダイビキダ 敗北
2戦目(追加ルール):ダイビキダ 勝利、自分 敗北
イリウム Ilium
(プレイ時間 65分)
かなりシビアな遺跡発掘ゲームです。全種類を集めないと基本点が0点ということもあり、前回は無計画に取っていったら0点になってしまいました。その反省を踏まえて、今回はまんべんなく5種類を集めつつ、最多枚数も狙っていきます。タイミングのゲームでもあり、また他のプレイヤーが何を必要としているかをよく見極めるゲームでもあります。なかなかよくできているのではないでしょうか。
結果:自分 55、あすまー 50、こだ 30、bluerose 5
カップケーキの女王 Queen of the Cupcakes (パートナーシップ)
(プレイ時間 30分)
最後は「カップケーキの女王」をペア戦で終了まで3ディール行いました。クニツィアのゲームにはペア戦の傑作が多いのですが、これもペア戦が光るゲームです。相手が集めているカップケーキを邪魔するのか、それともその前に逃げ切るのか、パートナーとうまく手札を揃えるために手番を無駄にしてカードを渡すのか、などさまざまな局面があります。
結果(3ディール):こだ&自分 22、bluerose&あすまー 16
このあとの2次会で、噂に聞いていた「ダイスゲーム百科」をすべて遊べるセットをみせてもらいました。あかまどうしさんが自作したもので、本と必要な用具のすべてが綺麗に箱に入っています。箱の蓋は、本のカバーをカラーコピーして貼ったそうです。
中はこんな感じです。本の他に、大量のダイス、メモ帳、筆記用具、カップ代わりの紙コップ、などが詰まっています。素晴らしいセットですね。今回は、ここからカップとダイスを使って「ネズミと男たち」のバリアント「ドブネズミ!」を遊びました。
コメント