夜、少しだけ渋谷の道玄坂カフェでのアールヌーボーの会に参加しました。自分が到着したときには4人のテーブルが2組で、そのうちポーランドのクニツィアゲームを遊ぶ方に混ぜてもらいました。
ロジェツキのバザール Bazar Różyckiego (長蛇の列 Pan tu nie stał! + 共産圏旅行 Pan tu nie stał! Demoludy)
(説明 10分 プレイ時間 80分)
「長蛇の列」と「共産圏旅行」の2つを合わせた遊び方です。基本的には「長蛇の列」のルールですが、店のひとつがロジェツキおばさんのバザールに変わります。「共産圏旅行」での得点チップを外国の商品としてこのバザールから買えるのです。バザール以外の通常の店で商品が獲得されるたびに、バザールでの外国の商品が1枚増えます。バザールで誰かが手番開始時に単独最多だったら、バザールにあるすべての外国の商品が、1位、2位、3位・・・という順で分配されます(2位以降のタイは1位のプレイヤーから時計回りがタイブレークになる)。外国の商品は自分のカードの上に乗せずに、すぐに手元に置きます。プレイヤー数の方が少なければまた1位から取って行きます。バザールからの商品の色の数がボーナス得点になるので、かなり高得点なのです。そしてまた海外の商品を1つバザールに置いて続けます。
使用した「長蛇の列」は最新版で、「子供」という特殊カードが入っています。これは子供に列の場所を取って置いてもらうと言う、なかなか面白い役割のカードです。これも、なかなか良い味を出しています。
自分は争いに巻き込まれないように、ほどほどで手を引いて広く浅く攻めて行きました。これが功を奏して勝利しました。「ロジェツキのバザール」は1カ所だけ決算の方法が異なるという、なかなか面白いバリアントです。ちょっと「倉庫の街」の拡張「波止場」を思い起こさせます。
結果:自分 46、燃素 39、ひだり 38、ヒガ 36、彼葉 30
共産圏旅行 Pan tu nie stał! Demoludy
(プレイ時間 20分)
「共産圏旅行」は「アタック/ジェムディーラー」のポーランド版です。チップに得点が書かれており、その得点を使ったバリアントで遊びました。4色で合計10点を取らなければなりません。同じ色でも場にあるチップの方が得点が高ければ場と交換できるので、同じ色を勝つという意味も出てきます。また5色目を得て、どれか1色を場に戻すという、入れ替えも出来ます。これも悪くないのではないでしょうか。今度はアクションカードのバリアントも遊んでみたいです。
なお、「アタック/ジェムディーラー」ではスタートプレイヤーの手札は4枚でしたが、このバージョンでは全員5枚のようです。(今回は自分が口出しして4枚でやってしまいました)
結果:ひだり 16、ヒガ 11、彼葉 9、自分 9、燃素 4
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