この日は「スモールワールドデザイナーエディション」を遊ぶためにキノさんの自宅に集まりました。
パシャ ダイスゲーム Pasha
（説明 １０分 プレイ時間 ５５分）
一番強い役を作ったプレイヤーから得点カードを得られるダイスゲームです。ダイスは５個で連番（シークエンス）の役は一切ありません。振り直しは２回までで完全に自由です（固定するという概念はありません）。スタート前に手札から得点カードを１枚ずつ出します。得点カードはマイナスもあり、これは負けたプレイヤーが引き取ります。手番順があとの方がやりやすいので、高得点のカードも出し易いのではと思います。まあそこまで考えても仕方ない部分が大きいのですが。
他に振り直しが追加でできるキューブや、ボーナスタイルなどがあり、まあ結構煩雑です。ラウンドの最初にすべてカードを出すのではなく、１回振ってから最初の振り直しの前にカードを出すなどとすればもっと面白くなったのではと思います。結構平凡なダイスゲームでした。
結果：名人 ３３、自分 ２４、キノ ２２、イツキ ２０
スモールワールド デザイナーエディション Small World Designer Edition
（説明 ２５分 プレイ時間 １２５分）
この日のメインディッシュでおそらく日本に１セットしかない「スモールワールドデザイナーエディション」です。キノさんがキックスターターを通して手に入れた物で、大きな木箱の中は４層になっており、総重量は２１キログラムだそうです。家の中で動かすだけでも一苦労ですね。それにしても非常に豪華で、それぞれの種族タイルが総木製です。木の上に直接印刷してあるのです。またラウンドマーカーや、得点コインは金属製で、得点を隠すためのバッグなど備品も充実しています。
実は自分はスモールワールドを遊ぶのはこれが初めてです。その前身となる「ヴィンチ」は何度か遊んだことがありますが、テーマが変わっており、また得点を隠すようになったということは聞いていました。能力と種族の組み合わせをドラフトしていくことが特徴で、さらにゲーム中に何度かは自分の種族を衰退させて乗り換えることが重要というのもちょっと変わっています。衰退させても盤上にいる限り得点は得られるので、うまく衰退させれば２種類以上の種族から得点が得られるというわけです。ただし衰退を宣言するラウンドはちょっとしゃがむことになるので、あまり衰退を繰り返すわけにはいきません。今回は、イツキさんと自分が２回衰退をした以外は、みんな１回の衰退だけで８ラウンドを乗り切りました。
今回登場した能力と種族の組み合わせは以下の通りです（席順）。
ミズキ：略奪するゴブリン -> 要塞を設けるハーフリング（強い！）
キノ：裕福なバーバリアン -> 立て篭るグール
イツキ：火の玉コボルト -> 狂乱したイゴール（強い！） -> 平和を営むドワーフ
自分：坂を登るオーク -> 空飛ぶジプシー -> 獣憑きのホワイトレディ
名人：帝国主義のアマゾネス -> 丘のピクシー
ウサギ：ドラゴン使いのソーサラー -> 腐敗したトリトン
強い！と書いてあるのは実際強かった組み合わせです。自分はある地形だけに対して特殊能力を持っているという組み合わせで、悪くはなかったのですが、衰退のタイミングがまずかったです。ミズキさんはスモールワールドが大好きというだけあって衰退のタイミングが非常にうまく、次も良い組み合わせをドラフトしていました。
たった８ラウンドですが、６人だと結構時間が掛かります。コンポーネントの超豪華さもあり、かなり楽しむことができました。次回はもっと特殊能力を使いこなせるのではと思います。
結果：ミズキ ９４、ウサギ ８６、キノ ８０、イツキ ７８、自分 ７５、名人 ６２
なまえをよんで！ Golovonogi
１２種類の奇妙な生物（ナンダロというらしい）のカード集めるゲームです。手番には山から１枚めくるだけですが、新たな種類の生物だったら好きなように名前を付けます。そして以降はそのカードが出るたびにその名前を呼ばなければならないのです。さらに誰かの持っているカードの山の一番上のカードが出たならば、名前は呼べずに「ナンダロ」を言わなければいけません。これがなかなか難しいです。カードに勝手に名前をつけられる楽しいゲームです。
ウボンゴ ３Ｄ Ubongo 3D
最後に数回だけウボンゴ３Ｄを遊びました。これで遊ぶのは３回目くらいですが、ちょっと欲しくなってきました。通常のウボンゴよりもずっと面白いと思います。
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