キノ宅ゲーム会 2015.02.04

SmallWorldFirstImpression20150204.JPGキノさんの自宅でのんびりとゲーム会です。キノさんがキックスターターで「スモールワールド豪華版」を手に入れたので、写真を撮らせてもらいました。コマがすべて木製で、個別の箱に入っており、他のアイテムも豪華です。ずっしりと重く、なんと21キログラムもあるそうです。ゲームというよりは家具ですね。非常に手の込んだ作りで、箱もしっかりしています。今度はぜひスモールワールドを遊びましょう。実はまだ遊んだことがないので。




ズーロレット Zooloretto + 拡張セットXXL XXL
(説明 15分 プレイ時間 90分)
Zooloretto20150204.JPGズーロレットの拡張入りです。檻がいっぱいになったら外国の動物園に売るというアクションがあり、先着順に6、5、4、4、4、4点(3人の場合)となっています。一番小さい檻から売れば報酬のお金ももらえるし非常に効率的です。結局、海外に売った分も合わせて6種類すべてを一杯にした自分が勝利。ちょっと動物タイルが多過ぎで、終盤は引き取らないためのネガティブな展開が続きました。拡張はまあどちらでも良いのではという気がします。

結果:自分 45、イツキ 40、キノ 40



ひよこどりっぷ Chickpea Drip
(プレイ時間 15分)
ChickpeaDrip20150204.JPG振って豆を獲得して豆を3ペア作るかひよこ豆を4個得るかというゲームです。振って出す「アラカルト」に何回でも振って良いバーストの要素が加わっているのが面白いです。ひよこ豆は必ず箱に戻すのでどんどん比率が上がっていき、また要らない豆は振り直しのコストに使うなど、ゲーム性もあります。さいごはひよこ豆を4つ出したイツキさんの勝利!

結果:イツキ



アクロン Akron
(プレイ時間 各15−35分)
Akron20150204.JPGアクロンは正式には8x8ですが、オンラインなどでは上級者用に10x10も遊ばれています。ネスターゲームズから10x10のボードを購入し、ようやく10x10を遊ぶことができました。

久し振りに遊ぶので、まずは8x8で肩ならし。先を読むのが難しい部分もあり、下手に進めると頓死してしまいます。先手後手交代で遊びましたが、キノさんが2勝。

次にいよいよ10x10です。ゲームはずっと長くなるのかと思いきや、そうでもありませんでした。高く積み上がり易いので8x8よりも面白いかもしれません。

結果
1戦目(8x8):キノ* 勝利、自分 敗北
2戦目(8x8):キノ 勝利、自分* 敗北
3戦目(10x10):自分* 勝利、キノ 敗北
4戦目(10x10):自分 勝利、キノ* 敗北



プリズマ Prisma
(プレイ時間 各5−15分)
Prisma20150204.JPGプロリグノのシリーズの「コンプリカ」はキノさんも気に入ってくれたようなので、次に当たる「プリズマ」を持ち込みました。縦と横に分かれて、自分の列に同色をなるべく多く配置するというゲームです。完全情報で、手持ちは常に5個。1個おいては1個補充します。なかなか1列に4個以上となることはなく、いかに多く3個、や2個を取るかというのが焦点になります。

結果
1戦目:自分 11、キノ* 10
2戦目:自分* 13、キノ 10



アインシュタイン Eynsteyn
(プレイ時間 90分)
Eynsteyn20150204.JPG通算2回目となるアインシュタインです。非常に攻撃性の強いゲームで、下におかれたタイルと無関係に上に置くことができます。ただし、重ねられるのは4枚までなので3枚目を置くと相手に置き換えられてしまうのです。手持ちの石を使って置き換えられたくない所は固定できますが、石は5個しかないのでゲーム中に5回しかできません。

前回はキノさんが石を早く使い過ぎたこともあり、今回は双方とも慎重に進めていきます。「アインシュタイン!」と宣言してあと1手となってもすぐに相手に置き換えられてしまうのでなかなか終わりません。終盤には石を使っていったのですが、タイルが尽きても終わらず、引き分けになりました。ただルールにはタイルが尽きたときの場合が書いてありません。また箱にプレイ時間20分と書かれているのも気になります。なんといっても90分もかかっているのです。

作者にメールした所「90分なんて聞いたことがない! 狂っている! タイルが尽きたというのも聞いたことがない! でもそうなったのなら引き分けだ」とのこと。ルールが間違っているのかと思い幾つか確認しましたが、ちゃんとした正しいルールで遊んでいたようです。このルールだと少し慣れれば長時間でタイル切れで引き分けにしかならないと思うのですが、どうなのでしょうかね。

結果:引き分け!



1号線で行こう Linie 1
(説明 20分 プレイ時間 95分)
Linie1-20150204.JPGタイル配置の路線の作り方が「アインシュタイン」に似ているということで「1号線で行こう」を遊びました。ドーラのちょっと古いゲームで、キノさんが持っているのはゴルトジーバーセレクションという新版です。新版は後半の双六の部分でのダイスが異なっています。

各自極秘裏に路線の色と通過するべき停留所3カ所が与えられます。ボードの辺には各路線のベースが2カ所あり、合計5カ所を結ぶ路線を完成させるのがゲーム前半の目的です。トラムは1方向には進めないというのがミソで(これが「アインシュタイン」と似ているのですが)十字路では90度曲がることはできませんし、スイッチバックもできません。同じ路線を引き返したいときはテニスラケット形のループを作らなければならないのです。

路線は共用というのが良い所で、人が自分に必要な路線を引いてくれるかどうかというのを考えながら、適度に邪魔をしたりして進めていきます。自分はキノさんのルートをかなり妨害して写真のようなひねくれた路線にしてしまいました。ただ邪魔をし過ぎたためか双六レースが始まってしまい、自分が参加できたのは2巡後。ちょっとはルートが良いとはいえ、まったく追いつけずに敗北でした。イツキさんとキノさんが接戦の末、イツキさんの勝利。

結果:イツキ* 勝利、キノ 敗北、自分 惨敗

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