今年最初のミスボドは、初参加の方に色々なゲームを紹介しつつ4次会まで参加しました。手軽なゲームが中心です。
京都 Kyoto
(プレイ時間 30分)
まずは、手軽ながら考えどころのある「京都」です。序盤は自分が緑の大きな土地を作ってリードしたものの、徐々にコツをつかんだ河野さんやblueroseさんに追いつかれてしまい、かなりの接戦となりました。最終的には河野さんと自分が同点1位。3人だと1色が中立なのが結構良いと思います。
結果:河野 106、自分 106、bluerose 100
アブルクセン Abluxxen
(説明&練習 10分 プレイ時間 4ディール65分)
最近の一番のヒットであるアブルクセンです。客商売さんも誘っての4人プレイで、1時間ほどじっくりと遊びました。面白いのですが、難しいゲームです。まだ戦略が分からない部分もあり、客商売さんとお互いを叩き合ったこともあってタイで最下位でした。勝利は頭ひとつ抜けてblueroseさんです。
結果:bluerose 47、河野 37、客商売 36、自分 36
ポイズン Poison (コザイク版)
(プレイ時間 45分)
ここで、エミリーさんというアメリカ人の方を混ぜてポイズンです。どうも日本でのホストファミリーがミスボドの参加者で一緒に来たみたいです。ゲームはほとんどやったことがないとのことなので、簡単な「ポイズン」を遊ぶことにしました。河野さんが2ディール目に無失点を達成し、その後も順調に失点を抑えてほぼダブルスコアでトップでした。日本語版が出たので手に入れ易くなったのは喜ばしい限りです。
結果:河野 14、自分 27、こっこ 29、エミリー 31
交易王 Handelsfürsten: Herren der Meere (ペガサス初版)
(プレイ時間 25分)
続けて交易王です。ボードゲームに近いちょっと本格的なカードゲームです。とは言うものの短時間で何度も遊べるし、特殊カードも3種類しかないのであまりゲームを遊ばないプレイヤーでも問題なく遊べると思います。こっこさんがうまく流れに乗って勝利です。
4次会の終盤で、さらに2回遊びました。こちらは一味さんが2連勝です。久し振りに港を買ってみたものの、あまり役には立ちませんでした。港は使い方が難しいですね。契約書と商館を両方買うのは得策ではないと思っていたのですが、契約書で得た余分な1枚を毎回プレイして3点を確実に得ていくという作戦があるのですね。気が付きませんでした。
結果
1戦目:こっこ 49、自分 45、河野 41、エミリー 34
2戦目:一味 40、河野 39、mari 28、自分 25
3戦目:一味 42、河野 39、自分 35、mari 21
フリーサーカス Flea Circus
(プレイ時間 45分)
「大道芸人」のR&R版で、ルールはほぼ同じです。テーマがノミ(フリー)のサーカスを犬と猫が見に来るということになっており、得点は犬と猫のフィギュアです。同じクニツィアで同じテーマのカードゲーム「フロカティサーカス」があるので非常に紛らわしい限りです。カードの絵柄やボックスアートが毒々しく、「大道芸人」の方がほんわかとしていますね。
クニツィアにしては珍しく直接攻撃もあり、また緻密なカウンティングをしても2枚あるリシャッフルカードのためにあまり意味が無くなっています。平均の15点を超えているときでないとゲームを終わらせたくないし、終わらせたくないプレイヤーはリシャッフルカードで長引かせるために少々だれた展開になってしまいました。4ディールだと平均は60点。全員その前後2点以内の接戦でした。
結果:さたもと 62、河野 61、こっこ 59、自分 58
オロンゴ Orongo
(プレイ時間 35分)
せっかくなので、カードゲームだけではなく本格的なボードゲームもやろうということで、次は「オロンゴ」です。山を巡る争いに加えて海岸線を巡る争いも繰り広げられました。今回はコツコツと1つずつモアイを建てて勝ちきりました。(写真撮り忘れ)
結果:自分 0(勝利)、河野 0、こっこ 1、さたもと 3
フレッシュフィッシュ 新版 FrischFisch
(プレイ時間 55分)
さたもとさんの提案で「フレッシュフィッシュ」の新版を旧版ルールで遊びました。まだ数回しか遊んでいない新版ですが、新しいルールがどうもなじめなかったので、これは良い機会です。旧版で、旧版ルールは遊び尽くしているのですが、ボードの形が変わるとどうなるのかなどにちょっと興味がありました。
結論から言うと、ボードの形はそれほどゲームに影響しないと思います。でも旧版ルールの方がやはり面白いですね。このゲームに慣れているさたもとさんと自分がマイナス4点と同点1位でした。
結果:さたもと −4、自分 −4、chocoxina 6、河野 16、こっこ 21
おばけキャッチ Geistesblitz
ミスボド1次会の最後は「おばけキャッチ」です。途中までは基本ルール、途中からは「本」の絵があるときはその名前を言うという上級ルールです。久し振りなこともあり、かなり感覚が鈍ってしまいました。さたもとさんの勝利。
結果:さたもと 勝利
2次会では「ごいた」を2回ほど遊びました。mariさんがものすごくついていて、100点(王王)、50点(王)とたったの2ディールで完封勝ちというシーンも見られました。
宝石の煌き Splendor
3次会ではにゃかのさんの指導で「宝石の煌き」を遊びました。最初は白のカードを狙おうと思っていたのですが、競争率が高かったので次ぎにボーナスタイルに使えそうな青を中心に集めていきました。一番難易度の高いカードは1枚も取らずににゃかのさんが15点を取るタイミングでなんとか16点を取って勝ちきりました。
このゲーム、いつも思うのですが、同じチップを2枚取るという行動はこれまでに選択したことがありません。異なるチップなら3枚取れる所を2枚しか取らないのはどうも不利に思えるのです。手持ち10枚というリミットもそれほど厳しくはなし、ゲームが進めばどんなチップでも結局は使い道があります。そういうわけで、このアクションはもし行うとしても終盤にだと思うのですが、4枚ないと取れないというルール制限も不要に思えます。
結果:自分 16、にゃかの 15、河野 11、mari 5
ここから4次会です。バトルライン対戦を暫く見物したあと、一味さんとアブストラクトやカードゲームを遊びました。
パラゴ Palago
たった1種類のタイルを使った美しいゲームです。慣れてくると同時に2カ所を攻めるというパターンが分かってくると思います。多人数用のゲームもあるので、今度それらも試してみたいです。
ライン オア カラー Line or Colour
5連か同じ色5マスを獲得するというゲームです。面白いのは絶体絶命に思えても、何とかなってしまうこともあるという所でしょうか。面白いのですが、自分は余り強くありません。
ペアーズ Pairs
チーパスのカードゲームで、ペア(同数字2枚)を作ってはいけないというのがテーマのゲーム集です。幾つかゲームを遊びましたが、どれもデベロップ不足という気がしました。「ファイブカード」というゲームは列の点数カードを取り合うマジョリティーのゲームですが、同じ数字は置けないというゲームだったと思います。
結果(ファイブカード):自分 27、一味 13
オナガー Onager
久し振りに遊ぶネスターゲームズ(土嚢)の「オナガー」です。「ビラボング」の原理を利用した到達ゲームで、うっかりしているとあっという間に終わってしまう、最初の印象よりはずっと鋭いゲームです。同作者のアダプトイドとそう言う意味では似ています。
結果
1戦目:一味 勝利、自分 敗北
2戦目:自分 勝利、一味 敗北
最後に「交易王」を2回遊び(結果は前述)、さらに「ごいた」を少し遊んで終了です。4次会までたっぷり遊びました。みなさんどうもありがとうございました。
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