テトラコンボ Tetra Combo
(プレイ時間 各15分)
「テトラコンボ」はカワサキファクトリーの2人用アブストラクトゲームです。これまであったようでなかったゲームでカワサキさんのセンスが光ります。何と言っても秀逸なのは空きマスでのテトロミノも得点に数えるというところです。ただ、これまで遊んだ感じではどうも後手が有利です。5種のテトロミノの得点が先手は0点開始のところ、後手は1点開始で、これがちょっと大きすぎるのではないかと思えるのです。もちろんまだ10回程度なので何とも言えませんが、先手有利を解消するならば点数はお互い0点開始にして、先手の第1手目は2アクションまでとするのが良かったのではないでしょうか? つまり六目並べやフィボナッチと同じ手法で自分の番には相手は常に自分より2アクション多く行っているとするのです。もちろんテトラコンボの場合には必ずしも4アクションを行うわけではないし、コマをジャンプさせるというまったく別のアクションもありますが、基本的には4アクションなので、これでうまくバランスが取れそうな気がします。
結果(*は先手)
1戦目:自分 勝利、キノ* 敗北
2戦目:キノ 勝利、自分* 敗北
ブルームーン Blue Moon
(プレイ時間 2ディール30分)
単一種族総当たり戦の第16戦目、ピラー対テラです。前回と逆に自分がピラー、キノさんがテラです。
1ディール目ではこちらは蝶をつかってテラの手札を公開させ、表向きになった「地震誘発」を、Pillar 13 キャラクター「カルダス・ニックス」の「今、私はあなたの手札から裏向きのままカードを1枚選んで捨てることができる」という効果で捨てさせます(これはルールのうえで可能です)。Terrah29 リーダーシップ「地震誘発」の「今、私はあなたの戦闘エリアにあるカードをすべて捨てることができる」は脅威のカードなので、これは嬉しかったです。しかしながら攻撃力をうまく上げられず、またイモムシの求める元素と戦いの元素が噛み合ずに2点負け。
2ディール目ではテラの嵐がサポートエリアに2枚並びます。自分はここであえて撤退しませんでした。ドラゴンを1つ引き寄せらたあと、こちらがミュータントを使い炎の力で勝って6枚以上でドラゴンを2匹引き寄せ返すという予定だったのです。しかしTerrah25 サポート「泥濘地帯」の「あなたは、書かれた攻撃値が5以上のキャラクターカードをプレイできない」によって、見事に野望が打ち砕かれてしまいます。さらに2枚しかないサポートカードの使い方を誤り、最後には Terrah 30 リーダーシップ「ドラゴン感銘」の「今、私は手札から書かれた大地の攻撃値が合計8以上のカードを捨てて、ドラゴンを1匹引き寄せることができる」でデッキが尽きる前にコールド負け。6対0と大敗を喫しました。
ピラーはキャラクターの攻撃値はある程度高いものの決定的な攻めに欠けるのが難しいです。薬はキャラクターだけに影響するので、全体に影響を及ぼすものより攻撃値を上げ易いはずなのですが、ピラーには攻撃力を持ったブースターはなく、あるのは2−2のサポートが2枚だけです。イモムシをうまく使って撤退させるということを常に考えていかなければなりませんね。
次回はアクア対ブカの予定です。
結果:キノ(テラ)* 6(2+4x)、自分(ピラー) 0(0+0)
フナファテフル Hnefatafl
(プレイ時間 各10−25分)
最近購入したネスターゲームズ(土嚢)のひとつで、遊ぶ機会がなく唯一積み土嚢となっていたものです。古く5世紀からあるバイキングの伝統ゲームらしいです。非対称ゲームで白はキングと通常のコマ12個、それに対し黒にキングはなく通用のコマ24個という構成です。白の目的はキングをボードの角に到達させること、黒の目的はキングを捕獲することです。
手番にはコマをルーク(飛車)のように動かし、相手のコマを挟み将棋のように取ります。挟めるのは相手のコマ1つだけで、中央と四隅はどちらもコマがあるとしてその隣りの相手のコマを取ることができます。また完全に囲んでしまっても取ることができます(これはボードの辺でしか有効ではありません)。また中央のマスはキング以外は通過できません。
何となく「ゲームが終わらないのでは?」などと予想していましたが、意外なほど収束性が良く、キングが一度良い場所に移動するとあっという間に決着がつきます。全部で3回遊びました。良いゲームだと思います。
結果(*は先手の黒側)
1戦目:自分 勝利、キノ* 敗北
2戦目:キノ 勝利、自分* 敗北
3戦目:キノ* 勝利、自分 敗北
コメント