午後2時頃からミスボドに参加しました。2次会、4次会と朝まで大いに遊びました。
オロンゴ Orongo
(説明 10分 プレイ時間 各35−45分)
この日はオロンゴを計4回も遊んでしまいました。まず3回連続で、そして最後の1回は4次会の締めにです。色々な方にオロンゴの楽しさが分かってもらえればと思います。
特に4次会では最後にチップを3つ置き、4個のモアイを一度に建てることに成功しての逆転勝利です(写真の青)。これは誰も警戒していないようでした。競りで1位で3枚しか置けないので、なんとなく3個くらいが一度に建てられる上限かと思っていましたが、4個も可能なのですね。論理的には一気にすべてを建てることもできそうです。
結果
1戦目:シンザイ 0(勝利)、自分 1、一味 2、ダイビキダ 2
2戦目:自分 0(勝利)、Chrom 2、あらい 3、PHY 3
3戦目:自分 0(勝利)、クロマ 2、かや 3、PHY 4
4戦目:自分 0(勝利)、りす 0、アル隊長 2、コルト 4
ポイズン Poison (コザイク版)
(プレイ時間 5ディール40分)
ゲームマーケットでグループSNEのブースから購入したコザイクから出ている「ポイズン」の日本語版です。初版にしかなかったカードを置くためのポットが付いているのがこだわりで、箱を小さくしているためにポットはパズルのように2枚を組み合わせるようになっています。カード構成やルールはオリジナルを踏襲しています。ボックスアートは昔の和製ゲームのグラフィックアートをしていた方ということで、ちょっと昔っぽい感じがあります。
手に入れたものの、ようやく今回が初プレイ。カードのデザインもインデックスも初版と似ていますが少しほのぼのとしており悪くはないです。久し振りの5人プレイで5人だと4人のときほどはコントロールが効きません。また3色を5人で争うことになるので、取らないで逃げた方が良いのですが、逃げ切れないと痛い目を見ます。
結果:にゃかの 11、自分 21、PHY 24、かや 33、まり 34
マスクメン MaskMen
(プレイ時間 25分)
以前、ミスボドの3次会で遊ばれているのを見て以来、気になっていたカードゲームです。カードはプロレスラーの絵だけで数字はないという潔さ。ゴーアウト系のゲーム(手札を無くすのが目的のゲーム)なのですが、カードの強弱がプレイしていくうちに分かるというのが非常に斬新です。
ラウンドの最初は1枚でリードし、次のプレイヤーは出されたカードより強いカードを同枚数出すか、まだ強弱が決まっていないカードを1枚多く出すか、のどちらかです。開始時にはカードの強弱はなく、直前より1枚多く出した時点でそこでその2種類のカードについての強弱が決まります。つまりあとから1枚多く出たカードの方が、以降は強いと見なされるのです。3枚以内までしか出せないので、全員がいずれパスします。するとそのプレイヤーがリードして新しいラウンドが始まります。
なんとか自分が多く持っているカードを強くしたいのですが、それは難しい所です。非常に独特なプレイ感覚で、また何度かプレイしてみたいですね。
結果:PHY 5、自分 2、クロマ 1、かや 0
歴史カタン アメリカの開拓者たち Catan Histories: Settlers of America - Trails to Rails
(説明 20分 プレイ時間 85分)
カタンシリーズのひとつで2010年に迷フェアから出版されました。幾つかの言語で出ているようですが、ギークを見る限りはドイツ語版はないようです。ボードはアメリカ合衆国になっており、東のアパラチア山脈を過ぎた当たりからスタートして基本的には西を目指していきます。
目的は産物をすべて運ぶことですが、そのためには開拓地をすべて建てなければなりません。開拓地は自分の既に建てた開拓地に幌馬車を作って移動して建てなければならず、結構手間がかかります。また鉄道があり、鉄道を他のプレイヤーの開拓地に繋ぎ汽車を走らせることで、ゲームの目的である産物が運べます。
資源カードは通常のカタンと同様に5種類ですが、建設コストがかなり安くなっています。また西部を開拓すると東部の数字チップが奪われるので、嫌でも西部に行かなければなりません。様々なカタンシリーズでの問題点としてあまり交渉が起こらないと言うのがありますが、このゲームではプレイヤーごとの偏りが大きく、かなりの頻度で交渉が行われました。
カタンシリーズでは割と評判が良いだけあって、なかなか面白かったです。少々要素が多いのですが、カタンに慣れていればそこまで難しいということはありません。また機会があれば遊んでみたいですね。
結果:martha 0(勝利)、天 1、PHY 1、自分 4
最後にコルトさんのテーブルで「セット」を遊んでミスボド(1次会)は終了です。2次会の居酒屋ではアブストラクトゲーム布教のために「ヤバラス」「マナラス」「ペンタラス」を遊びました。やはり「ヤバラス」は受けが良いですね。そのあと3次会+4次会と4次会に分かれましたが、ボードゲームがもっとやりたかったので直接4次会に参加することにしました。4次会では「チグリスユーフラテス」「クリスマスの12日間」「コルセア」「ゼロ」「オロンゴ」を遊びました。
チグリス ユーフラテス Euphrat & Tigris (ハンスイムグリュック版)
(プレイ時間 85分)
まずは、ちょっと久し振りな気がする「チグリスユーフラテス」です。アル隊長以外は初めてとなります。ルールの量はあまり多くないのですが、やはり戦争などは幾つか例を出してじっくりと説明した方が良いですね。
モニュメントが5つも建つというバブルな展開で、下流地区でアル隊長とリスさんと自分が戦争を何度も繰り広げます。まりさんはひとり上流で優雅に国を築いていたものの、青が中盤までほとんど無得点だった自分は上流のまりさんのタイルを利用して青のモニュメントを隔離された土地に建てることができました。結局このモニュメントだけでほぼ11点を稼いだことになります。財宝が2つになって終了です。初めてとしては、戦争も多発してチグリスユーフラテスを楽しんで頂けたようです。
結果:自分 11−13−13−13、りす 9−9−9−16、アル隊長 7−7−7−9、まり 6−7−10−13
クリスマスの12日間 The 12 Days of Christmas
(プレイ時間 15分)
チーパスのカードゲームではなかなか面白いゲームの1つです。ハゲタカ式の同時選択のシステムと残った手札での数字ごとのマジョリティー争いという2つの要素を良く考えなければなりません。同時選択で勝者が得点したあと、カードを1枚左のプレイヤーに同時に渡します。ここで最後に残すべきカードを調整するのですが、渡したカードが来てしまったりとなかなか調節が難しいです。
結果:りす 49、自分 28、まり 25、アル隊長 25
コルセア Korsar (アシンクロン版)
(プレイ時間 15分)
アル隊長持参のアシンクロンクニツィア第1弾は「コルセア」です。昔のクニツィアのゲームなので少々荒っぽく「クニツィアらしくないね」という意見もありました。直接攻撃満載のゲームですが、したたかに振る舞うのが大切です。1度遊ぶと、どのくらいの感覚でどのくらいの海賊を出せば良いのかが分かってきますので、2回目からが面白いのではないでしょうか。
結果:まり 34、りす 28、自分 22、アル隊長 10
ゼロ Zero (アシンクロン第2版)
(説明&練習 5分 プレイ時間 25分)
アル隊長のアシンクロンクニツィア第2弾は「ゼロ」です。ウォーターマーク付きの第2版ですが、現在は日本語版もできて非常に手に入れ易くなりました。トランプの51が一番近いシステムだと思いますが、その数倍は鋭く悩ましゲームです。今回は0をあまり狙わずに点数を下げること、そして欲しいカードが場に出るように1度目のノックをすること、といった方針で勝ちきりました。
結果:自分 16、アル隊長 23、ダチ公 26、りす 43
最後に「オロンゴ」を遊んで終わりです(結果は前述の通り)。いっぱい遊びましたね。
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