タナカマ&工藤さん主催の秋合宿で、春と同じく湯河原に行きました。前日にミスボドから帰宅したのが遅くて、出発したのが結局お昼過ぎの12時15分でした。始めてクルマで行ったのですが、渋滞に何度も巻き込まれて60キロメートルの距離に2時間半もかかってしまいました。まあその代わりに重量の重たいゲームやかさばるゲーム「巨大ヘックメック」「カラバンデ」「クルクルケッコー」「誰だったでしょう?」「ビジョナリー」などを持っていけたので、これはこれで悪くないかもしれません。
到着するとすでに貸し切りの会議室でゲームが行われていました。参加者は全部で15人です。写真は「巨大ヘックメック」を床で遊んでいる所。自分は残念ながら参加しませんでした。
アダプトイド Adaptoid
(プレイ時間 20分)
まずは参加者の中では一番のアブストラクトゲーム好きと思われるテイネさんを誘ってアブストラクトを幾つか遊びました。先日のASGSで面白さを見直した「アダプトイド」です。コンポーネントが独特なのでテイネさんも遊んでみたかったようです。成長は義務なのでうまくやらないとどんどん成長して自爆してしまいます。その前に、いかに相手のアダプトイドを捕獲するかというバランスが面白いですね。
結果:自分* 5、テイネ 3
カラニッシュ Callanish
(プレイ時間 各25−30分)
続けては最近のネスターでのベスト3に入ると思われる「カラニッシュ」です。見た目が地味なのが難ですが、エリアマジョリティーとチェスのナイトの動きをうまく融合したエレガントで素晴らしいゲームです。テイネさんはこれが一番気に入ったみたいです。
2戦目では相手が攻撃しづらい端を狙っていき勝利しました(写真)。これはかなり有効な作戦かも知れません。
結果
1戦目:自分 勝利、テイネ* 敗北
2戦目:自分* 勝利、テイネ 敗北
ミュルスガリカス Murus Gallicus
(プレイ時間 15分)
アブストラクトの最後はちょっと懐かしい「ミュルスガリカス」です。久し振りに遊ぶと新鮮で面白いですね。中央にお互いに壁を作っていたのですが、うまく端の空いている所を突いて勝利。
結果:自分* 勝利、テイネ 敗北
オロンゴ Orongo
(説明 10分 プレイ時間 40分)
エッセン新作の傑作「オロンゴ」です。合宿中に3回も遊びました。まずこの日は、まえださん、みなまるこさん、じゅん子さんの3人と対戦です。コンポーネントは可愛いけれど使いづらいというのはやはり誰もが思うことですね。モアイ像が海岸沿いに建っていく様はわくわくします。オロンゴで芋を取っていたら夕食の時間になりました。
結果:自分 勝利、まえだ、みなまるこ、じゅん子
テトラコンボ Tetra Combo
(説明 5分 プレイ時間 15分)
夕食後は、カワサキファクトリーから再販された「テトラコンボ」です。きちんと比べていないのですが、もしかしたら以前のバージョンと少しルールが違うのかもしれません。コンボをどんどん決めつつ、相手のコマを不自由にしていくのが面白いですね。非常に独特なアブストラクトゲームで、カワサキさんらしさに溢れています。合宿では計3回遊びました。まずはヒガさんと1戦です。
結果:自分 勝利、ヒガ 敗北
ホビット 思いがけない冒険 The Hobbit: An Unexpected Journey
(説明 10分 プレイ時間 50分)
クニツィア協力ゲーム第1弾「ホビット思いがけない冒険」です。説明をしたあと「どのレベルにしてみますか?」と聞いたところ、真ん中にあたるレベル4にしてみよう、ということになりました。レベル4は初めてです。10点以上で勝利となります。ダイスを場所を指定して固定させなければ行けないのがつらい所で、このゲームの悩ましい所です。
結果:16(勝利)
(ホビットたち:テイネ、じゅん子、自分、つっちー)
誰だったでしょう? Wer war's?
(説明 10分 プレイ時間 40分)
クニツィア協力ゲーム第2弾「誰だったでしょう?」です。上級で遊んだのですが、動物が欲しがっている食べ物と獲得した食べ物がうまく噛み合ず、なかなかヒントが得られないまま時間だけが過ぎていきました。漸くダンジョンや塔にも入りなんとか容疑者を8人まで絞った所で終了です。最後のチャンスでは当てずっぽうで試したものの失敗。
結果(上級):敗北 (自分、つっちー、テイネ、O城)
カラバンデ Carabande + アクションセット Action Set
(プレイ時間 20分)
せっかくなので、持ってきたカラバンデを準備してテイネ&つっちーさんと3人で軽く遊びました。なかなかの接戦で、序盤はリードしていたつっちーさんですが、テイネさんが非情にも抜いていき、そのままテイネさんの独走勝ちとなりました。ジャンプは少し練習した方が良いかもしれませんね。
結果:テイネ 1位、自分 2位、つっちー 3位
枯山水 Stone Garden
(説明 20分 プレイ時間 70分)
東京ドイツゲーム賞受賞作の「枯山水」です。90年代のドイツゲームっぽいゲームなのかと期待が高まります。タイルや石も綺麗です。
プレイヤーは枯山水を自分のボードに作ります。タイルを配置し、石を置いていくのです。石の配置や、タイルの模様が合致しているか、対称性があるか、さらに個人に与えられた目標を達成しているか、などで得点が決まります。手番にはタイルを1枚めくり、それを配置するか、誰かにあげるか、捨てるか、あとまで取って置くか、ができます。また他のプレイヤーが配置したタイルを直後に強奪することもできます。あげてしまったほうが自分の徳(ゲーム中の得点でこれを貯めて石を買う)があがるので、強奪される前にあげるようにしむけるのがこのゲームの一番面白い所だと思います。そのあと、石を買ったり、徳を積んだりといったアクションができます。
タイルや石の配置ルール、そして非常にバラエティーに富む得点のルールなど、細かいルールが多いのはあまり好みではないのですが、テーマに沿っているのだと思います。あまりにも得点ルールが多くて「これはダンジョンロードみたいだな」と言ってしまいました。まあダンジョンロードよりはこちらの方が面白いと思います。
結果:腕 72、自分 48、bluerose 43、アッキー 41
手本引き Tehonbiki
(プレイ時間 45分)
2014年春のゲームマーケットで購入したまま遊ぶ機会が無かった「手本引き」です。賭けの部分などが分かり易いように簡略化されており、チップさえあれば遊ぶことができるようになっています。今回はお試しということで工藤さん、タナカマさんが親を受け持ち、自分は親をやりませんでした。久し振りですが、親の心理を読むって言うのは面白いものですね。
結果:不明
ミツバチ Honigbienchen
(プレイ時間 5分)
夜に疲れてきたら遊ぼうかと持ってきた、子供用の記憶ゲームです。だんだんと記憶力がなくなっていくのが良い感じです。
結果:腕 勝利、bluerose、こみ、タナカマ、自分
クルクルケッコー Looping Louie
この日の最後は「クルクルケッコー」です。「くるりんパニック」の前のバージョンなので全体的に大きくてしっかりした作りになっています。練習で数回、そのあとはトーナメントルールを使って遊びました。
結果:不明
翌日に続く。
コメント