この日のジェリーでのゲーム会は広島からのゲストあーさんも含めて7、8人が集まりました。
オロンゴ Orongo
(説明 5分 プレイ時間 40分)
最近非常に稼働率の高い「オロンゴ」です。まだ遊んだことがないというナカタさん、もぎさん、あーさんと4人で遊びました。タイルの出方にもよりますが、最初の競りで買ってスタードダッシュをかけるのが良いように思えます。また自分だけしか置けない海岸線沿いの空き地を作っておくと、あとで楽になります。今回はすべてがうまく進み余裕を持って勝つことができました。
結果:自分 勝利、ナカタ、もぎ、あー
ルイス Luz
(プレイ時間 5ディール55分)
倦怠期から出版されているトリックテイクです。自分以外の相手のカードだけを見ることができるという「花火」や「ドメモ」と同じシステムを使っています。カードが配られたらそれらをスートごとに分けてランクを揃えてから左隣りのプレイヤーに渡すのです。右隣りから受け取った手札は裏からしか見ることができませんが、スートは裏からでも分かるようになっているのでマストフォローのルールが機能しています。さらに各スートでの相対ランクは分かるので、他のプレイヤーのカードによって自分のカードのランクを推理していく楽しさがあります。使われないカードがあり、それらを含めて推理していくのはドメモと同じです。全員がちょうどのトリック数を宣言して取らなければなりませんが、そのときに1トリックだけ余裕を持たせるというビッドのやり方もあります(ただし得点は低くなります)。
独特のプレイ感覚で、非常に楽しむことができました。なかなか予想したトリック数を取ることができないなか、燃素さんが圧勝です。このシステムの良い所はリボークがない所ですね。
結果:燃素 200、ナカタ 60、自分 10、タロ吉 −10
高松 Takamatsu
(説明 5分 プレイ時間 25分)
四国の高松が舞台です。アブストラクトな双六にランダムに現れるカードの得点要素を加えたゲームです。自分のコマがいるマスを選び、そこにいるコマの数だけ進みます。そのとき自分のコマだけでなく他のプレイヤーのコマを1つは一緒に動かさなければならないというルールがあります。ボード上に自分のマスが2つあり、そこにちょうど止まると得点カードがもらえます。
他にも細かいルールが幾つかあったのですが、少し日が経っているので忘れてしまいました。悪くはないのですが、多人数だとどうしても先に行動を起こしたプレイヤーの分が悪いと思います。2人の方が良いかもしれません。またルールも今までに見たルールに近く、取り立てて新鮮味を感じないのが残念です。
結果:自分 16、タロ吉 8、ナカタ 5、燃素 3
ハムスターの頬袋 Hamsterbacke
(説明 5分 プレイ時間 25分)
最後はアミーゴから出版のカードゲームです。場にはカードの列が放射状に並んでおり、手番にはどこかの列をすべて取って手札に加えるか(場に3枚自動的に追加される)、手札からメルドして仮の得点の山の上に加えるか、仮の得点の山を得点化して相手からカードを奪うか、のどれかを行います。6種類のカードがあり、同種のカードをその数値の枚数だけ集めればメルドできますが、他のプレイヤーの仮の得点の山の最も上(つまり最も最近メルドしたもの)と同じものはメルドできません。得点化するとそのときの一番上の数値と同じ枚数だけ他のプレイヤーからカードを奪えます。カードはどれも1点ですが、3や4という高数値のカードはこのカードを奪うというときに威力を発揮するのです。なお最後に残ってしまった手札はすべてマイナス点なので、終盤はカードを減らしていかなければなりません。
なかなか面白いカードゲームで気に入りました。カード構成も綺麗だし、また遊んでみたいです。
結果:自分 25、タロ吉 24、ナカタ 21、燃素 20
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