イズナさんの主催する高尾ボードゲーム会に参加しました。2回目です。高尾は神奈川南部からは遠く、なんと甲府のusalapbitさんの方が近いようです。終日目いっぱい様々なゲームを遊びました。
DTC DTC
(説明 5分 プレイ時間 各20−25分)
まずは6人でも遊べるDTCです。こういうゲームはプレイヤーにもよると思いますが、今回は非常に重たい展開になりました。ここぞというところで勝負に出られずに大量に失点をしてしまいました。6人も悪くないですが、戦略性を考えるなら4人くらいがベストかなあと思います。
結果
1戦目:ミニフォルテ 3、イズナ 4、フォルテ 10、自分 11、コイデ 13、ステュアート 24
2戦目:イズナ 2、ミニフォルテ 3、ステュアート 4、コイデ 4、フォルテ 15、自分 38
五本のきゅうり Fünf Gurken
(説明 5分 プレイ時間 10分)
時間調整もかねて五本のきゅうりを遊びました。今回は4ディールで終了です。すでに4個のきゅうりを持っていたのですが、最後に3人が6を出して手番順できゅうりを喰らってしまい敗北です(写真)。
結果:フォルテ 0、ミニフォルテ 0、イズナ 3、ステュアート 3、自分 6(敗北)
マイ ワード My Word!(缶箱版)
(プレイ時間 4ディール25分)
久し振りに遊ぶ「マイワード」です。アルファベット1−2文字が書かれたカードを並べていき、3枚以上でできる単語を見つけたら取るというシンプルなゲームです。持ち運びやすい缶箱ですが、なかなか遊ぶ機会がありませんでした。英語を学んでいるミニフォルテ君やネイティブのステュアートさんを交えて4ディール遊びました(ディーラーはカードを次々にめくっていくだけで得点は得られません)。なおこの版ではスペイン語もできるらしく、英語で遊ぶ場合には"ñ"のカードを抜いて下さいと書いてありました。
2文字のBRやLLなどがなかなか使いどころが難しくて面白いです。慣れてきたら3枚ではなく4枚縛りにすると良いかも知れません。
結果:自分 88、ミニフォルテ 62、ステュアート 50、イズナ 32
指輪物語 ボードゲーム Der Herr der Ringe(カプコン版)
(説明 20分 プレイ時間 各40−75分)
イズナさんと遊んでみたかった「指輪物語」協力ゲームを持ち込みました。指輪とホビットのフィギュアは限定版からの流用です。
1戦目はゲーム慣れしているだろうということで最初から上級のサウロン10で始めたのですが、かなり厳しい展開が続きました。指輪を持っていたメリー(青)をサウロンの矢面に立たせるというミスをしてしまいヘルム峡谷で敗北。
気を取り直して2戦目はサウロン12の中級で遊びました。自分はボルジャー担当だったのですが、シェロブの巣でサウロンに飲み込まれてしまいます。その後も旅の仲間は旅を続けて、モルドールに到着。しかし滅びの山までは逃げ切れずに負けてしまいました。
結果
1戦目(サウロン10):34 敗北(旅の仲間:自分(フロド)、イズナ(サム)、usalapbit(ピピン)、フォルテ(メリー)、ミニフォルテ(ボルジャー))
2戦目(サウロン12):53 敗北(旅の仲間:イズナ(フロド)、フォルテ(サム)、usalapbit(ピピン)、ミニフォルテ(メリー)、自分(ボルジャー))
夢見るドラゴン Dreaming Dragon
(プレイ時間 各5−15分)
シンプリーファンから2011年に出版されたゲームです。ドラゴンの上に乗っているトカゲと黄金の卵の山から、ハサミを使ってうまくトカゲだけを取るのが目的です。
コンポーネントはベースになる大きなドラゴンに29匹のカラフルなトカゲ、そして15個の黄金の卵とハサミが4つです。トカゲはゴムのようなビニールのような素材で、柔軟性があります。卵はプラスチック製です。すべてのトカゲをドラゴンの上に積み重ねて、その上に黄金の卵をばらまいたらゲーム開始です。
手番プレイヤーはハサミを使ってトカゲを1匹だけつかめます。このとき、トカゲや卵がドラゴンから落ちたら直ちに手番終了ですが、もしトカゲを既につかんでいたら、そのトカゲはもらえます。落ちたトカゲは誰のものにもならずにゲームから除外されますが、落ちた卵はペナルティーとして引き取らなければなりません。なお直接つかめるトカゲは1匹ですが、トカゲ同士をうまく絡めれば複数のトカゲが手に入ることもあります。こうしてすべてのトカゲがドラゴンの上から取られたらゲーム終了です。
トカゲは1点、黄金の卵はマイナス1点です。黄金の卵なのにマイナス点というのはなんだか理不尽な気もしますがドラゴンが守っている卵と言うストーリーなのです。またトカゲに色がついていますが、ゲームにはまったく関係ありません。全色を集めるとボーナスなどバリアントでルールを追加しても良いでしょう。またドラゴンは5色(赤黄緑青紫)で紫以外は5匹ずつあり、またハサミは紫以外の4色に対応しているので自分のハサミの色のトカゲは2点になる、触ってはいけない、などといったバリアントも考えられます。
ドラゴンは凹凸があり、トカゲの上に乗っている卵をうまくドラゴンの上に落として転がらないようにするかというのがなかなかスリルがあります。何と言ってもトカゲの材質が素晴らしいです。
今回はまず1回、そしてゲーム会の終わりに2回遊びました。箱が大きめなのでかさばるのが難点ですが、指先のデクスタリティーゲームとしてはなかなか良くできています。
結果
1戦目:イズナ 6、ミニフォルテ 5、フォルテ 5、自分 3、usalapbit 0
2戦目:フォルテ 11、自分 9、たっくん 0
3戦目:たっくん 9、自分 6、フォルテ 4
ピックポケット Pickpocket
(プレイ時間 40分)
「ダブルオアナッシング」のルールを少し変更したゲームです。前回は基本ゲームで遊びましたが、今回は特殊能力を入れてみました。毎回負けているプレイヤーから特殊能力をドラフトしていきます。このゲームは英語ルールがしばらくなかったのでusalapbitさんに教えて頂きましたが、ようやく英語ルールがアップロードされました。ところが肝心の特殊能力に関するルールが抜けていて、またしてもusalapbitさんの力を借りることになりました。
特殊能力は少々分かりづらいものが多いのですが、パスができる、一度失敗しても良い、降りるとボーナスがもらえる、などとあり、なかなか面白いです。
結果:usalapbit 84、自分 62、コクジ 55、フォルテ 32
誰だったでしょう? Wer war's?
(プレイ時間 各35−40分)
音声ゲームシリーズということで、たっくんを誘って「誰だったでしょう?」を遊びました。動物に欲しがっている食べ物を届けてヒントをもらい、指輪を盗んだ犯人を絞っていくというゲームなのですが、手に入る食べ物と動物が欲しがる食べ物がまったくといってよいほど噛み合ず、漸く5時が過ぎてから少しだけ動物からヒントがもらえるようになったというだけで塔にもダンジョンにも入れずに6時の鐘が鳴ってしまいました。最後に1度だけチャンスがあるのですが、6択の中から選んだ1人がなんと正解という気が抜ける終わり方でした。
こんな展開になったことは無い! もっとちゃんとゲームを味わって欲しい! と思い、続けてもう1ゲーム遊びます。今度は前回と裏腹に、次々に動物と話すことができて、塔にもダンジョンにも入れました。自分がダンジョンに閉じ込められるというハプニングもありましたが、最後は2択まで絞り鍵も2つあったので宝箱を空けにいきます。最初に空けた宝箱が正解で、今度はちゃんと満足する終わり方でした。5時の鐘が鳴る前の4時50分で終了です。
結果(プレイヤー:イズナ、たっくん、自分、スズキ)
1戦目(上級):勝利
2戦目(上級):勝利
バズ イット! Buzz It!
与えられたトピックに5秒以内で答えていくゲームです。毎回審判がいて、専用のブザーを持ち、回答者の答えに問題がなければボタンを押します。回答に手間取り5秒を越えてしまうとブザーが鳴って終了。ペナルティーとしてトピックカードを受け取ります。トピックカードを人数の3倍用意して、最も多くのカードを取ってしまったプレイヤーが負けです。
言語依存が心配でしたが、その場でなんとかなりました。みんなあせって突拍子もない答えが出てきて面白かったです。
デッド マンズ トレジャー Dead Man's Treasure
(説明 10分 プレイ時間 各15−20分)
フォルテさんのリクエストで「フリント船長の財宝」のリメイクである「デッドマンズトレジャー」を遊びました。各島で最後のカードだけはクローズな所、そして時計回りと反時計回りに回るフリント船長の亡霊とベンガンなどよくできています。終わらせるタイミングが難しいゲームですが、隠れた要素もあるので読み切れない部分もあります。
久し振りに遊んで楽しめました。シンプルですがやはり良いゲームですね。元の「フリント船長」とはカードなどが少し違うみたいです。
結果
1戦目:たっくん 24、自分 19、フォルテ 11
2戦目:自分 19、たっくん 15、フォルテ 11
最後に「夢見るドラゴン」を2回遊んで終了です(結果は前述の通り)。主催のイズナさん、遊んでくれた皆さん、ありがとうございました。
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