朝から行こうと思っていましたが、寝坊してしまい昼からの参加です。到着したときには「サンドイッチ」が遊ばれていました。いつ見てもこのゲームは美味しそうです。
いただき! Take It!
(プレイ時間 20分)
「イッツマイン」のシュミット版で、カード構成がかなり違います。枚数に応じて得点になるというカードはありません。その代わりにペア用のワイルドカードが多いです。またカードをめくるプレイヤーも競りに参加できます。叩くためのボードが入っておらず、箱を叩くことになっています。さすがにそれでは箱が傷むので代わりにテーブルを叩きました。
何度遊ぶということは書かれていないのですが、今回は3ディール行って総得点を競うという形式にしました。どうしてこのシュミット版は異なる構成なのかは興味を引く所です。
結果:ミニフォルテ 97、フォルテ 87、自分 80
フビを捕まえろ! Schnappt Hubi!
(説明 10分 プレイ時間 各25−30分)
今回の音声ゲームは、たっくん持ち込みの「フビを捕まえろ!」です。お化けのフビが部屋のどこかに隠れていますが、姿は見えません。プレイヤーはうさぎかねずみのコマとなり(4人の場合はうさぎ2とねずみ2)、一定時間内にフビを捕まえるという協力ゲームなのです。
ゲームの最初には部屋と部屋の間がどうなっているのかさえ分かりません。部屋をまたいで動こうとすると、音声が「そこは壁だよ」というように教えてくれます。またうさぎだけ、またはねずみだけが通れる壁があり、これによって異なった2種類の迷路を再現しているのです。
ゲーム開始時にはまだフビは現れず、どこかにある3つの魔法の扉を開けるのがとりあえずの目的です。扉の両側にプレイヤーコマがいる状態で漸く扉を開けることができるので、かなり大変です。
みごと3つの魔法の扉をあけるとフビが現れますが、どこにいるかは分かりません。各部屋には住人がおり、フビについてのヒントを得ることができます。ただしヒントを聞くと、その手番では動けないのであまりヒントを聞くのも効率が良くありません。さらにフビはかなり頻繁に動きます。動くときは縦横斜めに1マスで壁は無視するので、追い込めるのはなかなか大変なのです。そして余り長くかかると時間切れでゲームオーバーです。
難易度によってレベルが3段階あり、今回は一番難しいレベル3を2回遊びました。1戦目はたっくんに教えてもらいながらゲームを理解していき、一時はフビを追い込んだかに思えましたが逃げられて時間切れ。これでは悔しいと臨んだ2戦目では皆んなで常に作戦を話し合いながら進めた結果、みごとにフビを捕らえることができました。よくできた音声のゲームですね。
結果:ツエツキ、ミニフォルテ、たっくん、自分
1戦目(レベル3):敗北
2戦目(レベル3):勝利
ダイアモンド Diamant
(プレイ時間 15分)
ダイアモンドを取るか戻るかのバーストゲーム。遊ぶのはリメイクの「インカの黄金」を含めてもかなり久し振りです。読み合いのゲームですが、それまでに獲得した得点以外は状況が全員同じなので、結局は何人がバッティングするのかということだけに焦点が当てられてしまっています。イズナさんが言うには、1回あたり5点も取れれば満足するべきだそうで、あまり欲張っては駄目みたいですね。つい欲張り過ぎました。
結果:イズナ 33、フォルテ 27、たっくん 20、ツエツキ 17、自分 16、ミニフォルテ 15、usalapbit 15
インフェルノ Inferno
(プレイ時間 7ディール65分)
7人でできるゲームは他に無いかということで、前日遊んだ「インフェルノ」を再び遊びました。今回は7ディールの大勝負です。1ディールにつき10分とかからないので7ディール戦でも1時間強なので、熱く戦えるしおすすめです。ツエツキさんが素晴らしいプレイで1位でした。
結果:ツエツキ 94、usalapbit 100、たっくん 102、自分 118、イズナ 137、フォルテ 148、ミニフォルテ 150
30カラット 30 Carats
(説明 15分 プレイ時間 75分)
エッセン2013で少し遊ばせてもらった以来の「30カラット」です。フランス版でusalapbitさんが持ってきてくれました。テキストはフランス語ですが、それほどプレイアビリティに問題はありません。
各自、自分の衝立の色と同じ色の宝石の価値だけを知っています。他の宝石の価値を推測しつつ、できるだけ高い価値の宝石を獲得するゲームです。全部で3ラウンド行い、各ラウンドでは手番は1度だけです。自分の手番には宝石の提示方法が書かれた手札を1枚出し、まず自分がその条件の中で自由に宝石を提示します。他のプレイヤーはそれを見た上で提示します(カードの指示によって、手番順か同時かのどちらか)。最後に手番プレイヤーは提示された誰かの宝石と交換するのです。
最初は価値がほとんど分からないので、本当に海のものとも山のものともつかないという感じなのですが、ゲーム中に黄金を支払えば他のプレイヤー1人の宝石の価値も知ることができます。しかしながらこの黄金がなかなか手に入りづらくて大変です。価値の範囲は−30から+30まで5刻みの13種でそのうち毎ラウンドに使われなかった1枚が現れます。よって少しは相対的な価値が分かりますがそれでも相手の宝石の価値を推測するのはかなり困難です。例えば自分の宝石がマイナス30だとしてもそれを悟られないようにある程度は自分の宝石を集めるそぶりをしたりしつつ、3ラウンド終了時まではそれらを処理したいというわけです。
宝石の提示方法のカードはすべて異なり、こんなに種類が必要なのかは少々疑問に思いました。ここをもっとすっきりさせれば言語異存も少なくなるし良いのではと思います。
たっくんの宝石がマイナス30だとは分からずに、すっかりだまされてしまいました。自分の宝石は10という価値なので余り高くないと思っていましたが、実は2番目に高い宝石だったのですね(今回は+15、+10、0、−15、−30という構成になっていました)。0点でしたがそれでも2位でした。
結果:たっくん 45、自分 0、フォルテ −95、イズナ −125、usalapbit −310
ぼろ儲けカンパニー Reibach & Co.
(プレイ時間 25分)
最後はアランムーンのカードドラフトの原点と言える「ぼろ儲けカンパニー」です。第1ラウンドから独占を取っていったイズナさんが見事に勝ちました。もう少し少ない人数の方が良いのかも知れません。
結果:イズナ 65、usalapbit 60、たっくん 60、自分 45、フォルテ 32
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