ブルームーン Blue Moon
（プレイ時間 ３５分）
単一種族デッキ総当たり戦の第１０戦で、９戦目のブカ対ヴァルカを担当種族を交換して遊びました。
あらかじめ Valca25 サポート「陽炎」の「あなたは特殊能力テキストのあるキャラクター／ブースターカードはプレイできない」（元はピラーデッキのカード）を出しておき、次の手番で Valca16 キャラクター「エンバー」の「あなたは特殊能力テキストのないキャラクターカードをプレイできない」と Valca19 ブースター「極炎の鎧」のシールドを両方出すという組み合わせが決まりました（写真参照）。リーダーシップでこれらをなんとかする限りはキャラクターカードを出す術がないという必殺技ですがタイミングよくカードが揃わないとなかなかうまくいきません。ブカのデッキではこれに対抗する手段はないと思われます。これで手元が６枚なら言うことはありませんがそれは欲張りというものでしょう。
ブカの使い方が難しいことや船カードがなかなか出なかったことなどもあって２ディールともに４点のサドンデス終了でした。
結果：自分（ヴァルカ） ８（４x＋４x）、キノ*（ブカ） ０（０x＋０x）
リシュリュー Richelieu
（説明 １０分 プレイ時間 各２５−３０分）
「王と枢機卿カードゲーム」のリメイクで２人専用です。あらかじめ並べられた４８枚のカードと８個のトークンを取り合うというランダム配置の完全情報ゲームです。紋章は９種類、シンボルは３種類（剣、塔、十字）あり、カードには紋章とシンボルが１−２個描かれています。またカードは紋章によって９色に色分けされており、紋章の総数（５−１０）が書かれています。目的は紋章やシンボルを効率よく過半数集めることです。
手番には４列の両端から１−２枚のカードを獲得します。２枚取るときは必ず同色のカードでなければなりません。また各プレイヤーは３枚の予約チップを持っており、手番で場のカードにのせて予約ができます。相手がそのカードが欲しければ、予約チップを１枚消費し、さらに既にあったチップは戻されて再利用できるので、なかなか強力です。
こうしてすべてのカードが場からなくなったら終了です。カードとトークンの紋章／シンボルの数を数えて過半数を取っていれば獲得した紋章／シンボルの数が得点となり、もう一方のプレイヤーは０点です。さらに１つも取っていないとマイナス５点となってしまいます。
１戦目は同点でしたが、獲得枚数が少ない方が勝ちというタイブレークで敗北、２戦目はうまく予約チップを残したことが幸いして勝利でした。今回はシンボルの得点方法を間違えてしまった（差分を得点としてしまった）ようなので、次回は正しいルールで遊んでみたいです。
結果
１戦目：キノ ３３（２３枚）、自分 ３３（２５枚）
２戦目：自分 ４３、キノ ２０
アバンデ Abande ＋ 拡張 アバンデ２ Abande 2
（プレイ時間 各３０−３５分）
「アバンデ」には２種類の拡張ボードがセットになった「アバンデ２」があります。ひとつは「スナッブスクエア Snub Square」と呼ばれる正三角形と正方形を組み合わせたもので、もうひとつは正方形で斜めも繋がっていると見なしているものです。
「アバンデ」はそのゲームの性質上、コマのまわりに幾つ置けるかというニム的な要素があるので、ボードを変えただけで結構プレイ感覚が異なります。スナッブスクエアはカイロコリドーの五角形と位相的には双対なだけで同じなのですが、こちらの方がその持ち味が出ています。また、斜めも繋がっているスクエアボードでは、対角線の交点には置けないので繋がり方が予想以上に奇妙でした。通常のアバンデでは周辺が６カ所なのに対し、スナッブスクエアでは５カ所、そしてスクエアでは８カ所とかなり違います。全体のマス目も通常ボードが３７、スナッブスクエアが３６、そしてスクエアが４９と、繋がりやすいボードほど広めに取ってあります。
新しいボードはどちらも面白く「アバンデ」の良さを再認識しました。なおこの拡張はパッド２枚なのでかさばらないし、良いのではないでしょうか。
結果
１戦目（スナッブスクエア）：自分 １５、キノ* ７
２戦目（スクエア）：自分* ２０、キノ １６
フリップ フロップ Flip Flop
（プレイ時間 各２分）
アブストラクトの会の主催者の中島さんがデザインしたミニゲームです。動くたびに飛車（ルーク）から角行（ビショップ）の動きに変化します。コマをその度に裏返すというわけです。目的は相手の敵陣のマスに行けば良いのですが、どうも必勝法があるような気がしてなりません。３x３では少し狭すぎるのかもしれませんね。
結果
１戦目：キノ* 勝利、自分 敗北
２戦目：キノ 勝利、自分* 敗北
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