この日は東京から草場さんが来てくれました。今回は「草場さんが知らない(であろうと思われる)クニツィアの隠れた名作」がテーマです。ランチは「たっぷり野菜のガレット」でした。「指輪物語二つの塔カードゲーム」「クマさんグミナイトライフ」「カテナ」をランチタイムに、そして「セブンスペード」と「カステイェールス」はアミーゴの外のテーブルで遊びました。気候が程よくて外で遊ぶのに最適でした。
指輪物語 二つの塔 カードゲーム Der Herr der Ringe: Die Zwei Türme das Kartenspiel
(説明 10分 プレイ時間 45分)
まずは「二つの塔」です。カードが山札からそのまま場に行かず、一度プレイヤーの手札を経由してから場札になるという流れが面白いですね。「ジャンボグランプリ」式のカードの取り方が痺れます。自分は序盤で点数が取れに6カ所中4カ所のみでした。草場さんが唯一6カ所すべてで得点しており、自分と同点の16点です。タイブレークの指輪によって自分の勝ちとなりました。
草場さんに「これは遊んだことがありますか?」と聞くと「あるようなないような・・・」と言っていたのですが中盤以降には「これは遊んだことあるね。面白いね」と言っていました。残念ながら既に草場さんが知っていたゲームでしたが、楽しめて良かったです。
結果:自分 16、草場 16、琢磨 15、アスミ 14
クマさんグミ ナイトライフ Gelini Nightlife
(説明 5分 プレイ時間 10分)
次に「クマさんグミ」シリーズのひとつで「ツタンカーメン」の変形のようなゲームです。わかりやすく、最多を取るとすぐにすべてのタイルを取って得点とします。今まで4−5人でしか遊んだことがなかったのですが、3人だと少し絡みが薄くて今ひとつ真価が発揮できない淡々とした流れになりました。草場さんがダイスの運もあって圧倒的な勝利です。
結果:草場 27、自分 17、琢磨 16
カテナ Catena
(説明 5分 プレイ時間 5分)
プロリグノからでは完全情報でないという珍しいゲームの「カテナ」です。同時出しですが、1は10に勝つ、0は何度も使える、アスタリスクは後出しができる、など色々と工夫があり、結構考えさせられます。その場にいた女の子が興味を持ったので、彼女も交えて4人で遊びました。全員4点の同点で仲良く終わりました。
結果:全員 4点
セブン スペード Seven Spades
(プレイ時間 15分)
ここからは外のテーブルで遊びました。「セブンスペード」は草場さんが最近色々な所で広めている(と思われる)シンプルなブラフゲームです。本来は2人専用でどちらかが7枚のスペードを獲得するまで行いますが、これをアレンジして3人以上でもできるようにしたものです。13割る人数(端数切り捨て)プラス1枚のスペードを目標にします。2、3、4、5、6人なら、7、5、4、3、3枚、という具合です。
ブラフをコールして失敗するとすぐに失格なのであまりコールしたくありません。さらにある程度は嘘をつかないとスピードで負けてしまいゲームには勝てません。リードしていれば他人のブラフをコールするというリスクは避けたいので、コールせずに自分もある程度は安全に嘘を少なめにしていきます。この辺りの心理戦が、そして誰でもブラフをコールできるところが「チャオチャオ」に非常に似ています。トランプで遊ぶ「チャオチャオ」と言って良いのではないでしょうか。
3人では最初に3勝した人が勝ちだそうです。琢磨さんと自分が2勝した時点では草場さんは0勝だったのですが、一気に追いついて逆転勝利となりました。素晴らしい。
結果:草場 3、琢磨 2、自分 2
カステイェールス Castellers
(説明 5分 プレイ時間 40分)
別名「人間の塔」とも呼ばれる大量の木製のコマを使ったゲームです。ゲーム的にはカードを使っても問題はないのですが、この積み上げるという所がやはりテーマとしては捨てがたいのでしょう。3人だと誰かが3つの塔を完成(最低4人、最低2段)させ、さらにうち1つは8人ならゲーム終了となります。序盤から塔を幾つも建て始めたのですが、それが裏目に出てしまい、青の塔などは落下してひとりもいなくなってしまいました。そんなわけで高さボーナスも幅ボーナスももらえずに最下位でした。
これはこれで良いのですが、将来は「ペンギン」から「ペンギンパーティー」の流れみたいにカードゲーム化されるのでしょうか。
結果:草場 28、琢磨 23、自分 20
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