シネマアミーゴ ゲーム&ランチ 2014.05.12

Lunch20140512.JPGキノさんがアミーゴに遊びにきてくれました。八人麻雀のとき以来です。せっかくなので、キノさんの持ち込んでくれたゲームを3種類遊びました。「アルハンブラ」を元にした「グラナダ」、変わった交渉ゲームの「レスパブリカ」、そして手軽なカードゲームの「グラシアス」で、個人的には「レスパブリカ」以外は初プレイです。この日のランチは「グリルチキンと春野菜のアンチョビソースのガレット」で、付け合わせのスープもおいしく、野菜が新鮮で大満足です。




グラナダ Granada
(説明 25分 プレイ時間 75分)
Granada20140512.JPGまずはディルク・ヘンの「グラナダ」です。「アルハンブラ」のタイルを両面にして得点システムを変更したもので、「ラー」に対する「ラーの神官」みたいな位置づけのゲームです。タイルは片面が奇数、もう片面が偶数で、毎回どちらの面にするかが入れ替わります。価格には非常に幅があり、できることなら安いタイルが欲しいものですが、安いタイルは運河が多くて配置しづらくなっているのが面白い所です。

キノさんは長大な運河で毎回高得点でしたが、マジョリティー争いでうまく絡めませんでした。自分は運河もほどほど、そしてマジョリティー争いもほどほどにして僅差で勝利。「アルハンブラ」システムが初めての琢磨さんも楽しんでもらえたようです。このシリーズ、色々ありますが、やはり最初の「シュティムトゾー」あるいは「アルカポーネ」でもう完成されているんじゃないでしょうか。

結果:自分 102、キノ 98、琢磨 88



レス パブリカ Res Publica (クイーン初版)
(プレイ時間 35−45分)
ResPublica20140512.JPGクニツィアの奇妙な交渉ゲームで、時々遊びたくなるゲームでもあります。クイーンのルールでは交渉に「同じカード」という言い方をしても良いのですね。これは知りませんでした。交渉とはいっても意思表示のためになにかを提示したり、非常に面白いです。喋れることが制限されている中で意思疎通を図ろうとする様はブリッジのビッドなどに通じるものがあるのではないでしょうか。基本的に交渉が成立した方が得なので、常にどこに何のカードがあるかを考えて行くのが大切です。

アミーゴで遊び始めたもののすぐに時間切れとなり、場所を移して2回ほど遊びました。3人でも4人でも楽しめる良いゲームです。

結果
1戦目:自分 37、琢磨 35、キノ 31
2戦目:キノ 27、自分 26、イヅ 23、琢磨 22



グラシアス Gracias
(プレイ時間 55分)
Gracias20140512.JPGアラン・ムーンの手軽なドラフト分配ゲームです。最終的に色別に分けてそれぞれ枚数を5で割った商と余りの和が得点です(例えば7枚なら1+2=3点)。ただし他のプレイヤーと比べて余りが最も多かった色はあまりが0として扱われます。同数の場合該当する全員0です。よって4枚なら0点、9枚なら1点確定となります。

場には表2枚裏1枚の計3枚のセットが人数分並びます。これを順番に1セット取り、3枚のうち1枚を任意のプレイヤーにあげるのです。このとき「グラシアス」と言わなければなりません。「デナーダ」と返してあげましょう。これを人数分3周繰り返して1ラウンド、3ラウンドで総得点を競います。

ムーンらしいちょっとゆるめのほのぼのとしたゲームです。絵が可愛いですね。

結果:イヅ 23、琢磨 21、自分 18、スイ 16、キノ 16

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