オード Ordo
(説明 5分 プレイ時間 各5−10分)
シュテインのちょっと古いアブストラクトゲームです。目的は自分のコマで相手側にたどり着くか相手を分断することです。コマは1つなら後方以外の縦横斜め5方向にいくつでも進めます。2つ以上が縦列になっていればそれらをまとめて横に、横列になっていればまとめて前方に進めます。これによって相手のコマを取れますが、取るときに限り後方にも進めます。
一番の制約は、自分の手番が終わったあとにコマがすべて縦横斜めで繋がっていなければならないということです。相手に分断されたら、自分の手番で再結合ができないと負けとなります。
何ともつかみ所のないゲームで、一度取り始めると取り合いになってしまいました。そしてどちらかが分断を直せずに負けるという感じです。相手の列にたどりついての勝敗は最後の1戦だけでした。相手のコマを1つにしてしまうと負けるので、2つになったらもう取ることはほぼできません。
4回遊びましたが、お互いにまだどうしたらよいのかよくわからない状態です。
結果
1戦目:キノ* 勝利、自分 敗北
2戦目:キノ 勝利、自分* 敗北
3戦目:キノ* 勝利、自分 敗北
4戦目:自分* 勝利、キノ 敗北
ゴネクト Gonnect
(プレイ時間 各15−25分)
その名の通り「碁」+「コネクト」の連結系のゲームです。ルールだけは読んだことがあり、いずれ碁盤を使って遊ぼうと思っていましたが、ネスターゲームズから製品版が出ました。これは13路盤としても使えるので結構良いのではないでしょうか?
プレイヤーは任意の対辺を自分のコマの縦横のつながりで繋げば勝利となります。碁の様に相手のグループを囲めば取れます。面白いのは繋ぐ方向は任意なので、二人が同方向に繋ごうとしてスピード競争になることもあります。碁盤でのコネクションではデッドロック(切り違い)をどう解決するかという問題が常にありますが、「ゴネクト」では相手のコマを碁のように取れるということで解決しようとしていますが、デッドロックのまますべてのコマが生きてしまうこともありそうです。ところがルールでは碁と違ってパスができないので、いずれ二眼あってもそこを埋めていかなければならないのですね。そのあたりは「マーゴ」などとも似ています。
結果
1戦目:自分 勝利、キノ* 敗北
2戦目:キノ 勝利、自分* 敗北
3戦目:自分 勝利、キノ* 敗北
ブルームーン Blue Moon
(プレイ時間 55分)
単一種種族デッキ総当たり戦の第7戦です。今回はピラー対アクアです。
ピラーは蝶とイモムシと薬のデッキ。アクアは洪水と保護、それに捨札を再利用できるという難しいデッキです。特に片方が数値0というカードが多いので、どんどんカードをまわして再利用するというのがアクアの方法だと思います。
今回はこのキーカードである Aqua31 リーダーシップ「投与される不死の水」の「今、私は捨札をすべて山札に戻してシャッフルすることができる。」があまり活躍せず、最初の2ディールでは使われませんでした。ピラーの Pillar13 キャラクター「カルダス・ニックス」の「今、私はあなたの手札から裏向きのままカードを1枚選んで捨てることができる」で捨てさせたりとラッキーと言えばラッキーでした。この「カルダス・ニックス」は元はミミックスデッキに含まれているカードです。
1ディール目はアクアが2点獲得、そして2ディール目は最後までもつれて先に手札が尽きたアクアを制したピラーが1点獲得です。このまま接戦で続くのかと期待しましたが、3ディール目でアクアは「投与される不死の水」を使い、こちらのイモムシ攻撃をものともせずに圧勝でした。
次回は逆の組み合わせです。
結果:キノ(アクア) 6(2+0+4x)、自分*(ピラー) 1(0+1+0)
京都 Kyoto
(プレイ時間 20分)
漸くメビウスで手に入れた「京都」です。クニツィアが去年来日したときのパーティーで披露され、メビウスから日本独占版が出版されました。京都旅行より前から京都のイメージというのは日本庭園だったのでしょうかね。色も鮮やかで、手軽なタイル置きのゲームになっています。
それまでに配置されたタイルの隣りにタイルを置き、色が合っていると、既に置かれたタイルの枚数だけ得点です。置いたタイル自体は得点がないのは「頭脳絶好調」や「トパーズ」と同じですね。またそれぞれのプレイヤーの色は倍の得点になるので、これを巡って相手を防ぐか自分の利益を取るかの選択があります。
2人が結構面白いと思っているのですが、今回は序盤にキノさんに大きく点差をつけられてしまい、これを追う展開となりました。途中で2点差まで迫ったものの、再度引き離されて敗北です。
タイルだけと持ち運びも楽なので、しばらく色々な人数で遊んでみたいです。
結果:キノ 141、自分 134
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